新!サブやんの気まぐれ調査研究

サブやんの気まぐれ調査研究の続編です

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〔樹木の生態〕 《耐陰牲》

庇陰に堪える能力を耐陰性という。耐陰性は樹種によって相違するが、同一樹種でも土壌中の養分と水分の存在量や樹齢によって一様でない。若し植物に充分な養分が供給されるならば、陽光量はある程度制限されても旺盛な生活力を保つに足る栄養が摂取される。
しかるに土壌が辛うじて養分を供給しうる程度に瘠せているときは、この養分を充分に利用するために充分な陽光量を必要とする。
生育期間の長短もまた耐陰性に関係する。生育期間が長いときは散光を利用しうる日にも生育現象を続けて細胞中に養分を摂取蓄積されているからである。
樹木がその郷土の南部においては北部にあるときよりも耐陰性に富むのは生育期間が長くなることに関係あるとされている。
耐陰性に関する樹種固有の特性によって陽樹と陰樹に分れる。カラマツ。シラカバ等は陽樹に属し、その生育には充分な陽光が必要である。(水分が多すぎると枯れて倒木に至る)シオジ・ヒメコマツ等は中庸である。ヒバ・コウヤマキ・ブナ等は著しく耐陰陛であって、強い庇陰下にも生育する。耐陰性は樹齢の増加とともに減少する。スギ稚樹は老樹の庇陰下でも数年間は生存するのみならず樹勢を保つ。しかし陽光の必要は間もなく顕著になり、芽は小さく繊弱になる。
陰樹の形態上の特質をみると、単木は薄い樹葉、薄い樹皮、薄い辺材を持ち、樹枝は永く脱落
しない。林分としての形態上の特質は林冠層がよく発達し、地床に厚い腐植質を堆積する。蔽閉した林冠が地床に日光の照射するのを防ぎ、腐植質の分解を緩徐する。
陰樹は立地条件に適応力が強い。この関係は地力ならびに水分に対する要求度の低い樹種と同様である。陰樹は庇陰に堪えるので、著し下種更新が可能であるならば、終局においては陽樹を駆逐して大面積を占領するに至る可能性を持っている。種子の軽いシラカバやヤマナラシ等は火災跡地に一斉に発生するが、陽樹であるこれらの樹種は、過渡的な林分を構成するだけであって、続いて侵入してくる陰樹のシラベやトウヒによって終局的には駆逐されるのである。

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