サブやんの気まぐれ調査研究

日本の里山は崩壊します。守るのは私たちです。行政主導の時代は終わり新たな取り組みが求められています。

里山森林の破壊と崩壊

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 ひところ日本全国を襲った外材ブームと大量の丸太小屋(ログハウス)の襲来は終息した感もある。あのくらい木材を無駄遣いする工法もないが、当時は飛ぶ鳥を落とす勢いで、私たち地域の木材業者はその数と太さそれに使用勝手に驚きながら見ていた。しかし私も雑誌や同胞のために立ち上がり、日本木材のログハウス活用策を考えて先進地行脚を繰り返した。中には林業作業小屋を外材(米松)でつくった地域もある。
 そうした中で林政は日本木材の利用活用を建築需要が見込めない中で率先して林地や山地の道路側壁や崩落地の土留め中には河川ダムへの使用多用。しかしその使用にあたっての知識やとくに木材の「腐る」という本質的な問題などに触れずに、どこでも使用され、その時点ではある面では画期的なこととして取上げない中で、その後も簡単な考えで使用され続けてきた。その使用木材が寿命や設置条件が異なる中で基本的耐用年数や腐食に対する対応の甘さが現在深刻な現象ができてきている。これは今後膨大な予算を持って補修・改修しないとならない問題であり、実習と復習を持たない林政の欠点をも曝け出す結果となっている。
 その時々の思いつきのような施策の連続で、その事業の成果や予測力量の不足は最近特に目立ってきて、林野庁が動くたびに日本林政は歪められる結果を招いている。俣独自予算が少ない自治体ではこうした予算を好んで使い、その結果補修は自己財源、しかしそれがないから放置し、そして林道閉鎖の悪循環を辿ることもある。
 今回取上げた道路側壁木製土砂崩れ留めは設置後10年くらいか確認していないが、その状況は芳しくない。

 この設置場所は道路の日影部分で斜面を下る水もあり、設置条件は最悪の場所である。こうした環境では、
1)斜面と設置木材の隙間を設けるか、木材裏面の流水環境を整える。
2)空気の流通を良くする
3)取替えが可能な工法を用いる。
4)こうした箇所は石垣を用いる。

 で、最良な方策は木材は使用しないで古来からの石垣利用である。したがって今後は歴史を持たない安易な背策はしないことが懸命策といえる。

 末尾の写真は観光地で使えなくなった間伐材使用階段です。現在利用者は横の土斜面を利用しています。
 


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