サブやんの気まぐれ調査研究

日本の里山は崩壊します。守るのは私たちです。行政主導の時代は終わり新たな取り組みが求められています。

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 私はよく山間地を歩く。いつも感心するのは、こんな山奥へこんな急傾斜地に、杉や唐松それに桧を植えたものだとつくづく感心する。植えた当時はその木材が活用されることを願い信じていたに違いない。
 ただこの当時に地盤や植林種などの考えは少なかったとも思われる。平地でも傾斜地でも岩盤の上でも沼地でも田畑の後にも植林をした。
 山道や登山道の修復や設置には、現場の木材が使用された。これは木材運搬にも欠かせないもので、木の線路や木の道路の上を木材を運搬した。崩れ地には木を立てかけ荒れを防ぎ、流出地には枝葉を入れ変えながら砂の流出を防止した。沢から木を運びだすのには「馬」が活躍、人間の胴ほどもある太い足で、地面をかきながら人馬一体で進む姿には憧れたものだ。
 当時は山間部には栗の木がたくさん植えられ自生していた。これは大きな利用が待っていた。人間と動物たちとの共有区域ともなり、直木は家の土台に、細いところは小屋や山道の保全に役立った。それは栗の実の食用や木の成分が腐りにくい特徴があるからだ。
 山梨県の住宅の土台はほとんど栗材だった。
 山道のような湿気が多い箇所にはうってつけの木材であった。これは裏話であるが、あまり大量の注文を受けた○○では、一見同じように見える「楢・ナラ」の木を混入させて無事に(?)に収めたという。しかし楢はもっとも腐りやすい木である。救われたのは日本家屋で土台の部分が屋根が深く雨にかかりにくいことだった。

 さて一時期、堰堤工事やダム工事、林道側壁に多量の木材使用があった。もちろん林野庁の方針である。使用してある木材は唐松が圧倒的に多く、皮付き利用、皮むき利用。防腐加工利用。現場唐松利用と多種多様であった。群馬県上野村の災害復旧工事には、大量の加工唐松防御壁材が利用されていた。現在その一部が現場に放置されその面影をとどめている。群馬から長野にぬける林道沿いには永遠と鉄骨H鋼材間に押し込まれた無数の土留め柵が長距離続いている。湿気のある場所では崩壊が進み、外れそうな箇所や、日当たりの良い場所では、設置時期と同様な懈怠を有している箇所もある。
 設置時期は自慢そうにして関係者も今は顔を背けて通過する。それは設置条件や設置空間それに使用木材などの仕様条件が未熟のなかでの事業であったからである。
 緩斜面ならともかく急斜面での利用場所は数年後に崩落する箇所も出てくる。
 これを補修する費用も全国では莫大である。専門的な研究機関を設けず、あっても自慰的機関が多く研究成果が少なく、こうした先人の知恵さえ学べずに、その時ばったりの施策がこうした事態を招く。

 危険崩壊場所も多い、すでに形態抹消して場所もある。各自治体ごとの取り組みも求められる。
 木材はその利用を誤ると今後の活用にも大きな影響が出る。今後の事業は将来を見据えて実施されることを願うだけである。

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初めまして
日本の里山崩壊は悲惨な状態だと思われます
十年近く前台風による大風で 多くの山林が倒れましたが また同じように杉檜のみ植えています 栗樫松の様に根を張るモノは植えたがりません また老齢化を理由に竹林所有者は手入れをしないため 竹が他人の所有する地域にまで増えていますが 行政が間引きしようとすると補償費を請求する有様です 本来少なくとも他人に迷惑をかけない様にすべきものです 所有者の方が手数料を払うべきモノだと思います 山間部の道路上に倒れたモノも彼らは自費では撤去しません 自己責任を果たさず利益だけ追求するのですから 山林も荒れるでしょうね

2008/12/24(水) 午前 9:12 [ テラノ助 ]


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