サブやんの気まぐれ調査研究

日本の里山は崩壊します。守るのは私たちです。行政主導の時代は終わり新たな取り組みが求められています。

里山のポエム

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 お前は誰にも見られず

 ことしも見事に咲いたね

 お前は誰よりもすばらしい

 みられことに慣れていない

 だから恥ずかしそうに身をすくめる

 人間の世界から離れていてよかったね

 おまえのその美しさは

 人に見せるものではない

 やたらに看板を立てられなくて

 よかった よかったね

 今年も

 そばの道を通る人でも

 お前のその気高さと

 控えめな

 その咲き心を気がつかない

 お前を理解している

 私にだけはすべてを見せておくれ

 そうそう

 もっと背伸びしていいんだよ

 もっと咲き誇って

 いいんだよ

 お前は周りの樹木や草と

 風のハーモニーを奏でている。

 人に見られるために

 咲いてはいないお前は

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 それはどんより曇った日だった。
私の足は幻の巨木に向かった。家から3時間の道のり。
春の黄緑色の息吹が新鮮だった。
しかしこの出かけまでに早朝4時から仕事をしている。
自営業だからできることかも知れない。途中で親しいキャンプ場に車を預けて、一人で歩き始める。
目的はひとつ、数年前に見た栂(つが)の巨木に出会うために。

はるか遠くからそれらしきものを確認する。
急ぐ心と足を諌める。
しばらく進むと、
その巨木は私を迎えてくれた。
少し枝振りがすくなくなって
少し葉が少なくなった
少しはにかむように

元気でいてくれたんだね。
涙が頬を伝わる。

お前はいいんだよ。
これで、

多くの人に見られることなくても、

誰よりもお前を愛している私がいるから
私はしばらくつがの木に寄り添っていた。

鹿が通り過ぎてゆく
サルの群れが崖を登る。

やがて私はつがから離れた。

また来るよ。

お前に会いに。

私は一度も振り返らなかった。

周りは暗くなり始めていた。

木のいのち

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 間伐(かんばつ)

 さようなら杉太君
 さようなら松ちゃん

 さようなら翌桧(あすなろ)君

 今日でお別れだね
 今日で僕(ひのきお)は死んでいくんだよ
 ほかの木が大きくなるために
 ぼくは要らないんだって
 昨日山仕事をするおじさんがしるしをつけていった。

 多くの友達の中で大人になるまでに
 半分くらい切られてしまうんだって
 残された木は僕たちの分まで水や二酸化炭素を吸って
 大きくなるんだね

 でもどうしてきるのなら植えなければよかったのに
 そしてなぜ私たちの先輩
 山のごみのようになっているの
 本当に僕たちが切られて
 ほかの木が育つの
 
 残された杉太くんや松ちゃんは
 いつまでもあすなろ君との別れを
 惜しんでいました。

 翌日作業の人たちが来て
 いきなり切り倒されてしまいました。
 林の中には仲間の残骸が苦しそうに
 横たわっていました。

 そばを通った老人が
 
 昔は、物置や水車小屋・稲を干すうし
 それに子供たちのこいのぼりの支え棒
 細いところは選択を干して
 葉や小枝は田畑の肥料やどんどん焼きの材料に
 家から家の橋に
 いっぱいいっぱい使われていたのに
 ここまで大切に育って捨てられて
 かわいそうに。

 やがて捨てられた間伐材は腐り始め
 二酸化炭素を大量に発生させた。


 

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