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ある晩、相方が、しみじみと己の腹をつまみつつ、呟いた。 「もう少しやのになあ…、コレ、取れんかなあ…」 コレ、とは、腹回りをくるっと1周してる、太めのゴムホースくらいのたるみ。 かつて、寝ても立っても全くつまめん見事な半球型だった腹は、『脂肪の浮き輪』を経て、今やゴムホースになった。 思うに、まず、中にぎっちり詰まってた内臓脂肪が減って、次に支えを失った皮下脂肪が自重で垂れて、それも減ってきたってコトだわな。 相方は、ソレをつまんで、みよよ〜んと伸ばしては溜息ついてる。 ……あのな。 かつて、あの容量を包んでた皮膚ですよ。中身が減ったからって、ゴムじゃあるまいし、そう簡単に縮まねえって。 ゴム風船だって、一旦膨らましたら、空気抜いても完全に元のサイズには戻らんだろが。 ええと、生理学的に皮膚の細胞が入れ替わる周期ってどのくらいだったかな? 化粧品会社によると、お肌のターンオーバーは4〜6週間らしいが、まあ、とにかく、時間はかかるわ。 ま、小さくなった体積に相応の皮膚になるまで、しばらくはガマンしろや。
それとも、「引き締め体操」でもやるか? エアロバイク踏む以外、なーんもしとらんのだから、上半身左右にひねるだけでも多少は効くはずだぞ〜(笑) |
相方減量計画
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読んで字の如し。
残業三昧・マイカー通勤・運動習慣無し・体脂肪率32%・BMI33.8の40代サラリーマンの、ダイエット記録。
残業三昧・マイカー通勤・運動習慣無し・体脂肪率32%・BMI33.8の40代サラリーマンの、ダイエット記録。
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ある日の朝。着替えて2階から下りてきた相方が、リビングに入って来るなり、叫んだ。 「ポロシャツの襟って、真っ直ぐじゃなかったんじゃ〜!」 ……はい?? 襟が真っ直ぐじゃないって…そんなヘンな折り目つくようなたたみ方しとらんぞ? 相方が、ほれほれ、と指さしてるのは、喉もと。 えーと……、あ、分かった。
ええい、それを言うなら、襟じゃなくて襟ぐりだっ! まったく、家庭科で被服やっとらんヤツはコレだから…ぢゃなくて(- -;) 以前は、横一直線だった襟ぐりのラインが、痩せて首も細くなったせいで、見事なV字になってる。 …てか、それがポロシャツ本来の姿だっつーの! まあ、今の状態は、以前の4L・3L着てるせいで、ますますV字が深いんだけどね。 ぴっちりみっちりだったTシャツは、腹の辺りでヒラヒラとはためくようになり、元々チョットゆったりめだったスウェットは、洗濯で襟ぐりが伸びたのも手伝って、肩出し一歩手前っちゅう状態。 そろそろ、マジ普段着も買わないとだな、こりゃ(- -;) |
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相方の体重、ただいま77kg台に突入。 いや〜、20年くらい前の最盛期は120kg以上、5年前にも105kgあったコトを思えば、夢のような数値やね。 でもね、この「77kg台」ってのがクセモノなんだった。 食ったり飲んだり汗かいたり排泄したりで、人間の体重ってのは1日のウチでもかる〜く1kgぐらいは増減する。 ダイエットしてるなら、現在の…てか、たまたまその時何キロあったかより、如何に推移してるかを把握する方が大事。 昨日より何グラム増えた減ったで一喜一憂せずに、最低でも1ヶ月くらいは折れ線グラフにしてみないとな。 そうすれば、毎日の数値は細かく上下に動いてるかもしれんが、全体が右上がりか右下がりか分かるから。 相方は、めでたく右下がり傾向なワケだけど。 先週辺りから、コンスタントに77kg台が出るようになった。 1年半前、有酸素運動始めた時の、相方の標語は「目指せ、体格のいい人」だった。
具体的目標は、「骨髄バンクに登録できる人になる」。実際登録するしないはさておいて、BMI30以上は門前払いなんだな。 で、BMIが30切ってからの目標は、「脱・医学的デブ」(笑) BMI25以上が肥満なんだけど、77kg台ってのは、そのライン上なんだわ。 J1昇格ラインじゃないが、肥満かフツーかの大事なライン。それが、77.5kg=BMI25。 そんなワケで、今ちょうどそのライン上を行ったり来たり、日々ふらふらしてるワケだ(笑) |
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11月某日。つ・い・に、相方の新しい服を買いに行った。 何しろ、少なく見積もっても20年は100kg超級だったヤツなんで、78kgになった今、Tシャツ・ポロシャツはともかく、ズボンがどれもがっばがば。 ベルトで締めても、余った布がベルトの下からずり出てる始末。そらそうだ、ウエスト20cm以上減ったからな。 相方の会社は、入社式とか出張とか取引先との会合とか、そういう公式行事の時だけスーツ着ればいいんで、とりあえず、日々通勤に必要なジャケットとズボンを買うことにする。 最初にマトモな店で買って、そのサイズを基準に通販も利用しようってトコで意見が一致した。 相方は、長年「とにかく身体が入るヤツ」を着てただけで、LとかXLとか以外のサイズ表示は全然知らんっちゅうし。 自分だって紳士服は分からん。身近にサラリーマンおらんかったからな。ブラックタイはタキシードのコト、とか、カマーバンドの上下とかは、何でか知ってるケド、日常の方はさっぱりだ。 夏物と合い物の見分け方も自信ないし。…秋になっても麻混着てる相方よりは、まだマシだけどな(- -;) そんなこんなで、ちょうど新聞にチラシが入ってたデカイ紳士服屋に行った。 紳士服屋は初めてなんで、どこに何があるんか、全然勘が働かん。うーむ、これは困った。 …実際には、困る間もなく販売員のオバサンがすっ飛んできた。 「体型が変わって、前の服は全然合わなくなったので、とりあえずジャケットとズボンを…」と説明し、後は丸投げして、あんまり高いヤツには拒否権発動するだけ……の、つもりだった。 ところが。 「ゆったり目がお好きなんですか?」と訊かれ、「いや、前はコレしか着れんかったんで…」と相方。 当たり前だけど、この日着てたのは、100kg超級の頃から着てた服。 内臓脂肪も減ったケド皮下脂肪もかなり減ったんで、腹も背中も薄くなった。上から肩を叩くと、前は「ぼむ」と鈍い音がしてたのが、今は、「ぱんっ」と高い音がして、手のひらに骨関節が当たる。ぴっちぴちだったジャケットは、今や袖付けが肩より外の、オーバーハング状態。 欲しいサイズなんか当然分からんから、ウエストだけ測って貰ったんだけど。 「そうですねー、B体…でも、そんなに大きくないですから、AB体で大丈夫じゃないですか」 と言われた相方が、思考停止(- -;) 「大きくないって…大きくない……」とブツブツ繰り返す。 「こちらなんかいかがでしょう?」 オバサンが差し出すジャケットにも無反応。てか、固まってるし。 「……まずは着てみろや」 自分がつつくと我に返ったらしく、あたふたと上着を脱いで、商品に袖を通す。 「あ、入った」 ……分かった。 さっき固まってたのは、「大きくない」と言われてびっくりしたのと、商品のどこをどう検討すりゃいいか分からんかったのと、「こんな小さいのは着られる訳がない」と思ってたんやね(- -;) それなりに試着して、2着選んだ。 1着は結構高かったケド、2人ともすっげー生地と色が気に入ったんで、「フツーサイズ記念」てコトで。 オバサンの販売戦略も見事だったケドね。ま、1着くらいはそれなりの持ってないと、とも思うし。 相方には「よそ行き」の概念がないんで、普段着の中でも格上っちゅうのだけは覚えてもらわんとだけど。 さて、次はズボン。 『踏み踏み』のおかげで、膝上にはチョット「自転車筋」がついちゃってるんで、ノータックは候補から外して貰った。 オバサンがあれこれ持ってくるのを試着するも、突っ立ったまま「履けた」としか言わんので、「軽くしゃがんでみな……あーっ、腿のトコ、つまんでチョイと引っ張り上げながら〜!」。 …どうしてそのまましゃがもうとする(- -;) 素朴な疑問なんだけどさ。ズボンちょいとつまむのってオトコの習慣じゃないの? スカート履いてて座る時には、後ろ側を手でなでるみたいに押さえるっしょ。アレと一緒で、オトコがズボンで座る時には、腿のトコの布、ちょいとかるーく引っ張り上げるモンだと思ってたのよ。 相方は、ソレやらんから、膝が出るだけじゃ済まずにズボンの股が裂けるんだな。ありゃシロートじゃ繕えんっつーに。 ……と、ココまで書いて、ふと気づいた。 今までは、ズボンがぱっつんぱっつんで、布のテンション高くてつまめんかったんだな…きっとな(T_T) 「外から帰った時と食事の前には、石鹸で手を洗え」は教えたし、箸の持ち方も矯正した。今度はコレかよ…(- -;) 閑話休題。 「で、どれがいい?」と訊くと、「……分からん」。 あー、はいはい。 んじゃ、しゃがんだ時にキツイかもつーたのはコレだな? ほい除外。コレは自分には夏物に見えるからパス。コッチは…色柄は面白いけど、合わせるシャツが手持ちに無いから、却下。で、コレとコレと…コレ。 洗濯表示…よし、洗濯機OK。 てことで、ジャケット2着とズボン3本。 ズボンのナントカキャンペーンと、チラシについてた「○円以上のジャケットお買い上げの場合、2着目は○円引き」のクーポンも使ったケド、やっぱチョット高かった(- -;) 仕方ないケドな。 帰りの車中で相方が言った。 「いや〜、服を『選ぶ』習慣がないから、並べてどれが言われても…。あんなにいっぱいあってパニック起こした」 ………さようか。早く慣れろよ(T_T)
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先日のコト。 帰宅した相方が、見て見て、と左手を突き出す。 薬指の結婚指輪を、右手の指2本でつまむと、そのままするするする……って、抜けたがな! なんの抵抗もなく、アッサリと。 「いや〜、しばらく前から危なかったんじゃけど、今日、ついに、会社で片付け物しよる時に、抜けて飛んでった」 いや、自分も買い物して袋詰めしてる時に、抜けて底に落ちてったコトあるケドさ。 自分の場合は、ぴったりサイズ…てか、ぎりぎり関節越えるサイズで作ったから、肩凝りとかでチョットむくんでると、石鹸つけなきゃ抜けなかったりするんだけどね。 相方の場合は指が痩せた結果なんで、マジ、落とすかも。 「どうしょうか…?」 「どう…って、サイズ直すか?」 蒲鉾型の両サイド切ったようなシンプルなヤツだから、料金は取られるだろうケド直し自体は簡単なはず。 ちょっと思い立って、相方の指輪に自分の重ねてみたら、かぽっとはまった(爆笑) 自分が11.5号だから、18号か19号か、そんなモン? そういや、買った直後に見た妹が、「水道のパッキンかと思た」つーてたよなあ。 ケドそれでないと入らんかったんだもんよ。 ソレが今や親指でもするっと入る。 で、マジ、どうするよ? 「うーむ、何だかこれは、そのままおいときたいような気がするんですケド」 てなワケで、新しいの買うか、蓋する用に別の指輪買うか、思案中(笑)
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