
サントリー様
山梨県北杜市内にはサントリーを始め、数社が地下水を利用し、全国へ出荷しています。しかし現在その取水量は限界を超えていて、地震やさまざまな災害との関係も取沙汰されています。白州町は合併する前にすで利用企業との取水取り決めや制限を設けて、自分たちのかけがえのない資源財産を守ってきました。
ところが10月下旬に突然新聞発表があり、一部の良識ある人々は驚きました。町民は一部を除いてまったく知らされていなかったのです。北杜市もすでに限界を超えているという中で、突然(一般敵な認識)認可しました。しかしそれがどんな安心安全のものであるか示されない中での許可であり、その内容さえ地元ではいまだに知らない人が多いのが現状です。
いかに大企業であっても、地域への説明や安心安全生活の保障などもまったく示されない中での今回の計画実施はとても地域と自然とともに歩むサントリーのなすべきことではありません。サントリーの天然水商戦に白州町が巻き込まれる必要はありません。
まったく地域を無視した今回の事業は白州町民にとって無謀ともいえる事業です。
貴社は本来水企業で白州に来たのではなかったはずです。企業の方針や戦略が変わることは理解できますが、それには地域の安心と安全の上に成り立つものと思われます。
今事業の地下水に与える影響とか、地震との因果関係など、信頼おける先生による調査を行い、説明会などを開催して報告してください。それは企業責任です。
地域の自然資源を共有する場合にはそれなり、説明が必要と思われます。
また北杜市からも、許可についての調査結果や説明はありません。
ぜひ説明をお願いします。
下の記事は日経新聞の記事です。こうした専門的な新聞はごく少ない人しか読んでいません。私は記事が信じられませんでした。
すでにこの事業に必要なのか、電力増強工事も行われています。新聞発表ではななく、地域への説明が先決ではないでしょうか。
参考資料
サントリー白州 ミネラル水の新工場(日本経済新聞 2008・10・21)
10年稼動 生産能力75%アップ
サントリーは山梨県北杜市の自州蒸溜所・天然水白州工場の敷地内に、ミネラルウオーターの新工場を建設する。約130億円を投じ、年閻2500万ケース(二リットル入り6本
換算)の製造拠点を設ける。自州地域での生産能力を現在に比べ75%増やす何生産能力の限界にある既存工揚を補い、製造拠点の拡充で需要拡大に対応する。
工場の建設・運営に当たる新会杜、サントリー天然水南アルプス(東京・港、喜田哲永社長)を一日に設立した。資本金は1億円で、全額をサントリーが出資した。
新工場は製造棟(敷地面積1万平方桝、延べ床面積14000干平方メートル)と倉庫棟(同11500平方メートル、同29000平方メートル)を備える。12月に着工し、2010年春の稼働を目指す。従業員は60人を予定し、半数を新規採用する。
サントリー天然水の工揚は山梨、熊本、鳥取の3県に1カ所ずつある。
〇7年の販売量3570万ケースのうち、9割超の3300万ケースを現在の白州工場で製造する。
清涼飲料水の国内市場が伸び悩むなか、ミネラルウオーターは好調を保つ。天然水もO8年の販売量を前年比23%増と見込むなど、需要は伸びている。このため工場を新設し、製造能力を急拡大させる必要があると判断した。
参考資料
サントリー天然水増産(読売新聞 2008・10・24)
サントリーは、北杜市白、州町烏原の「天然水白州工場」などが立つ所有地内に一ミネラルウオーターの製造工場を新設する。北杜市産の天然水を使用して生産している「サントリー天然氷」の売れ行きが好調なため、増産に乗り出す。
同社によると、新工場は建築面積約2万1500平方メートルで、生産能力は年間2500万ケース(1ケース・12リットル)。同社子会社「サントリー天然水南アルプス」の白州工場として、今
年12月に着工。2010年春の稼動を目指す。天然水白州工場と合わせ、年間5000万ケースの生産が可能となる。同社広報部は「最新鋭の設備と技術を使った工場を建設し、より良い製品作りと自然との共生を目指したい」と話している。
これは白州の地下水量(推定取水可能量)をはるかにこえるものと考えられます。
ご配慮ください。
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