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明野処分場問題 満杯になるまで117年 搬入少ない明野処分場(「山梨日日新聞」2009・11・19)
山梨県知事や県環境整備事業団の釈明や説明は真剣さに欠けている。事業展開が好転しないといずれ税金が投入されることになる。
これは単に期間を延長すれば解決する問題ではない。今後こうした事業への県民の見方は厳しくなり、類似施設建設は不可能になる。またたとえ期間延長が決まっても、山梨県や北杜市はこれまで反対住民との話し合いや訴えを無視してきた。こうした姿勢は今後の運営にも大きく影響する。
結局は先行きは闇の中と言わざるを得ない。
この件については報道も連日取り上げている。私は明野町の休息の変化にはいつも戸惑う。全国に類を見ない大型田畑改良事業、大規模皆伐採植林事業など、明野の農村山村風景を一変している。
確かに「向日葵や大根」は新たな産業観光として脚光を浴びているが、余りの変化には驚く。遠くから明野町を見ると赤茶けた場所が広がる。そして処分場周囲の山林も荒れている。山梨県の中でも有数な赤松林は急速に虫害枯れが蔓延している。これは皆伐採事業も大きく影響している。
北杜市も山梨県側に立つのではなく、今回は地域のために地域住民のためにどう対処するか注目されることでる。また何の機能もしない県環境整備事業団は仕分作業によれば必要は認められなく、山梨県にもそんな余裕は無いはずである。
〔新聞記事〕
満杯になるまで117年? 廃棄物の搬入量が低迷する北杜市明野町の廃棄物最終処分場「県環
境整備センター」の操業約半年の搬入量が977トンにとどまっていることがが、18日分かった。現状のぺースで搬入が続いたと仮定すると、1年間で1954トン。容量23万トンを達成するには受け入れ計画(5・5年)の20倍以上という長い期間が必要となる。
県環境整備事業団などによると、10月の搬入量は276トンで、操業後ーカ月当たりで最多となった。前月に比べて112トン(68・3%)増加し、これまで月間搬入量が最も多かった7月(203トン)も73トン上回った。
同事業団は「営業活動を繰り返し、徐々に新規業者の持ち込みが増えた」としている。
一方、5月の操業からの搬入総量は、同事業団が収支計画に掲げた年間目標(約3万6千トン)の
わずか2・7%。センターの収支計画を検証している同事業団経営審査委員会のこれまでの会議では、委員から「現状の実績では満杯になるまで100年くらいかかるのではないか」との指摘が出ていた。
同委員会は19日、収支計画の見直しと、大幅な赤字収支となる試算結果を盛り込んだ報告を同事業団に提出する予定。同事業団は「報告書に基づいた改善策をとっていく」としている。
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