<韓国はものづくりのふるさと>
私は低迷していた木材流通と、日本の樹木活用に疑問を持ち、当時の納入会社が韓国で冷蔵用パネルを製作する工場を造るという話を聞いて、韓国に連れて行ってもらった。韓国といえば、北杜市いや山梨県いや日本を代表する、淺川巧翁の活躍した場所でもある。
浅川氏のことは別項として、闇雲に行きたかった。零細企業のために、渡航費も無い。そこで完全節制と節約をした。タバコも酒も交際も最小限にして出かけた。
まず訪れたのは2万坪の敷地の中に広がる日本古来の山村風景と生産現場が息づいていた。私は動向の諸氏に理解を求め、他の観光をやめて、ここに2日間釘付けとなった。
建築技術。生産技術。どれをとっても私が求めていたすべてがそこにあった。
<韓国民族村サイト>
●http://search.yahoo.co.jp/search?fr=slv1-tbtop&p=%b4%da%b9%f1%a1%a1%cc%b1%c2%b2%c2%bc
数年、資金を蓄えて韓国への生活が続いた。その中で私は、日本建築と日本工芸と韓国のそれの違いを発見した。
○ 日本は「良い建築に良い木材を探した
○ 韓国は「粗末な材料でも最大限活かした」
この違いが、私を勇気付けた。
今でも良材が優秀な建築を生むという過信がある。
材料は何であっても、技術と工夫で美しい建徳美術を生み出す。
それが韓国である。
<以下次号で>
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