サブやんの気まぐれ調査研究

日本の里山は崩壊します。守るのは私たちです。行政主導の時代は終わり新たな取り組みが求められています。

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御牧(勅旨牧)年表 上野(群馬)

貢馬・駒牽、国・牧名
 上=上野国御牧群(固有の御牧の名が見えない)
 信=信濃諸牧 霧=霧原御牧 望=望月御牧 新=新治御牧
 穂=甲斐穂坂 真=甲斐真衣野 甲=甲斐真衣野・柏前
 武=武蔵諸牧 秩=武蔵秩父 立=武蔵立野牧
 不=国・牧名不詳

御牧名
 上野国 利刈牧・沼尾牧・拝志牧・久野牧・市代牧・大塩牧・塩山牧・有馬島牧
 甲斐国 柏前牧・穂坂牧・真衣野牧
 武蔵国 石川牧・小川牧・由比牧・立野牧
 信濃国 山鹿牧・岡屋牧・塩原牧・笠原牧・高位牧・宮処牧・埴原牧・平井手牧
 大野牧・大室牧・猪鹿牧・萩倉牧・新治牧・長倉牧・塩野牧・望月牧

貢馬数
  上野国 五十疋。
  甲斐国 六十 真衣野・柏前両牧三十疋、穂坂三十疋。
  武蔵国 五十 諸牧三十疋 立野牧二十疋。
  信濃国 諸牧 六十疋 望月牧二十疋。

参考文献
 紀略=日本紀略   河海=河海抄   権記=権記
 類聚=類聚三代格   本朝=本朝世紀   左経=左経記
 文徳=日本文徳天皇実録  九暦=九条殿記   範国=範国記
 三代=三代実録   樗嚢=樗嚢抄   駒牽=駒牽勘例
 要略=政事要略   新撰=新撰年中行事   春記=春記
 紀略=日本紀略   親信=親信卿記   康平=康平記
 西宮=西宮記   小記=小記目録   年 =年中行事
 北宮=北山抄   兵範=兵範記   河海=河海抄
 貞信=貞信公記   小右=小右記   御堂=御堂関白日記
  
  
弘仁十四年(823)〜万寿四年(1027)

 和 暦   西 暦  月 日   記 事   頭数  出典
天長 三年  828 2月11日 定数 甲斐・武蔵・信濃・上野四カ国      の貢馬の定数が定められる。     類聚
   

貞観 十年  868 8月28日 駒牽 上野国勅旨諸牧。  三代

貞観十一年  869 8月29日 駒牽 上野国、閲覧上野国貢駒。  三代

貞観十三年  871 6月13日 令  信濃・上野国に貢馬使の駅馬の乱   
 用しないように命令がでる。 類聚

仁和 三年  887 4月 1日 令  上野国に貢馬数を例年より五十頭
 多い貢進を命じる。     三代

延喜十三年  913 8月16日 駒牽 上野国勅旨諸牧。       西宮

延喜十六年  916 この年   駒牽 上野国勅旨諸牧。  要略

延喜十六年  916   駒牽 この年、上野国勅旨諸牧の駒牽。要略

延喜二十年  920 この頃   令  甲斐 武蔵・上野諸国と検牧使に
 貢馬にかなう良馬の餞別を命じる。 要略

延長 三年  925 8月 3日 駒牽 国・牧名不詳。  西宮

延長 三年  925 9月25日 駒牽 上野国勅旨諸牧。  要略

延長 五年  927 12月26日  『延喜式』 駒牽に関する規定。

御牧
 上野国 利刈牧・沼尾牧・拝志牧
 久野牧・市代牧・大塩牧
 塩山牧・有馬島牧
 甲斐国 柏前牧・穂坂牧・真衣野牧
 武蔵国 石川牧・小川牧・由比牧・立野牧
 信濃国 山鹿牧・岡屋牧・塩原牧・笠原牧
 高位牧・宮処牧・埴原牧・猪鹿牧
 平井手牧・大野牧・大室牧
 萩倉牧・新治牧・長倉牧・塩野牧
 望月牧
  

貢馬数
 上野国 五十疋。

 甲斐国 六十
  真衣野・柏前両牧三十疋、穂坂三十疋。
 武蔵国 五十 諸牧三十疋 立野牧二十疋。
 信濃国 諸牧 六十疋 望月牧二十疋。
  
延長 八年  930 8月28日 駒牽 停止、上野国勅旨諸牧。  要略

延長 八年  930 この年   駒牽  樗嚢

承平 元年  931 8月29日 駒牽 上野国勅旨諸牧。  貞信

承平 二年  932 9月14日 駒牽 上野国勅旨諸牧。  貞信

承平 七年  937 8月28日 駒牽 上野国勅旨諸牧。  九暦

天慶 元年  938 9月 8日 駒牽 上野国勅旨牧。 40疋  本朝

天慶 四年  941 9月23日 駒牽 上野国勅旨諸牧。 48疋  本朝

天慶 五年  942 9月 2日 駒牽 上野国勅旨諸牧。  九暦

天慶 五年  942 9月15日 駒牽 上野国勅旨諸牧。 30疋  西宮

天慶 七年  944 10月 1日 駒牽 人々不参。国牧不明。  樗嚢

天慶 八年  945 8月28日 駒牽 上野国勅旨諸牧。 50疋  本朝

天暦 元年  947 8月29日 駒牽 上野国勅旨諸牧。 35疋  紀略

天暦 二年  948 9月13日 駒牽 上野国勅旨諸牧。 30疋  紀略

天暦 三年  949 12月 5日 貢進 諸牧御馬の貢進有無が判定。  紀略

天暦 四年  950 8月20日 駒牽 上野国勅旨諸牧。  西宮

<群馬県御牧関連サイト>
http://search.yahoo.co.jp/search?p=%E7%BE%A4%E9%A6%AC%E7%9C%8C%E5%8F%A4%E4%BB%A3%E5%BE%A1%E7%89%A7&ei=UTF-8&fr=top_ga1&x=wrt

▽ 元祖團十郎傳並肖像(『近世奇跡考』山東京傳著)

 江戸の俳優初代市川團十郎は、堀越重蔵といふ者の子なり。慶安四年辛卯(1651)江戸に生る。重蔵は下総国成田の産、(〔割註〕或云、佐倉幡谷村の産、『役者大全』に云ふ市川村)なり。江戸に移り住む。曾て任侠を好み、幡随院長兵衛、唐犬十右衛門等と 友たり。團十郎生れて七夜にあたる日、唐犬十右衛門、彼が幼名を海老蔵となづけたるよ し。(〔割註〕今の白猿ものがたりぬ)初名を段十郎とよび、後に團十郎に更む。
 曾て俳諧を好み、奮徳翁才麿の門人となり、俳号を才牛といふ。延宝のはじめ、和泉太  夫金平人形のはたらきを見て、荒事といふことをおもひつきたるよし、
(〔割註〕『侠客傳』に見ゆ)延宝三年(1675)五月、木挽町山村座、凱歌合曽我と云ふ狂言に、曽我  五郎の役を始てつとむ。(〔割註〕時に年二十五才)延宝八年(1680)不破伴左衛門の役を始てつとむ。
(〔割註〕時に年三十才)衣装の模様、雲に稲妻のものずきは、稲妻のはしまで見たり不破の関といふ句にもとづきたるよし(『江戸著聞集』)に見ゆ、鳴神上人の役を始てつとむ。
(〔割註〕時に年三十四才)鳴神を堕落さする女の名を絶間となづけしは、團十郎のおもひつきたるよし、これ等を以て其才の秀でたるをはかり知るべし。元禄七年イニ六年、京 に上り、同十年江戸に下れり。
(〔割註〕貞享五年(元禄元年)『役者評判記』「野郎立役二町弓」といふ書に、左のごとくあり。此頃の評判記は、おほく半紙本なり。位付なし。元禄の末横切本となり、位付あり。

▽ 市川團十郎  住所ふきや町がし
 此市川と申すは、三千世界にならぶなき、好色第一のぬれ男にて、御器量ならぶものなし。丹前の出立ことに見事なり。せりふ天下道具なり。およそ此人ほど出世なさるゝ藝者、又とあるまじ。事実、悪人、その外何事をいたされても、おろかなるはなし。ことに學文の達者にて、仕組の妙を知らぬものなし。当世丹前役者の元祖、お江戸においてかたをならぶるものあらじ。威勢天が下にかゞやき、おそらくは末代の役者の鏡ともなるべき人なり。すえずえはなほもはやり玉はん。歌に
市川の流れの水もいさぎよく悟りすましたる藝者哉

 貞享年中印本(『舞曲扇 』)
 江戸狂言役者
○玉井権八 ○南瓜與惣兵衛 ○宮崎傳吉 ○市川團十郎
 かくのごとく、作者のうちにもかぞへぬ。案るに貞享、元禄中の狂言、團十郎の作おほし。(『江戸真砂』)に云、        〔寛延中写本なり〕
 元禄年、勘三郎座にて、團十郎荒園の役、切り狂言に、鍾馗大臣に成て、大当りせしが、その姿をえがき、鍾馗大臣團十郎とよびて、ちまたを賣ありく、おのれ七八才の頃、めづらしく、五文ヅツに買ぬ。それよりやゝ外の役者はやりいでぬ云々。
 團十郎、元禄十七年(改元宝永)二月十九日死。享年五十四。芝三縁山中當照院に葬る。 法名 門誉入室覺栄。
 柳塘館蔵本に、宝永二年印本(『宝永忠信物語』)と云ふ草紙五冊あり。これ團十郎一周忌追善の書なり。
 市村竹之丞芝居、八島壇の浦の仕組、忠信四番続の狂言に、團十郎、次信の役をつとむ るうち、二月十九日五十四才にて身まかる。幼名を舛之助といふしよし見えぬ。然則星合十二段といふ狂言の時死せしと云ふ説は非歟。
 元祖團十郎実子、二代團十郎柏筵が傳は、あまねく人のしれる事なれは、こゝにもらしつ、今已に名跡七代におよぶは、誠是俳優の名家と云ふべし。

▽ 助六狂言の考(『近世奇跡考』山東京傳著)


 ……初代市川団十郎……
             『江戸時代おもしろ人物百科』
 万治三年(1660)、江戸和泉町に生まれた。父は下総国埴生郡幡谷村の農民だったが、江戸に出て地子総代を勤めた堀越重蔵(十蔵ともいう)。延宝元年(1673)十四歳の初舞台に坂田金時の役で「荒事」を創始したと伝えられる。

 ……五代目市川団十郎…… 山梨人物博物館
 市川団十郎は江戸歌舞伎の盟主とされ、平成四年(1992)まで十二代を数える。屋号を成田屋といい、初代団十郎は延宝元年(1673)九月、十四歳で初舞台を踏んだ。荒事と隈取りの創始者である。
 この初代団十郎の父が堀越重蔵、祖父の重左衛門、曾祖父の十郎家宣は共に甲斐武田家の一門、一条信龍の家臣であった。堀越十郎については、永禄十二年(1569)の相州三益峠の法条氏と戦いで手柄を挙げたことが感状(戦功を賞した文書)として残されている。

 堀越一族は天正十年(1569)三月、主家の滅亡後、相模に逃れ、さらに下総国旙谷村(千葉)に逃れた。
 ここから初代団十郎の父重蔵が江戸に出て町奴などともつき合うようになる。







…団十郎の祖、堀越氏についての調査

 ……山梨県知名辞典……
 三珠町及び市川地方に堀越の地名は見えない。

☆ …武田信玄・勝頼に於ける家臣
 ……『武田家臣団』……

☆  武田信玄家臣団及び一条信龍の家臣に堀越の姓を持つ者は見えない。
 ……元祖團十郎傳并肖像……
  文化五年(   )『近世奇跡考』(山東京停)
 江戸の俳優初代市川團十郎は、堀越重蔵といふ者の子なり。慶安四年辛卯、江戸に生る。重蔵は下総国成田の産、【割註】或云、佐倉播谷村の産、役者大全に云市川村」なり。
 江戸にうつり住。曾て任侠を好み、幡随院長兵衛、唐犬十左衛門と友たり。團十郎生れて七夜にあたる日、唐犬十左衛門、彼が幼名を海老蔵となづけたるよし、【割註】今の白猿ものがたりぬ」初名を段十郎とよび、後に圃十郎に更む。曾て俳諧を好み、奮徳翁才麿の門人となり俳號を才牛といふ。延寳のはじめ、和泉太夫金平人形のはたらきを見て、荒事といふことをおもひつきたるよし、【割註】『侠客傳』に見ゆ。」延寳三年五月、木挽町山村座、凱歌合曽我といふ狂言に、曽我五郎の役を始めてつとむ。【割註】時に二十五才。」延寳八年不破伴左衛門の役を始めてつとむ。【割註】時に三十才。」衣裳の模様、雲に稲妻のものずきは、
  稲妻のはしまで見たり不破の関
といふ句にもとづきたるよし、『江戸著文集』に見ゆ。貞享元年、鳴神上人の役を始めてつとむ。【割註】鳴神を堕落さする女の名を、雲の絶間なづけしは、團十郎おもひつきたるよし、これらを以て其才の秀でたるをはかり知るべし。
元禄七年、京にのぼり、同十年に江戸に下れり。
【割註】貞享五年『役者評判記』「野郎立役二町弓」といふ書に、左のごとくあり。
 ○此ころのひょうばん記は、おほく半紙本なり。位付あり。元禄末横切本となり、位付あり。
 ……市川團十郎
…… 『歴史人物大事典』角川書店刊 
 江戸時代前期以来の歌舞伎役者。本姓は堀越。屋号は成田屋。万治三年五〜宝永元年二月十九日(1660〜1704)。重蔵の子。幼名は海老蔵。祖先は甲斐の武士で、父は江戸に出て侠客と交際があった。延宝元年(1673)中村座『四天王稚立』で初舞台を踏み、市川段十郎の名で荒事芸を創始する。三升屋兵庫の筆名で『参会名護屋』(元禄十年)『源平雷伝記』(同十一年)『成田屋分身不動』(同十六年)など十六編絵入り狂言本を残す。市村座で『移徒(ワタマシ)十二段』出演中、一座の生島半六(?)に刺殺された。俳名は才牛。
 ……市川團十郎……『人物大事典』
 江戸の俳優にして三ケ津荒事の開山なり。俳名才牛と曰ふ。堀越十蔵の忰にして万治三庚子年の誕生にて、幼名を海老蔵といふ。其の頃江戸の侠客に唐犬重右衛門といふ人あり。海老蔵といふ名は此重右衛門が付けしといふ。重右衛門より贈りし絹地に海老を畫ける掛物世々市川段十郎の家に所持して秘蔵せり。稚きより伎藝を好み劇場に入る。云々

 ……団十郎の系譜…… 『歴史への招待』藤田洋氏著
 初代の事蹟はよくわからない。先祖は甲州の武士堀越十郎、武田家滅亡ののち下総埴生郡幡谷村に移り、その子孫の重蔵が江戸に出て男子を設けたのが、初代団十郎だったという事になっている。異説もある。市川姓は生まれた葛飾郡市川村からとったともいう。

 ……初代市川團十郎…… 『江戸時代人物百科』
 万治三年(1660)江戸和泉町に生まれた。父は下総國埴生郡幡谷村の農民だったが、江戸に出て地子総代を勤めた堀越重蔵(十蔵ともいう)延宝元年(1673)十四才の初舞台に坂田金時の役で「荒事」を創始したと伝えられる。

 


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