梢のぶつぶつ

最近は高い木が少なくなったけれど、それでもこうしてとまっていると遠くのものも見えてくる。

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今は亡き吉田昌郎元所長は、所長になる前、本店原子力設備管理部長だった。
そのとき、最大15.7mの津波の可能性について社内で試算を得ていたが、対策を見送った経緯がある。

この点について問われた吉田氏の答えの一部が、おいらは気になった。

「これはオールジャパン。声を大にして言いたいが、原発の安全性だけでなく、今回2万3千人死んだ。誰が殺したのか。M9が来て死んでいる。こちらに言うなら、あの人たちが死なないような対策をなぜその時に打たなかったのか」(前後の文脈については公開されている吉田調書を読んでください)

この人が本当に命がけで福島第一で闘ったことをみんな知っている。
この人がいたから、あの程度で済んだとさえ言える。
この人はガンで亡くなったんだけど・・・、それは事故とは関係なさそうに見えるけど・・・、自分の体の免疫にかけるエネルギーさえ犠牲にして全身全霊で事故の拡大を防ごうと闘ったから、亡くなっちゃったんじゃないかなあ・・・って、おいらには思える。

だけど、「責任者」として過去の判断の責任を問われちゃうと、やっぱこうなっちゃうんだなあ。。

一見、正論にも聞こえる。
津波や地震について「警告」はあったって、国も自治体も予算ってもんがあるだろ。
完全なんて期せないから、こんなに被害が出たんだろ。
なんで東電だけが「費用を惜しんで対策を打たなかった」って責められなきゃいけないんだ。

そう言ってるわけだよね。

この論法だと川内原発だって、「火山の巨大噴火に対して住民を守る対策なんてとれてるのか。なぜ電力会社にだけ完璧を求めるのか」って話にもなるんじゃねーかな。

そりゃあ、自然災害から住民を守る対策を完璧にすることなんかできっこねーよ。
だから、原発だって確率論でいいだろ。ってか?

だけどさ。
自然災害が、悲惨で防ぎきれないからこそさ、
そこに「原子力災害」のオマケまでくっつけてほしくねーわけよ。

原子力災害は、人が動かさなけりゃ起きないわけ。
避けられない自然災害にそんなオマケをくっつけないためにさ、
あらゆる事態に対する備えができねーんだったら、動かすなよ。
って言ってんのさ。

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犯罪で殺されると「無念」がずっとつきまとうけど、自然災害で殺されると人間は「無念」より「あきらめ」を選ぶそうです。
力が及ばないってわかっているから。

死に方って大事だと思います。
原発に殺されるのは、もちろん「無念」です。

2014/9/30(火) 午前 8:41 都環 咲耶子(とわさくやこ)

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咲耶子さん、コメントありがとうです。

現在、放射能症で亡くなったと認定された方はいないけど、ものすごい数の人が原発事故を原因として自殺されている。
殴り書きされた「原発さえなければ」の文字が目に焼き付いてはなれない。

2014/9/30(火) 午後 8:31 [ MM21s ]


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