森林知識検定委員会 "ヒノキオ”

編集、山梨県北杜市白州林産加工研究所

ヒノキオ君

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 <ヒノキオ>くん誕生物語

 第2話

 山の切り株に座った老人が
 つぶやいている。

 「むかしは、毎日山に行ったもんだ」
 「子供も、学校が終わると、この里山で、薪(たきぎ)をつくったりしたもんだ」
 「落ち葉も丸めて田畑に運んで、肥料にしたもんだ」
 「ほかの木を大きくするために、間引かれた木は、稲をかけたり、足場にした」
 「小さな川の端などにも使ったもんだ」
 「小さな小屋などは、周囲にあり草や木それに竹も使った」
 「飲み水だって、この山の湧き水を、竹の樋(とい)で流した」
 
 そこへ、孫が手を振りながら、駆け寄ってきた。

  「おじいちゃん、何を独り言いっているの?」
  「おじいちゃん。山が好きだね〜」
  「でも、なにか葉っぱがかぶさっていて、山の中が怖そう」

 「むかしはな〜。お前のお父さんやおじさんたちはここで遊んだもんだ」
 「夕方、真っ暗になるまで遊んだんだもんだ」


  「おじいちゃん帰ろう。ねえ帰ろうよ〜」


 「わかった。わかった。そこの間伐材を持っていく」

  「おじいちゃん。かんばつざいと、な〜に」


 「間伐材というのはな〜、大きな木を育て、金にするために、小さな木を間引くんだ」
 「そうすると、その辺の栄養を二人分も三人分もとって、大きな木になるんだよ」

  「おじいちゃん、切られた木はどうなるの」

 「昔は、使い道がいっぱいあったから、山に捨てておくことなどなかった」
 「今は見てみろ。あっちの山もこっとの山も、切り捨てられた捨ててある」

  「おじいちゃん。それじゃ木がかわいそうだよ」
  「家のもって帰って、何か作ってよ」
  「私、木のお人形がほしいな〜」

 「よしよし。それじゃ担いでいくか」

  「おじいちゃん。力持ち」

 「おじいちゃんの若いころは、手で抱えるくらいの木を平気で担いだもんだ」

 <桧の間伐材による、人形つくりが始まる>

 「お〜いできたぞ〜」

  「おじいちゃんかわいい人形ができたね」
  「何か名前をつけなくては」
  「おじいちゃん、何かいい名前がない!」

 「そうだな〜。桧の木から作った人形か。」
 「よし。ヒノキオとつけよう」

  「おじいちゃん。それいいね」
  「ピノキオではなくて「ヒノキオ。それに決めよう」
  「わ〜い。わ〜い。ヒノキオだ〜い」

 こうして切り捨て間伐材から
 人形「ヒノキオ」が生まれました。

 所属は「フクロー科」
 お父さんは、切捨て間伐太郎
 お母さんは、放置林子です。 

 皆さんもかわいがってください。


  

 
  
 

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