
この林道開設は、平成元年に工費3714万円で急ピッチ(期間5月間)で行われた工事であった。この道路は途中で中断しているが、開設以来まったく利用されない典型的な山梨県の林道である。この川の砂防工事やダム工事は当時の山梨県林務部が担当している。財源は国庫補助50%・山梨県20%・白州町30%の負担であった。
私はこの林道沿いは岩盤も不規則で、多くは砂地であるので、工事をやめるように訴えたことを覚えている。
この山の周辺は白州町でも樹木がもっとも鹿の被害が多いところでもある。
しかしこの川の上流に行けば、砂地で磨かれ、岩盤の隙間を這って出てくる水は透明で見た目にも美しい。しかし周囲の地形地質は軟弱壊れ易く、崩壊が続いている。
特に沢の深いところでは、著しい崩壊が認められ、砂地上の林道は、上部からの水が底部に侵入して、やがて底を荒い、付近の樹木の根とともに滑落してしまった。
この中断道路の上の山林には、いまでもかっての炭焼き窯もあり、景観も昔の里山森林の景状を残している。
それでは大目沢川の名水をどうぞ!
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