サブやんの気まぐれ調査研究

日本の里山は崩壊します。守るのは私たちです。行政主導の時代は終わり新たな取り組みが求められています。

林業学習資料

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●日本の森林資源 蓄積(『林業概論』 島田錦蔵氏著 昭和32年)

 推定61億石の森林蓄積があり,針葉樹・広葉樹別にみるとほほ両者半ばしている。地域別にみると30%北海道にあり,70%が内地府県にあるものと見られる。1町歩当りの蓄積は北海道が高い。
 所有種別による1町歩当り蓄積量は,国有林が高く,私有林が低位である。これは私有林の広葉樹林は多くは里山矮林であって短伐期作業がおこなわれるのと,針葉樹林はスギかマツの未熟林分が多く含まれる点において国有林の奥地原始林や高伐期針葉樹林と対照的な関係にあることに原因すると考えられる。
 蓄積61億石のうちで利用対象となるものは3分の2であつて,残余は奥地未開発林かあるいは利用対象にならぬ高山矮小林木である。
 成長量に関しては国有林は奥地原始林などを含む関係上,1町歩当りの蓄積量は大であるが,その成長率は低いものと考えられて2%以下、民有林は1町歩当りの蓄積量は小であるが,成長率は前者より高くて4%ぐらいと見込まれる。前者は5,100万石,後者は1億2,000万石,併せて1億7,000万石程度と見られる。しかしながら,この成長量は全部が利用の対象と考えられるのではない。奥地未開発林の分を少からず含んでいることを想起しなければならないのである。


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