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地下水と地盤沈下
地下水 ㈱循環資源研究所 寄本勝美氏編集 村田徳治氏著 ぎょうせい(一部加筆)
はじめに
地下水は、年間を通じて水温の変化が小さいため、夏冷たく、冬暖かく感じられ、そのまま飲むことができる良質な水として、上水道が普及する以前は生活用水の主流を占めていた。温度が低いということで、地下水は冷却水として現在でも工業で大量に使用され、これが地盤沈下の原因になっている。また、冬期には外気温より暖かいということで、新幹線や道路の融雪にも使われている。
高度経済成長期に、用本多使用型の産業は、水利権もなく、安価に良質の水が得られる地下水を、無秩序に多量に揚水した結果、地盤沈下や地下水の塩水化を引き起こした。
地下水の人為的汚染は、古くから各地で起きていたものと予想されるが、汚染が比較的小地域に留まっていたため、大きな社仝問題になることはなかった。昔は病原菌やウィルスに汚染された地下水を飲んで、伝染病に感染するというのがその主たるものであり、化学物質等による汚染で人体被害を生じたのは、近代工業が発達してからのことである。
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白州の天然水と地下水
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