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お尋ねします。
国および山梨県指定文化財の中で天然記念物の扱いについてお尋ねします。
最近とくに赤松の虫害やそれに思しき病気などによって多数の赤松が枯れ死しています。生存中は薬剤投与など重ねて行い、その生命維持にご尽力いただいていることは承知しております。
しかしこうした天然記念物文化財は枯れると文化財指定が解除されます。私はこれについても大きな疑問があります。それは樹木には二面性があり、それは生きているうちの姿を文化財指定となるのですが、枯れて木材となれば今度は生存年数によっては、その固体も貴重な文化財なのです。
私は現在こうした枯れ死した指定記念物の松を木材として保存再文化財として加工保存をしています。これは自発的行為とその所有者の深い愛着と樹木に対する敬愛の念で結ばれた上で実施しています。私も樹木に囲まれて生活している関係上、こうした記念物や長寿の樹木の再生保存は生涯の仕事でもあり、義務とも考えています。
ところが生存中は文化財であっても、いったん枯れて指定解除になれば、個人や所有団体や組織に返されます。
これが非常に困ったことで、ある国指定の松などは、切断された折に行政お手で、虫害拡散予防薬剤薫蒸処理がなされました。本来ならこの松は永遠に触れることはできません。それは薬剤のその後の化学的変化や人体に悪影響を及ぼすと考えれるからです。これも農林水産省のお墨付きの作業です。
これで文化財仕様も林政的処理も官僚です。後は所有者の責任ですが、こうした天然記念物ある場所は寺や神社が多く、建造物やほかの樹木と一体感のなかで長年人々にも親しまれてきて、急に残骸の山を築いて「さようなら」ではあまりに乱雑な処理とはいえないでしょうか。
私の住む北杜市ではこれまで
舞鶴の松
駒の松(横手の一本松)
夫婦松(鶴亀松)
明野の一本松
石尊神社の赤松並木
高龍寺の松
古くでは八幹松
こうしたものは無残な姿でさらされているものもいまだにあります。中には檀家や氏子さんの行為で処理したものもあります。
私は現在、舞鶴の松と駒の松それに石尊神社の赤松を再生保存に勤しんでいますが、その処理には悪戦苦闘しています。
境内や寺の敷地内に、誰も触れれない薬剤処理をして、乱雑に放置する現在の処遇は大きな反省と改良点があります。
とくに最近では「企業の森」とか「教育の森」・「環境の森」・「水源の森」など内容を伴わない事業体のために資金捻出林政が続いています。
最近の山梨の林業などは「山荒し」にも等しいもので、そこからは将来展望などとても見出せません。
こうした長年観光支え、天然記念物として多くのフアンを持った樹木に対する現在の行政は間違っていると思われます。
また過剰な保存事業も行き過ぎや過剰形態変化が伴い、中には保存事業で逆にその樹木の生命が短縮しているものもあります。
山梨県は水と緑が財産です。さの財産を自ら踏みにじる愚かな行為を改める時期に来ていると考えます。ご一考ください。
写真は、あまりに景観と指定記念物として扱いを危惧して、再生保存することで、神社総代や財産管理者の了解のもと運び出し、町内の施設や学校などに机などに加工、寄贈して長年愛用していただく所存です。
勿論一部は所有者のもとにも展示公開します。
なお石尊神社の松並木の赤松は数年で全滅です。白州を代表する記念物がまた消えていきます。
写真中赤松の木口が赤いの薬剤です。これ塗布用ですが、現在白州の水源地森林にも無数の薬剤処理(ビニールで覆われている)があります。この劇薬は蒸発することな地中に浸透していきます。白州の水も心配です。水企業も他人事ではありません。白州には薬剤処理はできません。それは全国の飲料水を支えているからです。
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