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「その2」で相方が言ってた会社の栄養指導。 奥さんが来るケースは初めてだ、とビックリされつつ受けてみたケド、自分の役には立たんかった。 てか、知ってるコトややってるコトばっかだったんで。栄養士さんにほめてもらって、自尊心は大いに満足したケドね(*^_^*) まあ、選んだ道に間違いはないというコトで、このまま突き進むさ。 相方の減量で一番助かったのは、もともと清涼飲料はあんまり飲まないコト。 買うのはほとんどお茶の類か水だし、アイソトニック系も、甘いのはダメ。コーヒーもブラック。 コレステロール値の大敵、魚の卵と肝は、大嫌い。マヨネーズも嫌い。 野菜や茸は、嫌いっちゅうより敬遠してただけみたいで、出された物は文句言わずに食う。や、良いコトです。 困ったコトは、早食いもだけど、外食でもインスタントでも、麺類のスープを全部飲むコト。 初めて見た時は、仰天した。CMとかでは見るけど、まさか実生活でやらかす人間がいるとは。 念のために聞いたら、カップ麺の汁も全部飲むと言う。 「ああいうのは、汁で腹を保たせるモンなんだから」と、さも当然のように。 うきゃああーっ! 過去の健康診断で尿蛋白下りてたコトもあるクセに、なんちゅうことを。 てか、そんなコトしてるからだろがっ! あわてて、身体に悪いからやめろと言ったんだケド、あんまり効き目はなかった。 家でもしょっちゅう忘れてるし。一言注意しよう、と思った時には、とっくに飲んじまったあと(T_T) ウチの親父が死んでて助かったな。バレたら、確実に雷落ちてるぞ。 麺類、特にインスタントは、汁に大量の塩分が入ってて腎臓に悪いから、絶対に飲んじゃいかんってのが親父の教え。 煮物の汁も、残せと言われた。実家の料理は、親父のために、刺激物も油分も塩分も、相当控えめだったんだけど、それでも。 母親は母親で、腎臓病の減塩食がいかにマズイかを懇々と説く。 ずーっとそれで育った自分は、油っぽいモノと塩分強すぎが苦手。甘過ぎもダメ。要するに薄味。 魚も、脂がのってるのはツライ。肉の脂身も嫌い。ビタミン含んでるから少しは食う…てか、飲み込むケド(- -;) 好きなのは、魚、肉なら肩かモモ、ささみ・胸肉(皮なし)、相方が敬遠してた茸とか野菜。 ふふん、料理は作るヤツの好みが優先なんだよ…ってなワケで、「3割麦飯、主菜(動物性蛋白質)、野菜のおひたし又は酢の物、野菜料理2品」+食後にコーヒーってのが朝の定番。週に3回くらいヨーグルト。たまに果物。 晩メシは、「主菜(大豆製品又はこんにゃく、トコロテン、海藻サラダ)、汁物、野菜料理(芋類除く)2品」。で、自分だけ+麦飯チョット。 しかし、5年もこーゆーの食ってて、痩せんっちゅうのはどういうこっちゃ。 相方はガキの頃から太ってたらしいから、脂肪細胞自体の数も多くて、なおかつ肥大してんだな(- -;) 代謝促進……にんにく、しょうが、唐辛子か? それなりに使ってんだけどなあ。 朝食750kcal、夕食500kcalくらいにしてるのに。……やっぱ、昼メシか? 弁当せにゃならんのか? 女子栄養大学出版部発行『栄養と料理』をめくりつつ悩んでいたら。 フィットネス・クラブに行く決心をした相方が、筋トレの本を買ってきた。 は? 筋トレ? マフェトン理論? さらには、プロレスラーの名鑑を見ながら、何やらぶつぶつ。 「理想はHHHやけど、秋山ぐらいにしとこかなあ」 ………何をうわごと言っとるか(- -;) たとえトレーニングやっても、フツーの食生活であんな筋肉つくワケねえだろが。プロテインなきゃ絶対ムリ。 そんな、つけるにも維持するにも金のかかる筋肉なんざいらねんだよ。 基礎代謝上げる程度に鍛えるのはいいが、余分な筋肉にわざわざ食わせるメシはないっ! それよりまず脂肪を落とせ、脂肪を。 だいたい、その、電話帳の厚みどころか寝転がっても掴めんほどパンパンに球形の腹。 内臓脂肪も詰まっとるだろうが、皮下脂肪落とさんことには、いくら中に筋肉つけても全然見えねえぞ。 んでもって、身長的にはジュニア・ヘビーで十分だから。HHHじゃなくてタジリとかチャボ、秋山じゃなくて丸藤。ライガーじゃあるまいし、ムリにヘビー級目指さなくてよろしい。 その上、標準体重は丸藤の体重−20kgだ。筋肉は脂肪より重いんだよ。 とりあえず、やる気を削がん程度に釘を刺す。 「秋山とは身長差ありすぎっしょ。丸藤、丸藤。でなきゃモッチー(望月成晃)。自分的にはヤクルトの宮本でもいいぞー」。 成功のイメージを明確に持つのは大事なコトだけどな。妙な夢は見ないように。
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相方減量計画
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読んで字の如し。
残業三昧・マイカー通勤・運動習慣無し・体脂肪率32%・BMI33.8の40代サラリーマンの、ダイエット記録。
残業三昧・マイカー通勤・運動習慣無し・体脂肪率32%・BMI33.8の40代サラリーマンの、ダイエット記録。
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相方は、一時期、晴れの日限定で自転車通勤したことがある。 「電車は一駅手前で降りて歩きましょう」なんてのは、大都会だからできるコト。 この辺みたいな中途半端なトコの電車やバスは、路線も駅もそうそう都合のいいトコにはない。 で、自転車。 でも、会社に着いてからしばらく息切れして仕事にならんとかで、半年くらいで車に戻した。 高校生と張り合って、高架を一気に上ったりしたら、そら息も切れるわ。 あのな、有酸素運動は息切れしちゃイカンのだよ(- -;) 無酸素運動じゃ脂肪は燃えねえっつの。 言ってみたケド、中年男のミエの前には、正論は無力だった。 昼メシで摂取してると思われる脂肪分だけでも何とかしようと、キトサンのサプリメントを渡したケド、無くなったという報告はない。 フィットネス用のシューズは、箱に入ったまま玄関に放置されてた。 ある時、起き抜けに水をコップ一杯飲むと、身体にいいとか代謝が良くなるとか聞いた。腹八分目がつらい人は、食事のしばらく前に水を飲んでおくといいってのも。 なら朝食の場合は、起きてすぐ水飲めばちょうどいいはず。んで、薦めてみた。 途端に不機嫌そうな面倒くさそうな顔になって、 「…食事の前にそんなに飲んだら、腹がジャブジャブになってしまう」 嫌そうに、呆れたように、吐き捨てるように。何をバカなこと言い出すやら、とでも言いたげな調子で。 聞いた瞬間、キレた。 相方に箸投げつけるなり、椅子を蹴立てて、洗面所に駆け込んで泣いた。 言っとくケド、悲しくてじゃないよ。ムチャクチャ腹立って悔しくて。手が届く距離なら殴ってたかも。 感情が高ぶると、悲しくなくても涙出るさ。 で、しばらくして落ち着いて、リビングに戻ったら、さすがに相方が神妙な顔してた。 そらそうだろう。 自分はすっげー気ぃ短いケド、自覚あるから、人前で派手に噴火するのは抑えてたし。相方に腹立っても、言葉も言い方も選んでたしな。初めてどっかんしたトコ見たワケで、相当ビックリしたらしい。 「そっちにその気がないなら、これ以上、自分にできるコトは何もない」 と、シリアス・モードで言ったんだけど、実は、一つだけあった。弁当。 作ってなかったんだよなー。イヤ、相方も最初から期待しとらんかったし。自分は、ほれ、あのばーさんの孫だし(^ ^;) ま、それはさておき。 会社に思いっきり遅刻してのお話し合いの後、相方は、今後は努力すると約束した。 週に一日くらいなら、仕事のやりくりも何とかなるはず、と、会社が法人契約してるフィットネス・クラブにも、今度こそ通うと言った。 ついでに、 「もうすぐ会社で栄養指導があるんじゃけど、それ、来る?」 ああ、そういや、こないだ健康診断の結果が来てたわな。…あいかわらず要経過観察・要再検査のヤツが。 行きますともさ。 だいたい、家庭科教育受けとらん中年男が聞いたところで、意味不明のまま右から左だろう。 四群点数表どころか、基礎食品群も知らんだろ? てなワケで、自分の「どかんと一発」で、相方はようやく目を覚ました……の、かな?
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結婚当時の自分の相方、身長176cm・体重105kg。 新日本プロレスの練習生に応募するには身長不足だけど、健介オフィスならOK。大相撲の新弟子検査も、第1検査を余裕で合格のこの体格。 問題は、これが筋肉じゃなくて、ただムダに重いだけだってコト。 体脂肪率32%、BMI33.8。誰が何をどう見ても、立派な肥満。 これでも、最盛期よりは20kg近く減ってるんだとか……オイオイ(- -;) 親父さんが糖尿病なんで、本人も多少は気にしてたらしい。が、あくまでも、「多少は」。 体脂肪測定機能付きの体重計を買って測るまで、 「オレは体格がいいだけで、案外、脂肪はついてなかったりして」 なんてコトも思ってたそうな。本人、あくまで「もしかしてひょっとしたら…、と思っただけ」と言い張ってるケド。 機会を捉えては、痩せる方法のあれこれをほのめかし続けたが、暖簾に腕押し、糠に釘。馬の耳に念仏。 相方の会社は、毎年社員全員に健康診断を受けさせる。でもって、体重減らせとか結果に書かれた社員には、栄養士による個別の栄養指導もある。 ある年、あまりにも「要再検査」の社員が多いことを憂えた社長は、市内のフィットネス・クラブと法人契約までした。夜11時までやってるトコで、社員はタダで利用できる。 でもね。 せっかくの福利厚生も、社員自身に自覚がないと、猫に小判、豚に真珠。宝の持ち腐れ。 くそう…生活習慣病を、慢性病の類を、甘く見るんじゃねえ、このヤロー。 夕食の量を少なめにしてみたら、 「…もうひと声、何かない?」 食後しばらく経ってから、デザートだのお茶請けだのねだられて、逆効果。 「ない」っつったら、次の日、一口揚げとかフライドポテトとか買ってくるんで、そのくらいなら、自分が作ったおからクッキーとか食わせた方がマシ。 昼食と夕食の間が10時間もあくのはよくないから、夕方おにぎりとか食った方がいい、と言ったら、 「そんなヒマはないし、仕事中は空腹は気にならない」 アタマ使ってる時にブドウ糖の元になるモン補給しねえから、帰ってから「甘いモンが欲しい」とか言い出すんだろうが。 ただでさえ夜は身体がため込みモードだっつーに、その上、日本人は飢餓に強い倹約遺伝子持ってんだから、空腹が長く続くと、次に食ったモン脂肪細胞にため込むんだよっ! 一口20回は噛んだ方がいいんだよ、と言ったら、 「そんなに噛めん」 ……ああ、そうかい。 で、たまたまテレビでやってた生活習慣病関連のドキュメントかなんか見てた時。 「…食いたいモンまでガマンして、あんな苦労して…。あれやったら、好きなモン食って死んだ方がマシやな」 呆れ返ったのとあまりにもアタマに来たのとで、絶句した。 ふざけるな。 好きなモン食って死んだ方がマシ? 阿呆、すぐに死ぬなら、ここまでウルサイこた言わねえんだよ。 慢性病ってのは、じわじわ延々続くから慢性なんだ。本人の自覚と努力無しには絶対に軽快しないし、もし重くなって合併症出たら、さらに治療が難しくなる。 その間の自宅療養だの通院だの入院だの、本人も大変だろうが、世話するこっちの身にもなれ。 慢性病の自宅療養がどれだけ大変か知ってるか? カロリー計算して糖尿病食作らにゃならんのは誰だと思ってる? 「目が見えなくなるなら、死んだ方がマシ」とか抜かしてたくせに、糖尿の合併症で失明する恐れがあるのも知らんのか? …まあ、自分らフツーの夫婦じゃないんで。 「アナタの身体が心配なのよ」なんてカワイイ理由じゃない。とにかく、自分が苦労したくない。 かなり飛躍するケド、もし万が一、相方が寝たきりになったら、この体重じゃヘルパーさんに断られる恐れもある。 ムダな出費も減らしたい。 相方が入ってる生命保険は、加入時の健康診断でひっかかって「特別保険料」とやらを追加で払ってる。 医療費ならぬ衣料費も、3Lからは値段が上がるんだよ。 痩せりゃあ、車の燃費も今よりよくなるんじゃねえの。微々たるモンかもだケド、差がないはずはなかろう。 金を稼ぐのは相方の役目なんで、大事に使って長持ちさせんと、自分の老後が安心できない。今や年金もあてにならんしな。 本人の現状認識が甘すぎるのは困ったモンだが、将来の我が身のために、こっちはこっちで策を講じる。 幸い、2人とも朝からカレーとかでも平気なんで、朝食を多めに。酢の物必須。 夕食の時間が遅いのは、こりゃもう仕事で仕方ないから、内容で対処する。炭水化物、動物性蛋白質、油脂の類はなるべくカットした、野菜中心メニュー。 果物とヨーグルトは朝だけ。ケーキだののおやつの類は、休日の昼間に限定。 砂糖は三温糖。油は「健康エコナ」とオリーブオイルとごま油。米には押し麦混ぜて炊く…… こんな調子で5年間。 その間に。
相方の方も多少は気にしてたから、朝、メシのお代わりするのを自発的にやめた。 オレ形から入るんだよね、と言って、フィットネス・クラブ用のシューズを買った。 でもさ。 やっぱり、「食」で対処するだけじゃ、たいした効果は上がらんかったのよ。 |


