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●日本の森林資源 樹種および林型(『林業概論』 島田錦蔵氏著 昭和32年)
わが国は地形南北に長く,気候の変化に富むから,生育樹種は極めて多い。そのうちで経済的に重要な樹種をあげると次の如くである。
内地府県
針葉樹 スギ,ヒノキ,アカマツ,クワマツ,カラマツ,サワラ,ヒバ,モミ,ツガ
広葉樹 カシ,シイ,クヌギ,ナラ,ブナ,ケ、ヤキ,トナ
北海道
針葉樹 トドマツ,エゾマツ
広葉樹 ナラ,ヤナ〆モ;カツラ,セン,イダヤカエデ
生産林地2,200方町歩のうち,人工造林地は500万町歩(生産林地の23%)と推定され、その他の広汎な面積は原生林の施業地帯かまたは矮林作業による天然造林地である。
林型別にみると,三分の二は喬林地軌三分の一は矮林地帯である。喬林の多い地方は,北海道・青森・岩手・秋田・福島・長野・岐阜・広島などの諸県であって,奥地森林資源の豊富な地域を含む地帯である。木曽・秋田・青森などの国有林の美林はこのうちに含まれる。
倭林地帯の広いのは,岩手・福島・新渇・長野・岐阜・兵庫・島根・高知の諸県であって,公有または私有の里山薪炭林が漆林作業の取扱をうけている地方である。
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