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林業ハンドブック
監修 林野庁
発行 社団法人 全国林業改良普及協会
<図版>
「赤松虫害対処薬剤」について取上げて見たい。私には農薬の知識はないので、詳細はその道の人に任せることにして、私はこの薬剤が処理後放置後周囲や地下浸透による汚染にどのような影響ができるのか不安が募る。これは日本列島各地で展開され、指導機関である林野庁も承認している薬剤処理である。しかし山梨県ではすでに富士山周辺や昇仙峡を始めその処理残材の多くは観光山梨、水と緑の山梨にとって好ましいことではない。見た目も覆っていたビニールが散乱し処理木材の下を湧水が流れるの見るときゾッとする。これは年々拡大してその中には崩落危険になっている場所もある。またその周囲は粗大ゴミの捨て場にもなり、今後改修美化するのにも予算担当部署なので長引き取り組まれないことが考えられる。本来なら地域住民も立ち上がるべきであるが、現場に行けばわかるように素人では手がつかない。また移動することも処理することもできない厄介物であり、永久に放置されることも考えられ、林野庁などは現在も推進していりのであるから、今後もその処理数は拡大の一途を辿ることになる。こうした処理も場所を限定して、持ち込み適切な処理も考えられるが、予算や考えが資源としてみていないので行き詰る。しかしそれなりの施設をつくり処理すれば、山地の汚染は防げる。
もし万が一この薬剤によって人体への影響が出たら誰が責任を取るのであろうか。私はそうしたことにならないことを祈るのみである。最近ではその処理も適当になって指導基準を満たしていない場所もある。「危険」に対する注意書きなども乱雑である。
私は提案した、現在この処理に関係なく赤松虫害は増加している。対処のひとつに皆伐採樹種転換などの事業もあるが、それさえ一時期の処理法であり、未来永劫赤松の隆盛は続き、従ってマツノマダラカミキリムシの媒体するマツノザイセンチュウの拡大も止むことはない。言葉を荒くすれば、無駄な予算執行で無駄な事業展開ともいえる。最近では山梨で大量に伐採され県外に持ち出されている中にもたまに虫害赤松を目にする。
また処理していない部位に赤松の根の部分があり、ここへの虫の侵入多く見られ、根からの継続発生は無処理であるし、予算もなく、今後の大きな課題である。根本的な対処を考えないと、やがて飲料水にも薬剤が流れ込むことも考えられる。
また観光地での山積みは多くの美的障害にもなり、ぜひ予算を拡大して、持ち出し焼却処理などを考える時期に来ている。
参考資料
http://blogs.yahoo.co.jp/satoyama64/8054628.html
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