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ばーさんの親父さんは、警察関係かナンカだったらしい。あっちこっち転勤してて、ばーさんから聞いた限りでも、松山、宇和島、東京、対馬、長崎。 当然、家族もついていく。 しかも、まだ電気も通ってなかった宇和島から、次に行ったのが東京だったとか。 そらもう、ものすごいカルチャー・ショックだったらしい。 宇和島に電気が通ったのが明治45年らしいんで、東京行きはそれより前のはず。 どんなに多く見積もっても、ばーさん10歳。多分、もう少し小さかったんじゃないかと思う。 で、家族で日本橋に行った時。ばーさんは、生まれて初めて、自動車と遭遇した。 ばーさん曰く。 「向(む)こから、ばあちゃんの方(ほう)向いて、牛より速いモンが走って来るのよ。 もうたまげて怖ぁて、走って逃げたんじゃけど、後ろついてくるんじゃがえ。 横向いて逃げたらええものを、そんなん分からんけん。お父さんは、ああもうこの子は死んだ思たんじゃと」 幸い、死ななかった。車が避けてくれたから。…よかったな、ばーさん。 しかし、「牛より速い」って……。
ばーさん、素でそう思ったワケ? あのフレーズは、誰かが作ったギャグかと思ってたよ(^ ^;) |
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2006年01月26日
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