
この赤松並木は山梨県でも有数というよりここしか存在しない赤松並木である。その勇壮で気高い雰囲気さえ醸し出している。往復すれば人間はたちまちリフレッシュできる。病める体も完治する(??)
赤松の効用は過去からさまざまな文献で紹介されているが、根から葉までさまざまな活用例が時代を感じさせる。奈良平安時代に周囲の赤松は鋳造や刃物鍛錬の墨として大いに活用された。したがって里山の赤松は切り払われてしまった。城と松も様になる。松をセットすれば城も神秘さを増すものだ。かっては甲府城の周囲にもあった。名勝地には必ず赤松林があり、多くの人々を癒してきた。現在でも釜無川流域の土手の松群(20本くらい)市川のある神社境内の赤松群(だいぶ虫害に冒されている)石森山の赤松林などがあるが、中でもこの白州石尊神社の参道脇の赤松並木は傑出している。この周辺から白須地名の砂地には多くの赤松があり、名松林として全国にも名を馳せていた。戦後の復興に周囲の森は切り尽くされてしまった。その中でいき続けてきた末孫がこの並木松である。
階段を上れば「男性シンボル」をあがめる神殿がある(どこにあるのかな)この拝殿の天井画がこれまたすばらしい。(別記)階段を下りるときには勇気と根性と体力と平均感覚がいる。転落しないように気をつけてください。
昨年には6本の赤松が枯れ始めていることを確認した。虫害ならば補助金がでるが葉枯れなら補助金は出ない。この樹木をもし撤去するとすれば数百万円かかるかも知れない。
観光箇所を商品列挙する現在の安易な観光からこうした樹木の保全や育成は見えてこない。
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