サブやんの気まぐれ調査研究

日本の里山は崩壊します。守るのは私たちです。行政主導の時代は終わり新たな取り組みが求められています。

白州を知る資料

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 常日頃、地域産業の振興と「白州」地名のイメージアップにご尽力を賜りまことにありがとうございます。
 さて今回の新水工場建設についておたずねします。
 貴社もご存知のように、白州地内および貴社の付近には糸魚川構造線をはじめ複雑な地盤地層の上にあることはご存知のことと思います。
 貴社は当初はウイスキーの製造に必要なために白州の地下水にご利用いただいたのがはじめであり、地下水そのものを採取製造する行為につきましては、社会情勢の変化による企業変革であり、私たちの及ぶところではありません。
 しかし今回さらに新工場を設立するにあたり、いかに行政とは協定が成立し、許可を受けていても、私たち地域や北杜市民は何も聞いておりません。議会でも地下水のことが問題になり、調査研究のために組織を立ち上げるとのことで、それの経過や結果についても何も報告も進展していない中での、今回の取り決めがなされました。

 白州の地下水取得量はすでに限界を超えていると思われる中での、今回の新水工場建設許可ではありますが、すでに準備工事は早くからなされていたことは周知のことです。

 私たちは現在の取水量でさえ不安を抱えています。それをさらに新たな取水を始める行為は行政とともに地域住民の安全と安心をまったく無視した行為であり、地域として受け入れられるものではないと考えられます。
 今からでも結構です。

 地下水と地震との関係
 複雑な地盤と地層と地下水採取の関係
 地域への説明会および説明文書の作成配布
 問題が起きたときの保障とその内容
 さらなる展開
 
 などなど、貴社も考えれ範囲で、専門的な数字を示して説明してください。

 地震など自然災害は突然やってきます。地域の自然や水それに地域の人々の安心安全な暮らしの上に、企業の発展を目指してください。
 私たち一人ひとりは小さな力しかありません。大企業にとって行政にとって地域の人々の暮らしを無視した取り決めは将来大きな憂いとなるのではないでしょうか。

 ぜひ善処してください。地域とともに活きてください。 

なお、私は個人ですの、この問題で仲間とか組織と団体とか政治団体など一切ありません。これは今後も同じです。田舎の人は口が重く、とくに行政への批判は村八分になる可能性さえあります。しかし不安なのです。

 もちろん、何の学術的調査もない中での、今回の認可は今後の水行政への不安を掻き立てるものでありることは間違いありません。
 (誤字脱字はご容赦ください)


参考に平成8年合併前の白州町議会の水について質疑応答の一部を掲載します。
平成8年白州町議会の質疑応答より

質問
 最近、全国的に地下水資源を活用する企業が増える傾向にあり、地域住民より地下水を保全し後世に伝える住みよい生活環境確保が重要と叫ばれている。

 最近住民の皆さんより、地下水が不足し、水道に影響が出ないか、地盤沈下の心配はないか等の相談を受けているが、白州町地下水保全条例によれぱ、目的として白州町全域地下水採取の適正化を図り、地下水資源を保全し、長く後世に伝えるとあり、また、地下水採取者の責務として、地下水の水源の保全に努めなければならないとある。そこで伺いたい。
 まず第一に、この条例の目的達成のために、町はどのような施策を行っているか。
第二に、地下水採取者の責務を守らせるために、どのような対策をとっているか。第三
に、今後も白州の水を求めて企業が進出してくることが予測されるが、これら新たな企業の進出について町は、地下水保全という立場からどのように考えるか伺いたい。

答え
 水と環境の問題については、担当課長から説明させるが、最後の、今後の水の関連企業については、以前一杜から進出希望があったがお断りしており、今後も水の関連企業については、お断りしていく考えである。

答え2
 本町では、過去、地下水の保護および採取適正化に関する要綱で指導をしてきた。今年三月に、地下水保全条例を制定した。
この条例は、一日五立方以上という非常に厳しい内容である。目標達成のため、量水器を設置させ、申詰時の量との違いはどうか。それから、地下水の観測口を設けさせ、常時地下水位の観測を義務づけている。なお、必要が生じた時には、関係職員を立ち入らせることも規定しており、違反した者に対しては罰則規定も設けている。

質問
 白州町の地下水保全条例等の環境保全の問題だが、確かに条例はできているが、水道への影響はないか。今後、白州町全体の地下水の採取上限は一日何トンまでよいか、月に何トンまでよいか等、専門家の力を借りて、町として作成し、条例に取り入れる必要があると考えるがいかがか。

答え
 二年ほど前、神宮川の流域を大月短大の田中先生に調査して戴いた。
一日当たり一千八百トン以内なら心配ないとの調査結果であった。今後は、一千六百トンに抑えて、地下水採取業者に指導していく。

質問
 白州町は、西目本と東目本を引き裂く活断層・静岡糸魚川構造線の上に位置し、塩尻小淵沢活断層群が走っており、また、阪神大震災の教訓より、目頃の防災に対する知識・
心構えが重要と、言われており、いざというときの心構えと長期的な生活設計に役立つ活断層の位置や危険区域、避難場所を表すリスクマップ、地震被害予想地図を専門家の力を借りて作成すべきと考えるがどうか。
また、公的施設や個人住宅の耐震診断・耐震補強を行い、個人住宅については、助成を行うべきだと考えるが、見解を求める。

答え
 所信表明の中でも申し上げたが、現在、防災マップを作成すべく、専門家の先生と話をしており、このマップの作成についても検討してまいりたいと考えている。
耐震診断については、公的施設は先ほど申し上げたとおり、今年度から順次進めていくことにしているが、個人住宅についての助成は、今のところ考えていない。


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