ヒノキオ君=☆
きこりの老人=★
ともだち=○
☆おじいちゃんん久しぶり!すっかり山の様子が違ってしまって、ここを探すのに苦労したよ。
★一人できたのかい。
★今日は行きたいといっていた友達も連れてきたよ。
○おじいちゃんこんにちは。
★みんあよくきたね。今日はいい天気だし、山の中を散歩しながら勉強しよう。
<付近の杜は数十年放置された赤松の林がつづいている。しかし昨年あたりから、無差別に大量の赤松が切り出されている>
☆おじいちゃん。きたところで気がついたたんだけど、あんなにみんな切ってしまって小鳥や昆虫は大丈夫なの?
★いやいや、おおきな影響があるよ。耳を澄ませてごらん。鳥の泣き声など聞こえないだろう。
○ほんとうだ。何も聞こえない。どうしてなの?
★これは最近の林業は機械化といって大きな作業機械が入り、チエンソーなどの騒音で小鳥や小動物もどこかにいってしまったんだ。
☆ぼくたちは学校の授業で、「人にやさしい森つくり」とか「自然にやさしい作業」などの話を聞きましたが、ほんとうは違うんですね。
★いや、そうではなくてみんなが教えてもらったようにしているところもあるよ。しかしおじいちゃんたちのような人が持っている森林は「民有林・みんゆうりん」といって、山を持っている人が売る気になれば、どんあ広い面積でもきり倒すことができるんだよ。
☆おじいちゃん。何かよくわからないけど、この風景は、日本が出かけて伐採し尽くした東南アジアの国の山林を見ているような気がします。私の兄も外国へ植林に出かけて、見た森の話や写真を見せてくれました。
★そうかい。まったくひどいもので、おじいちゃんがこれまで生きてきてこんなことに初めてあった。「どうにかせんばいかん」
<こんにちは。こんにちは。>
★みんなちょっと待っててね。今日は貴重動物の確認に来た人がいるので、少しの間、おじいちゃんの山小屋でくるみや栗を食べて休んでいてね
○わかりました。おじいちゃんまた話を聞かせてね。
ここにおじいちゃんの好きな本があるから読んでもいいよ。
(編集中断)
★またまた大変なことになっってしまった。今来た人たちはこの地域に生息する蝶の中でも国蝶として親しまれている「オオムラサキ」が生きていくの必要な「榎・えのき」の木が伐採でどんどんなくなっているのが心配でこのあたりまで調べにきたんだよ。
☆おじいちゃん。もしその榎がなくなったらオオムラサキ蝶は死んでしまうの?
★いいや、すぐ死ぬことはないよ。でもどこか遠くへ行って生き延びるとは思うけど、この地域からはいなくなってしまうよ。
○ぼくたちの昆虫や小さな動物はすきなのsで、ほんとうなら動物園ではなくて、こうした森の中で会いたいと思います。
★人間は自分たちが生きるためにはずいぶん乱暴なことをしているからね。動物を殺して食べたり樹木を燃やしたり埋めたりそれはひどいことをしてきたんだ。自然もけっして黙ってはいないんだよ。これまで大きな水害が山梨県を襲っているけれどもその中には無暗に山の木を切ってしまって山が崩れやすくなっていたことも原因と言われているんだよ。
☆今日はどうもありがとう。おじいちゃんもがんばってね。僕たちもまた勉強してくるからお願いします。
★またおいで。山を守る人たちたくさんいるよ。今度はそうした人にも来てもらって置くんで楽しみにね。
☆○さようなら
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