
これに言葉は要らない。こんな森を造り続ける行政とはいったい何のためにあるのだろうか。こうした森林は山そのものが粗大ゴミであり、二酸化炭素放出森林となる。
行政とはいかにあるべきか問いたい。
山地荒廃が招く、山梨県のゴミ不法投棄
私も年間150日以上山間部の主に里山森林や各自事業の森林地帯を調査研究しているが、最近の傾向では林道開発工事の延長とゴミの不法投棄場所は比例している。林道が深まれば、本来の森林整備や森林活用は消えて乱雑な林道工事がある面では最大の粗大ゴミかも知れない。最近最も顕著なのが国や県の新設道路建設・林道工事・造林工事の現場に残された建設廃材や撤去木材放置の多さである。このことを新聞では、「峡南地域では林道整備に便用したとみられる建築廃材約300トンが見つかった」。これなど行政の責任である。現場ではその廃材を処分場へ運んで処理する経費は含まれていないのではないか。
ある林道や植林地には地下に埋め込まれた大量の廃材が割れ目から露出している場所を見た。
今回の調査発表でさらに驚くことは、富士山麓の「投棄個所は富士吉田が953カ所で最も多く、全体の半数近くを占めた」
の記事である。これは富士山世界遺産登録の道を閉ざすもので、重要な内容である。これなど世界遺産取り組み表層組織団体の形骸化や認識不足さえ感じられる。
さらに最近では国立公園内における、地域内の行政ゴミ投棄場所の多さである。これについては後述する。
(参考資料----山梨日日新聞 2009年(平成21年)6月18日木曜日)
巡回強化で発見相次ぐ1000トン以上が未撤去(2008年度県内)
2008年度に県内で確認された廃棄物の不法投棄量は1239トンで、前年度の2倍に上ったことが県のまとめで分かった。パトロール活動の強化で発見が相次いだとみられ、不法投棄量は統計を取り始めた04年度以降、最も多かつた。椙次ぐ不法投棄に回収作業が追いつかず、1千トン超が撤云されていない。
県環境整備課によると、廃棄物の不法投棄は前年度より25カ所多い1949カ所で確認。不法投棄された廃棄物の量は前年度の630トンから大幅に増えた。
不法投棄量を県内8地域別.に見ると、最も多かったのは
甲府の448トン
次いで、
峡南410トン、
石和93トン、
大月68トンなど。
投棄個所は富士吉田が953カ所で最も多く、全体の半数近くを占めた。
大月238カ所、
甲府160カ所、
韮崎157カ所
などと続いた。
甲府では数十年以上前に捨てられたとみられるトタンや'廃材など約350トンを監視員がパトロール中に発見。
峡南地域では林道整備に便用したとみられる建築廃材約300トンが見つかった。
一方、県や市町村などは発見した廃棄物を順次撤去しているが、山間部に投棄された廃棄物の回収に手間取り、08年度末時点で815カ所、1145トンが撤去されていない。
不法投棄量が急増していることについて、同課は「住.民レベルの監視が強まり、これまで目が行き届かなかった場所でも廃棄物が見つかるようになった」と分析している。
写真の森林の下には大型林道がある。何かあればいつでも崩れる要因でもある。わざわざ道路際に積み込まれる赤松切捨伐や虫害赤松薬剤処理放棄材の豊富さは山梨県は日本随一であると確信している。
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