中途半端

ご無沙汰だけど、生きてはいる

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久々にばーさんのコト。

元気だった頃のばーさんは、たくあんとからっきょうとか、イロイロ漬けてた。
らっきょうは海苔の空きビンに漬けてたケド、梅とたくあんは瓶(かめ)だった。
白菜は、漬け物桶だったような気がする。
なんにしろ、どれひとつとして手伝ったコトないモンで、記憶が曖昧なんだけどさ(^ ^;)
そーいや、台所改装する前は、米も塩も瓶に入ってたなあ。
塩の瓶は、小脇に抱えられるくらいのサイズだったケド、米びつならぬ米瓶は、コドモの1人くらい余裕で入れるくらいでかかったような……あれ、改装した後どうしたんだろう…??

それはさておき、ある日のコト。自分は、高校生だったかなあ…?
台所に行ったら、隅の丸椅子の上に漬け物桶が置いてあった。どうやらばーさんが白菜漬けたらしい。
自分がいるのに気づいたばーさんが、にま〜っと笑って、言った。

「ばあちゃん、ええコト考えたのよ」

何だ? と思ったら。
ばーさんは、桶に木の落とし蓋をした上に、プラスチックのボウルを置いた。
で、鉢に水を汲んで、ボウルにざばざばと3杯ほど。

「もう胴が痛うて、漬け物石はよう持ちゃげんけれ。のける時は、ちとずつすくて捨てたらええけんの」
(直訳:もう腰が痛くて、漬け物石は持ち上げられないから。取り除く時は、少しずつ掬って捨てればいいからね)

おお、なるほど! すごいぞ、ばーさん。まさに目からウロコだった。

そんなワケで。
自分がたまーに白菜の浅漬け作る時は、ばーさんに倣ってボウルに水張ったり、湯飲み乗せたり、缶詰乗せたり、白菜の量と器によってテキトーに調整してるんだった。


ちなみに。
この頃の漬け物石は、「漬け物石」つーくらいで、マジ、石だった。
いい具合にカドが取れた、底がわりと平らな石。多分、川原で拾ってきたんだろうなあ。
確か、一番デカイヤツは底の広い三角錐っぽい形で、中くらいのは平べったくて、小さめのはメークイーンみたいな形のが2・3コあった…気がする。
最近は、カーリングのストーンみたいな短い円筒形のヤツ、売ってたりするケドな。

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