サブやんの気まぐれ調査研究

日本の里山は崩壊します。守るのは私たちです。行政主導の時代は終わり新たな取り組みが求められています。

里山森林の破壊と崩壊

[ リスト | 詳細 ]

記事検索
検索

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

 明野処分場の動向が今日の山梨日日新聞の一面に報道されているが、私にはこれより心配なことが明野町にはたくさんある。小笠原地域に造成された企業の森や慣行教育の森などの画一的な整備事業は、まったく意味の無いもので、表土を剥いで桧を植林しかも表土形成の無い中での植林方法などありえない。元来この地域の地下には伏流水や地下水があり、しかも細かい水流があり、完全の水処理が必要な地域であり、繊細な計画立案実行作業案が求められるもので、今回のような事業はやらないほうが増しである。こういう杜撰な事業はその土地の崩壊を進めることにもなる。
 環境教育の森など、どこを押してもそうした内容は見えず、数年後には収集のつかない林地になることは否めない。
 明野町は住居周囲の田畑は作り変え、林地は皆伐採して桧や楢の植林など一気に作り替えていて、その形状変更は激しいもので、遠くから見れば山肌が茶褐色になっていて、山が捲れているようにも見える。そしてまだまだ改変が進んでいる。そうした環境の中での処分場である。まるで砂漠の中の処分場である。少し韮崎方面に下ると、今度は丸裸で大雨が振ると土色の水がどこかしこ流れる。下には集落もある。
 そして最大のものは、こうしたさまざまな作業から出た処分できない樹木の根や農業資材が山と積まれた農林産業廃棄物の存在である。これは数年の蓄積で、年々月々増加している。すでに二酸化炭素も放出している。処分場が完成したら、まずこの大型粗大ゴミを処理することを提案したい。
 私はなぜか明野町の人と談話が進まない。対象の人々が処分場に賛成か反対かがわからないからで、明野町を二分してしまった行政の責任は重い。これなど早くから指定管理制度を導入して、民間に委ねることも考えられる。
 

イメージ 1 イメージ 2 イメージ 3 イメージ 4 イメージ 5 イメージ 6 イメージ 7 イメージ 8

イメージ 8

 今日の新聞を見ると、昇仙峡の景観上から雑木の伐採許可が環境省から出て、それである箇所の景観がよくなり、観光客の増大にもつながる旨の新聞記事が出たが、現在の昇仙峡はそんな生易しい状況ではない。おそらく数年以内にには崖や砂礫地帯の枯れた虫害赤松の崩落が始まる。これは雑木の処理などと違って、岩盤に軋みこんだ根をはがすと岩盤自体の崩落にもつながる問題である。しかしこうした重大問題を誰も直視しない。というより避けている。昇仙峡も奥に入ると集落や森林の荒廃が目立ち、それを切捨て間伐で「ゴミ木材」多出している。そこにはゴミを捨てる人が多くあり、一大ゴミ捨て場になっていることもある。過日報道された身延町の土砂崩れの上方の道路周囲など全くのゴミ道路で、その集積は半端ではない。
 昇仙峡も千代田湖周辺の虫害赤松数は多くあり、薬剤処理されている。これも積年であり、放置(山梨県全体)状況とその数の多さには驚く。
 昇仙峡の道路は整備され、通行料も多いがその道路をよく見ると、そこには倒木寸前の虫害赤松や、蔓害枯れ死樹木が牙を剥いている。しかし本当に改善するのはその処理材である。山地に隙間や谷間に積み込まれた量の多さは、もう撤去できない(費用的)状況である。
 この処理については、大きな危険があるのに、林野庁や山梨県は実施をやめない。この処理剤は、ビニールで虫害赤松を覆い、中に薬剤を噴霧して薫して虫を殺す方法で、その薬剤はその土壌に浸透する。そして数日間放置してやがて一部ビニールを破りて気化状態に置いて、その後そこに放置する。この作業は重労働であり、しかも危険であり、薬剤に触れると爛れなどができて直りにくいとの作業員の話もある。
 こうした処理済の木材が昇仙峡に多くあり、この量は毎年増え続けて現在は膨大な量が山地に集積されている。これが山梨県林業の正直なところであり。これについては官庁でも二言はない。
 最近でも多く見られるが、その処理は杜撰になる一方で、経費や労力の削減が目立ち、危険を知らせる法的方法も簡略化されて何も表示していない処理も目立っている。昇仙峡は内藤伝右衛門・石原初太郎に開発紹介してきて山梨県を代表する観光地である。雑木の処理も大切であるが、この虫害赤松の処置と安全策の構築が今後未来永劫の観光地となり得る大きな要素となり得る。
 正月の金桜神社の「初詣」の交通整理の未成熟もあきれたもので、道路両側ここかしこに勝手駐車完全に通行麻痺状態が続いた。駐車場の不足のなかで、十分な対策が無いことが露呈した。私は3時間も路上に居た。トイレを探して喚く親子や、管理者を罵倒する運転者など、山峡に怒号がこだましていた。

参考資料(林野庁の認識)


1 虫害赤松の有効活用について

 松くい虫被害木の一部が、防虫処理の後、チップ(公園の敷材)、パルプ、合板及び燃料用として有効活用されています。(平成16年度においては、全国で約4万8千立方メートルを利用しています。)

2 虫害に侵された赤松は資源ですか、粗大ごみですか

 松くい虫被害木については、早期に防虫処理が行われた上で、資源として有効活用されるように、今後とも、都府県及び市町村に対して、利用促進の助言を行って参りたいと考えています。

3 虫害に侵された赤松の処理状況

 松くい虫被害木については、山地災害の防止など公益的機能の観点から都府県や市町村が指定する「保全すべき松林」等において、マツノマダラカミキリ駆除のため、伐倒し薬剤散布等を行っているところです。
 さらに、山梨県では、すでにマツノマダラカミキリが脱出している被害木についても、家屋や道路等に危険を及ぼすものを伐倒していると聞いています。

4 虫害赤松の今後の見通し

 全国の松くい虫被害量は減少傾向にあり、平成18年度は、64万千立方メートルとピーク時(昭和54年度)の約4分の1となっています。今後とも、被害の拡大を防止するため、被害対策を継続的に実施していくことが重要であるものと考えています。

5 虫害赤松倒壊と植林樹木への影響

 単木的に倒れている場合には、植林木に対して大きな影響はないと考えています。
 しかしながら、植林木の生育に支障が生じるような状況である場合は、森林所有者又は当該森林の管理者が、森林整備の一環として被害木を処理することが適当であると考えられます。

6 虫害対策の「皆伐採桧植林」の現状について

 現在、松くい虫被害対策の一環として、国や都府県の補助等による樹種転換を実施しています。
 これは、都府県や市町村が指定する「保全すべき松林」等への松くい虫の侵入を防ぐため、その周辺の松林を、マツ以外の樹種や、マツノザイセンチュウに抵抗性を有するマツからなる森林に転換する事業です。
 山梨県においては、当事業によりアカマツを伐採し、森林所有者の意向等を踏まえて、ヒノキの植栽を行っていると聞いています。

7 皆伐採でなぜ、すべての樹木を伐採するのですか

 樹種転換では、松くい虫被害の発生源となるマツの無い森林をつくるため、マツを伐採します。またこの際、広葉樹などが混じっていても、森林所有者の林業経営上の判断により、それらを併せた伐採が行われる場合もあるものと考えられます。

8 皆伐採しても、地中の赤松の芽が一斉に芽吹きます。

 樹種転換の実施に当たっては、更新地において発生するマツの天然稚樹を除去すること、また、必要に応じて下層樹木を残置し、マツの稚樹の発生を抑制すること等により、確実にマツ以外の樹種による森林とすることが適当です。

9 虫害赤松の薫蒸処理薬剤の安全性について

 くん蒸処理に使用される薬剤は、農薬取締法に基づき、安全性に関する試験結果の検証を踏まえて農薬登録されており、登録に際して定められた用法の遵守を求めています。
 また、薬剤処理の際には、その旨わかるよう、張り紙等を行い、注意が促されているところです。

10 虫害赤松伐採後の残根からの虫の再発生について

 伐採跡地の根株に対する薬剤の散布、又は根株のはく皮並びに樹皮の焼却等を行う「伐採跡地駆除」を必要に応じて実施することにより、マツノマダラカミキリの再発生を防止することが可能です。
 なお、カミキリの幼虫が根元付近にいることは、これまでの事例からはかなり少なく、通常根際付近で伐倒すれば虫が残ることはあまりないと考えられると聞いています。

11 虫害処理後の薬剤の地中への侵入

 松くい虫被害対策に使用されている薬剤については、農薬取締法に基づき農薬登録されており、適切な方法で使用されていれば、地中への影響はない、或いは一時的なものにとどまるものと考えております。


12 本年より、内地材需要増加から地域赤松が大量皆伐採されます。大型機械導入で、山地が崩壊しています。その対策指導は、

 山梨県の森林担当部局において、現状を特定した上で、森林法に基づき、公益性を損なう行為については早急に適正な指導を行うと聞いています。

13 道路周辺の倒木赤松への対策について

 一般的には、道路の安全対策については、道路管理者の責務として実施されるべきであると考えています。
 なお、山梨県においては、道路管理者へ安全確保のため伐採をお願いし、それでも不十分であれば県又は市町村が伐採を行うと聞いています。

林野庁 林政課

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

イメージ 5

イメージ 6

イメージ 7

イメージ 8

イメージ 9

イメージ 10

イメージ 11

イメージ 12

<写真・山梨県某所>下には林道(冬季不可)がある。そこには驚くべき二酸化炭素放出実態が。数十年の切捨て間伐が山梨県を覆う。さらに増加する切捨て間伐。まずは写真を。
 この森は財産区なのか。桧と赤松の混成林だったものを、赤松を除伐して放置してある桧植林地です。一度だけ除伐、それにしてもその数と散乱状況は私も始めて目にしました。それは木の墓場です。まるで地獄図です。この反対側の山も同じように除伐材が散乱しています。すでに腐れが始まっていて個体は半数、二酸化炭素の放出源です。
 山梨県のように販売を伴わない森林作業はこうした作業分だけ山地に放置する「ゴミ木材」です。周囲には家庭ごみや粗大ゴミも投棄してあります。切捨て放置木材は、ある面では不法投棄です。こうした作業の多くは行政と事業体が行っています。民間ならともくかく、行政関係の作業がこれではたまりません。林野庁に問い合わせても、反省や理解力が不足していて答えにもなりません。
 切捨て間伐放置木材は、言葉は兎も角、木材をゴミ扱いしている行為なのです。その辺が林野庁の認識不足の最たるものです。だからその周囲は絶好なゴミ捨て場になります。私はできるだけ収集してきますが、粗大ゴミは手がつけられません。
 地球温暖化防止に向けて、山梨県も机上の論と数字を積み上げるのではなく、何が二酸化炭素を放出しているのか、切捨て間伐は数年で二酸化炭素放出増量となるだけです。今は間伐ではなく、これまで積み重ねてきた放置木材の搬出が先ではと私は考えます。


.

過去の記事一覧

標準グループ

私は言いたい
私は言いたい
非公開 / 非公開
人気度
Yahoo!ブログヘルプ - ブログ人気度について

スマートフォンで見る

モバイル版Yahoo!ブログにアクセス!

スマートフォン版Yahoo!ブログにアクセス!

1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31
検索 検索

よしもとブログランキング

もっと見る

[PR]お得情報

CMで話題のふるさと納税サイトさとふる
毎日お礼品ランキング更新中!
2019年のふるさと納税は≪12/31まで≫

その他のキャンペーン


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事