サブやんの気まぐれ調査研究

日本の里山は崩壊します。守るのは私たちです。行政主導の時代は終わり新たな取り組みが求められています。

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平成8年白州町議会の質疑応答より

質問
 最近、全国的に地下水資源を活用する企業が増える傾向にあり、地域住民より地下水を保全し後世に伝える住みよい生活環境確保が重要と叫ばれている。

 最近住民の皆さんより、地下水が不足し、水道に影響が出ないか、地盤沈下の心配はないか等の相談を受けているが、白州町地下水保全条例によれぱ、目的として白州町全域地下水採取の適正化を図り、地下水資源を保全し、長く後世に伝えるとあり、また、地下水採取者の責務として、地下水の水源の保全に努めなければならないとある。そこで伺いたい。
 まず第一に、この条例の目的達成のために、町はどのような施策を行っているか。
 第二に、地下水採取者の責務を守らせるために、どのような対策をとっているか。第三
に、今後も白州の水を求めて企業が進出してくることが予測されるが、これら新たな企業の進出について町は、地下水保全という立場からどのように考えるか伺いたい。

答え

 水と環境の問題については、担当課長から説明させるが、最後の、今後の水の関連企業については、以前一杜から進出希望があったがお断りしており、今後も水の関連企業については、お断りしていく考えである。

答え2

 本町では、過去、地下水の保護および採取適正化に関する要綱で指導をしてきた。今年三月に、地下水保全条例を制定した。
この条例は、一日五立方以上という非常に厳しい内容である。目標達成のため、量水器を設置させ、申詰時の量との違いはどうか。それから、地下水の観測口を設けさせ、常時地下水位の観測を義務づけている。なお、必要が生じた時には、関係職員を立ち入らせることも規定しており、違反した者に対しては罰則規定も設けている。

質問

 白州町の地下水保全条例等の環境保全の問題だが、確かに条例はできているが、水道への影響はないか。今後、白州町全体の地下水の採取上限は一目何ℓまでよいか、月に何トンまでよいか等、専門家の力を借りて、町として作成し、条例に取り入れる必要があると考
えるがいかがか。

答え

 二年ほど前、神宮川の流域を大月短大の田中先生に調査して戴いた。
一日当たり一千八百トン以内なら心配ないとの、調査結果であった。今後は、一千六百トンに抑えて、地下水採取業者に指導していく。

質問

 白州町は、西目本と・東目本を引き裂く活断層・静岡糸魚川構造線の上に位置し、塩尻小淵沢活断層群が走っており、また、阪神大震災の教訓より、目頃の防災に対する知識・
心構えが重要と、言われており、いざというときの心構えと長期的な生活設計に役立つ活断層の位置や危険区域、避難場所を表すリスクマップ、地震被害予想地図を専門家の力を借りて作成すべきと考えるがどうか。
また、公的施設や個人住宅の耐震診断・耐震補強を行い、個人住宅については、助成を行うべきだと考えるが、見解を求める。

答え

 所信表明の中でも申し上げたが、現在、防災マップを作成すべく、専門家の先生と話をしており、このマップの作成についても検討してまいりたいと考えている。
耐震診断については、公的施設は先ほど申し上げたとおり、今年度から順次進めていくことにしているが、個人住宅についての助成は、今のところ考えていない。

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 山梨県の道路や林道を走っていると、一時期流行して林野庁も率先垂範してこの事業の啓蒙普及した。山梨県でも至る所で目に付く。工法も仕様もさまざまであり、苦労がしのばれる。それは事業が先で、肝心な使用木材や仕様についての実験や実践の積み重ねが浅い中での事業である。まったく意味のないダムの一面に間伐材をを貼り付けたり、危険な場所でも事業が展開した。木材が屋外では腐ることなど私が説明するほどのこともないくらい周知の事実である。ましてや間伐材をそのまま使用するなど数年で腐食することも業界関係者で知らない人はいない。ところが補助事業となると、こうした知識も認識も忘れて事業に参加することになる。
 現在はすでに腐食したり崩れたりしていり場所もできているが、この補修事業も取替えを予定していなっかたから困難と多額な経費を必要とする。
 私はこの時期に虫害赤松から木酢液(もくさくえき)を抽出して、さらに虫害赤松に浸透させ、虫害赤松でも再利用できるように研究開発をしていた時期である。
 確かに優秀な企業では最良の部不木材が作られている。私も見学にいったが、山梨県の間伐材や虫害赤松に無理があり、手短にできる工法を開発した。
 私の中では画期的な開発であり、成果もあがった。そうした時期である。大量の事業があったのは。
 この土留めに類似する工法には、あらゆる点で工夫がいる。
1)使用木材
2)防腐効果
3)防湿効果
4)矩面の傾斜角度
5)矩面の土質
6)矩面の湿度
8)矩面の水流
9)取り付け金具
10)木材の組み方と矩面の角度
11)設置後の木材乾燥
12)流露の確保
13)メンテナンス

 などが考えれる。
 こうしたことが全部できても、永年保持できないのが木材なのである。それが木材の宿命でもある。しかし技術革新は急速に進み、木材と科学的な高度組み合わせにより、多品目が生まれている。しかし高価でもありなかなか使用できない一面もある。

 さらに補強面からか、連続しているので取替えの場合はそっくり交換しなくてはならない。これは新規事業より厄介である。 しかし放置するわけにはいかないことである。
 土留め木材使用箇所を見れば日当たりのよい場所と日陰の場所での差は一目瞭然である。しかし現在もこうした木製品の屋外使用は発注先の不勉強も伴って、少しも改良されていない。
 ある施設など、多くの人々が登る制限もないまま、単なる未処理杉材で組まれている。数年経てばどうなるのであろうか。全くの無考慮の事業である。

 今後も景観上やいろいろな条件で木材の多用は進むと思われるが、関係者は総合的に研究して完全な木材ができることを期待したい。
 また無謀な木材使用は、逆に今後の販路を狭められることになる。

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