
<富士の人穴に見る>
関連サイト
○http://search.yahoo.co.jp/search?p=%C9%D9%BB%CE%BB%B3%A1%A1%BF%CD%B7%EA&ei=euc-jp&fr=usf&x=36&y=17
正直に言うと、こうした取り残された観光地や文化資源は山梨県でも多く見られる。パンフレットでは立派でも、観光地や文化財保護などがそれぞれの考えや取り組みでダメージが大きく圧し掛かり、形態や歴史認識さえ崩壊してものが多い。
二度目の名目変更による富士山世界遺産登録など、行政や観光それに一部報道機関の言葉が悪ければ、馬鹿騒ぎだけが目に付くもので、地域や対象地域も冷め切っている。また候補資産目録の作成も身延山まで入れる粗末ぶりである。身延山などは単独世界遺産登録が可能ではないか。富士山でも付帯物はいらず、富士山単独で良い。そこへ観光を第一義にする行政は店先にカビの生えそうな物件を並べた。しかし数ある浅間神社でさえ、その風致や交通やトイレなど満足ではないものが多い。たとえば富士北口浅間神社の入り口や河口浅間にしても荒廃が目立ち入りにくく、しかも案内もなく、ツアー刊行者が右往左往するだけで、金など落とさないし、地域の取り組みも冷め切っている。入り口に林立する富士講各開祖などの石碑など誰も見ないで排気ガスを浴びている。
この人穴は富士山信仰のある面では、信仰面や富士山講の総元締めとして本来なら隆盛を極め、観光客も殺到してよい歴史的に貴重な史跡である。言い換えればこの「人穴」こそが世界遺産候補の筆頭にもなるもので、江戸八百八町にいきわたっていた富士講の元祖角行の聖地でもある。
報道の行き過ぎも目立ち、富士山を美化するあまりに、逆に民間が離れてしまった。現実を直視できない報道などありえない、ただ救われるのは静岡新聞の出した「富士山は生きている」は富士山の問題点や世界遺産登録までの道程が多数収録されていて感銘した。こうした取り組みは山梨県ではタブーであり、行政も逃げまくる。それは自ら犯している行為の肯定ができないからで、スバルライン経営にも影響することである。富士山森林など林野庁や山梨県によっていずれ深刻な状況が世に知れ渡ることになる。恥ずかしい限りである。
行政も富士山に語りかけてみればわかる。富士山の憂い、呻き、嘆き、訴えが聞こえてくるはずである。富士山を観光の愚にする企業も情けない。最近の山梨県側の富士山周辺は宇宙空間のような環境になって富士山も迷惑そうである。富士山は日本一の文化遺産であることは万人が認めることで、だからこそ富士山に向かう人々も自然体が求められる。
3時間「人穴」の周囲を見学していたが、誰も訪れなかった、村山浅間も同様で、すっかり人の意識から消失してしまったのであろうか。寂しい限りである。
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前略 JANJAN市民記者の大塩です。東京では世界遺産への運動の実態が解らなかったのですが、貴方の記事を読んで想像したとおりのことが起きていたんだと納得しました。今後とも警鐘を鳴らす記事を読ませてくださるよう、お願い申し上げます。
なお、お気に入り登録をしておきました。早々
2009/2/8(日) 午後 0:24 [ 大塩高志 ]
前略 市民記者の大塩です。お気に入り登録、感謝いたします。富士山資料室を中心に貴方のブログを遡って読んでみるので、宜しくお願い致します。草々
2009/2/9(月) 午後 9:29 [ 大塩高志 ]
富士山は誰が何と言おうと自然遺産である、もちろん文化遺産を付加して複合遺産にすることに反対はしないが。富士山という遺産の範囲を見て欲しい、野放しの私有地、自衛隊演習場、サーキット、サファリ・・・・遺産の「完全性」から見るとそこまでは完全に範囲に入る。自然遺産の自然という意味は、そこにある石ころを拾っても自然を犯したという意味であり、厳しいものだ。そんなモラルを今の住民も観光客も持ち得ないだろう。経済的に無価値なものが自然という話もある。100年後の日本風景つくりのためにもっと健全な日本人はいないのか、おそらく富士は不法投棄の山に成り下がっているだろう。
2009/2/18(水) 午後 10:17 [ kukai ]
適切なご意見をありがとうございます。これからもよろしくお願いします。
2009/2/19(木) 午前 7:14 [ 私は言いたい ]