
山梨県の南部を探索してみた。そこには疲弊森林・鹿に襲われた森林・管理途絶森林・林業公社の植林放置林・竹に侵食された森林
なかでもさすが山梨県。といえるのが、数十年の実績を持つ「伐り棄て間伐」(切捨て間伐)の展開である。
市場や森林利用に乏しい山梨県ではもう数十年もこの行為が成されており、その現場は悪化の一途を辿っている。これは林野庁や山梨県林政の事業であり、誰も口を出さない。黙って従っていないと仕事も来ない。また指導すべき行政より事業に当たる事業体の力のほうが強く、見ようによっては、地方林政VS林野庁+事業体の図式もある。
行政とて伐り棄て間伐が好ましいなどと考えている人は居ない。誰でも罪悪感を感じているはずである。国施策と事業実態の差に悩んでいるに違いない。
樹木は農業と違って長いサイクルの上に成り立つもので、一時の施策がとんでもない間違いや後悔の種になることがある。
効果の少ない「赤松虫害薬剤処理」に多額な税金を投与し続ける体質は赤松を守るのではなく、周辺団体や企業の存命措置などが好例である。
伐り棄て間伐は山野に木材という粗大ゴミの放置である。また健常者であれ事業地に入ることは困難様相で、私などは何回となく足をとられ転倒する。二度と作業できない林地を造ることそれが伐り棄て間伐なのである。
最近川上と川下で水源を守るための報道が脚光を浴びているが、その実態は伐り棄て間伐では何の解決にもならないばかりか、事業展開ではさらに悪化させることになる。
伐り棄て間伐は即刻中止すべきである。それが県民や下流の人たちへの今出来る最大限の配慮である。
http://blogs.yahoo.co.jp/hakusyunetto/22032285.html
http://blogs.yahoo.co.jp/sabutyan65/3577487.html
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