新!サブやんの気まぐれ調査研究

サブやんの気まぐれ調査研究の続編です

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 現代の植林は既成苗木の消化事業である。


日本の森林(『森林教育の創造と実践』「日本人の森林文化」森林文化研究会編 平成4年刊)

 日本列島は温帯に属し,北かち親潮,南から黒潮にはさまれ,年間を通じてやや温暖で温潤な気候条件のため,植物の生育にきわめて適している。森林率(国土面積に対する森林埴生の面積)約67%という水準は世界的にみても非常に高い。
 また,南北に長い地形や複雑な気候の影響を受けるために,多様なタイプの森林が生育している。それらは,次のような四つの森林帯に分けて考える場合が多い。
a.亜寒帯林(常緑針葉樹林)
 北海道の山地のエゾマツ・トドマツの常緑針葉樹林と,ミズナラ・カバ(カンバ類)・イタヤカエデなどの落葉広葉樹とが混ざって生えている森林。
b.温帯林(落葉広葉樹林)
 北海道の南西部から本州の背稜山地にかけての地帯。ブナに代表され,その他,ミズナラ・トチノキ・カツラ・イタヤカエデなど,非常に多種類の落葉広葉樹が生えている森林。東日本を代表する森林帯で,秋の紅葉が非常に美しい。
C.照葉樹林(常緑広葉樹林)
 九州から関東・近畿・北陸地方の平地までと東北地方の沿岸部。葉の表面がつやつやと光り,落葉しない,シイやカシなどの常緑広葉樹が繁っている森林。
 南方系の森林で,北方系のブナ帯とは樹木の種類が大きく異なる。両者の境目付近には,スギ・ヒノキなどの天然林が見られる。西日本を代表する森林帯。
d.亜熱帯林
 小笠原諸島・南西諸島などの亜熱帯性の多雨林。ガジュマル・アコウ・ビロウ・木生シダなどが生える。
〈2)ブナ林と照葉樹林
a.ブナ林
 落葉広葉樹林帯のブナ林は,わが国の自然林全体の21.6%を占め,自然林を代表するものといわれる。木の実やきのこなどの森林生産物に富み,多様な森の恵みを与えてくれている。
 また,「緑のダム」といわれるように大きな保水力を持っている等,国土環境の保全の面で非常に重要な役割を果たしているといわれている。
b.照葉樹林
 照葉樹林は,その分布が弥生時代以降の人間活動が盛んな地域と一致していたため,残存面積が非常に少なくなってしまい,神社などの社寺林として本来の植生がわずかに残されている場合が多い。

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