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白州人物史 海野庫太郎氏 白州町鳥原 四十三年間学校教育振興のため貢献(「白州町誌」)
明治元年(1868)九月八日、旧鳳来村鳥原二、六七二番地海野正富・るいの長男として生まれる。
温厚篤実で勤勉家、犠牲的精神に富み、他人の面倒をよくみ、人に尽すために生を受けたような人である。
農業に従事するかたわら、区や村農会の役員を勤め、
明治三十四年県から学務委員に任命されたのをはじめとして、
昭和十九年まで実に四十三年間学校教育振興のため貢献した。
昭和四十三年には推されて村会議員、鳳来小学校校舎建築委員、
昭和四十四年北巨摩郡会議員、
昭和四十五年には鳳来村長に就任し、村・郡政発展のために尽された。
なお鳥原諏訪神杜、往太神杜の氏子総代、石尊神杜の信徒総代、福昌寺、清泰寺の檀家総代等に選ばれ、神杜、寺の隆盛に献身的に尽くした。
また県下の水害の際や、鳥原水道設置についても多額の金品を寄贈した記録が数多く残されている。また石尊神社に設置されている狛犬は氏の寄進によるものである。このように生涯を通じ物心両面にわたって尽した功績は誠に律大である。
惜しくも昭和三十九年二月、九十六歳の天寿を全うした。
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