新!サブやんの気まぐれ調査研究

サブやんの気まぐれ調査研究の続編です

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 林政における鹿対策など彼らにとっては学習の場の提供である。多額な補助金を行使して造られる防御柵など彼らの治外法権国家を創り出しているようなものである。
 そんな中で鹿から樹皮を守る「防御スカート」が下から捲くられ、なんとも悩ましい姿をさらしている。木の根元部分の食害 齧害が急速に増加、枯れ死するモミが増えている。この森林は広大であり、数年後に二酸化炭素吸収より確実に放出量が増し、森に居るだけで人間が窒息死するかも?
 鹿の学習力に対応する人間は、子供たちの環境も考えずに撃ち殺すことを正当化する。

 さて林政の次の手は補正予算?

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 最近山梨県の山野での鹿の行動範囲は確実に人間社会を脅かしている。鹿に稲の穂を食され悲嘆にくれる老人の背中が重い。

 大量の補助金と補助事業その主流は間伐であり、最近では有効に活用され、山地から持ち出されているものもあるが、あくまでも市場関係との接点が重要のポイントで、市場悪化はそのまま山地積み置きとなる。
 こうした木材はこれからの梅雨時期から夏を過ぎると、その木材価値は薄くなる。いわゆる使用活用範囲が限定されてくる。
 林野庁は二酸化炭素削減の決め手のように「ペレット産業」に肩入れするが、これなど数字の問題だけで、本来なら「薪ストーブ」のほうが、二酸化炭素削減効果が大きいことは識者なら誰でも理解していることである。

 最近伐り棄て間伐地域に鹿が出没して、棄てられた木材の表皮をきれいに齧っているものが多く見られる。これまで鹿によるさまざまな樹木の皮むき形態を見てきたが、今度は立ち木でなく棄てられた木材の幹や枝の細部まで剥かれている。
 山梨県では今後も道路工事や間伐などで大量の木材が山野に遺棄される。これが鹿の増殖に起因とするなら、行政はどう処理するのであろうか。
 林野庁に問えば
 現在実態調査中で、それに数年かけて実効ある施策を展開する予定です。
 などの返答が返ってきそうである。

 山梨県では最近沢地で鹿の市外によく出会う。決して飲まないことが賢明である。

 最近の山梨の歴史はイベントや施設それにNHK大河ドラマに左右されて、創作歴史が山積している。それもその道の県内一流の学者先生たちが関与しているから始末が悪い。また度重なる行事やイベントを組むことでさらに歴史誤伝が続くことになる。

 武田二十四将など江戸の図版よりイベントが作り出したもで、歴史的な価値は少ないのにイベント開催で固定して、それがあたかも信玄時代からあったような錯覚を生み出し、しかも歴史になっていく。
 
 知らず知らずに芭蕉の里などになっていく認識は、大きな歴史誤伝である。イベントや催しはもっと深い認識から生まれるもので、確認もせずに自慢層に話す報道もまた安易な創作歴史に加担していることになる。

 芭蕉が来た当時の谷村は疲弊していて、家老高山伝右衛門も芭蕉どころではなく、芭蕉も風呂などにつかっている間はなかった。直ちに江戸に戻り門人の俳諧集に手を染めた。
 歴史は創るものでなく伝えるものである。
 


http://sky.geocities.jp/kitanomorirekisi2006/


全国に散在する「芭蕉の湯」いったいいくつが史実実証できるのであろうか。

http://search.yahoo.co.jp/search?p=%E8%8A%AD%E8%95%89%E3%81%AE%E6%B9%AF&ei=UTF-8&fr=slv1-ybb&x=wrt

関係資料
http://sky.geocities.jp/yamanasibungaku/index.html




<抜粋>
目には青葉山郭公はつ鰹(「江戸新道」延宝六年)



 この句には「鎌倉にて」という前書がついている。延宝六年(1678)と言えば、素堂37才であったが、そのころ鎌倉に赴いて吟じたものであろう。一見名詞の羅列に終わっているが、実ぱ最初の「目には」で、以下「耳には」「口には」を類推させたところが、手腕のあるところで、それと軽快なリズムとによって有名な句となった。初鰹をとりあげた点も人気を博する所以であろう。一当時俳壇に談林風が勢をふるっていた時代で、素堂もまた親友芭蕉と共に、談林俳諧諸に熱中していたのである。



 寛文の初年二十才ごろ江戸に出た素堂は、。林春斎について漢学を学び、同門の人見竹洞(貞享三年に木下順庵と共に「武徳大成記」を編述した幕府の儒官)などと親交を持って朱子学を学ぶと共に、当時中流以上の町人の社交的教養であった俳諸や茶の湯にも心を傾けた。



 素堂が最初に学んだのは、貞門俳諾、で、特に北村季吟の影響を強く受けている。延宝二年十一月二十三日江戸から京都に上った素堂を迎えた季吟は、九人で百韻を興行している。その発句と脇は次の句である。



 いや見せじ富士を見た目にひへの雪  季吟

 世上は霜枯こや都草         信章(素堂)



 ところがその翌年延宝三年(1675)五月には、江戸に下って来た西山宗因を迎え、素堂は桃青(芭蕉)らと新風である談林俳諸を興行して、貞門俳諸から談林俳諸へと転向した。素堂と芭蕉との出会いもこれが最初で、この後終生暖かい友情が二人を支配していた。延宝四年には、酉山宗因に対する熱狂的な讃仰が高まって、二人は「江戸両吟」を興行して、端的に談林風を調歌する叫びを表わしている。梅σ風俳諸国に盛んなり信章(素堂)こちとうずれも此の時の春・桃青(芭蕉)■。「梅の風」で、「梅翁」すたわち宗因を表わし、その俳風が全国に流行する姿を称讃し、それに共鳴する自分等の満足感を力強く歌っている。「江戸両吟」の付句たどには、当時の町人の願うところ欲するところが、極めて大胆に卒直に表わされていて、町人の風俗詩としての談林俳諸の面目が躍如としている。



 山椒つぶや扮淑たるらん       桃青(芭蕉)

 小枕やころころぶしは引たふしは   信章(素堂)

 台所より下女の呼び声        桃青

 通ひ路の二階は少し遠げれど     信章 



 かもじ素堂の付句の小枕は、女髪かもじ(髦 たれがみ)髪の根に用つけいるもので、紙を固く束ね、また黄楊(つげ)などで造り、その上を紙や絹で包んだものである。一句は、髪も乱れて小枕のころころころぶ様に、女がころころころび臥す様をかけ、続いて引たふしはと男の女を引き倒す様を表わしている。女の臥す様、男の引き倒す様は、前句の山淑粒や胡淑粒の散乱した状態にも比すべきであろうと前句に応じている。つづく付句も場面は異っているが、全く町人的な愛欲の様相を露骨に表わしていて、人間自然の愛欲を肯定する姿勢が見られる。肉体を罪悪の府と見る中世的仏教的な人間観からの脱却に文学としての意義が認められよう。.延宝七年(1679)長崎旅行から帰った後、素堂は上野に移居して致仕退隠の生活に入った。



  東叡山のふもとへ市中より家をうつして

 鰹の時宿は雨夜のとおふ哉(武蔵曲天和二年刊)

 池はしらず亀甲や汐ヲ干ス心(〃)



 前の句の鰹は既述のように江戸においても.初とどして人々に賞美されていた。世間て鰹をもてはやす時、自分は草庵に降る夜の雨音を聞きながら豆腐を食べていると言うのであって、裏面には自已の隠者生活を官途にある友入の栄達と対比させている。白氏文集十七の「蘭省ノ花時錦帳ノ下、山叫ノ夜雨草庵ノ中」を踏まえながら、その痕跡を少しも残さず淡々と表現している。後の句では、「汐ヲ干ス」が春の季題で、春暖のころ水際に出て来た亀が、折からの春光を浴びて甲をほしている嘱目の情景であろう。極めて静かなあたたかい満ち足りた世界である。そこには退隠生活の中に生き甲斐を感じ安堵している素堂が、まざまざと象徴されている。



 芭蕉は延宝八年(1680)に門弟杉風の深川の下屋敷にあった生州の番小屋を改造して入居した。芭蕉はこの芭蕉庵入居を機縁として、自己の俳諸を真に文芸的自覚をもって反省するようになり、漢詩文調であるいわゆる天和調を経て、蕉風樹立へと向かうのであるが、その芭蕉庵入りは、前年退隠した親友素堂の隠者生活に動機づげられるところがあったではなかろうか。芭蕉は嵯峨日記卯月廿二日の条に「長嘯(しょう)隠士の日、

 「客半目の閑を得れば、あるじ半旦の閑をうしなふと、素堂此の言

 葉を常にあはれぶ。予も又

  うき我をさびしがらせよかんこどり

 とはある寺に独居して云ひ句たり。」



 と記しているように、閑静を愛好する素堂の生活に、心ひかれていたわげであって、遠く芭蕉庵入りの動機の一つに素堂の退隠生活があったと見てよかろう。天和時代は漢詩文調によって行きつっまった談林俳諸から脱皮しようという時代であった。放埓(ほうらつ)な通俗性にのみ走って文芸性の支柱を喪失した談林俳諸が、漢詩文の文芸性を採取すると共に、漢語や漢詩文調によって調子を強化し、一種の新鮮味を出そうとした。

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