
それは突然現れた。地下(河床の)から忽然と現れた「白州ミニグランドキャニオン」は、空前の観光ブームを引き起こした。無理もない、そこにはこれまで人々の見たこともない日本の毒にもない。異様ともいえる風景の出現であった。観光バスが訪れる。農地が臨時駐車場に変わり、先日までの長野県りんごが「キャニオンりんご」として売られる。空にはヘリコプターが乱舞した。
このキャニオンは、花崗岩の両岸から小学生が転落して、当時の建設省は見学の閉鎖と掘削された河床を埋め戻し、以来人の訪れることは無い。
しかしそこに現れた風景は今でも脳裏を去らない。私も連日訪れ写真にしたり、現れた遺物の検証をした。
その中で焼けた痕跡のある「木の遺物」を発見、当時の教育長の宮沢先生に保存を相談した結果「文化財」に指定され、現存している。
この河床から現れた木の化石は多く、その後も下流の川岸あたりに産卵していた。鰍沢町の川原で見たこともある。
その様子をまとめたのが写真があるので紹介したい。
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