梢のぶつぶつ

最近は高い木が少なくなったけれど、それでもこうしてとまっていると遠くのものも見えてくる。

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ミトコンドリアの秘密

人間を含む動物の細胞にはミトコンドリアというものがある。

これは細胞の核とは別に、独自のDNAを持つ。

太古。
生物がまだ単細胞であった頃。
人間の直系の祖先となった原核細胞にとって酸素は猛毒だった。
当時増え続ける葉緑素を持った植物系細胞の活動で、地球上には猛毒の酸素が増え続けていた。

そんな中、その猛毒の酸素を呼吸することによってエネルギーに変え、活発に動き回る細胞が現れた。
この新しい生命体は原核細胞に襲いかかり、捕食することで必要な栄養素を摂取していた。

襲われる側の原核細胞は動きが鈍く、喰われるにまかせている状態だったが、
あるとき
襲いにきた活発な細胞を、原核細胞は体内に取り込んでしまう。
その細胞膜で包み込み、栄養を与える。
2つの異なる細胞は共生関係に入った。

こうして、
地球の新しい環境の中で、酸素という猛毒を活動のためのエネルギーとして利用し、核膜を持ち、細胞分裂をくり返す新たな可能性に満ちた生命体が生まれた。
ほとんどすべての生物のの祖先となる真核細胞である。

取り込まれた「活発な細胞」は、後にミトコンドリアと呼ばれるようになる。


異質なものを排除しようという空気が、このところ社会を覆っている。
相手を「理解」しようとはせず、
ののしり合い、憎悪を連鎖させる。

生命の持つ
本質的な営みに
もう一度、目を見開いてみてもいいんじゃないか。

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猛毒という言葉にイスラム国が浮かびました。
彼らとて永遠に猛毒とは言い切れません。あの強力なエネルギーを別な方向へ向けられれば、世界にとって有用になるのかなあと。
かつて酸素がたどってきた過程のように。

2015/2/8(日) 午前 11:33 都環 咲耶子(とわさくやこ)

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咲耶子さん、コメントありがとうです。

ISはどうだかわかりませんが、過激に走る若者はもともと『正義感』が強いのだと思います。
テロに走る前に「包み込んでしまう」ことはできるかもしれない。

2015/2/8(日) 午前 11:58 [ MM21s ]


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