梢のぶつぶつ

最近は高い木が少なくなったけれど、それでもこうしてとまっていると遠くのものも見えてくる。

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高校生の娘が、病気で働けず生活保護を受けている親を気遣って修学旅行費を自分でバイトして賄った。
そしたら自治体はこれを「収入」とみなし、全額返還を求めた。
このあまりにも酷な「行政処分」に対し、横浜地裁は先日、処分取り消しを命じた。

あったりめーだろが!

子供の純粋な親孝行の心が「不正受給」ってなんだよ。

このケースの場合、生活保護を受けているお父さんがケースワーカーの説明不十分のため、娘のバイト代を申請する義務があることを理解できていなかったことによって「不正受給」とされてしまったことによって生じた。

生活保護法78条では「不実の申請、不正な手段で保護を受けた場合、その費用を徴収する」とある。
これが適用されたのだ。

実は厚労省は、子供のバイト代を申請しなかったケースでは78条を適用するよう、自治体に指導しているため、多くの自治体でこうした取り扱いがなされている。

だが実態は、ケースワーカー自体がそのことを知らなかったり、受け持つ世帯数が多くて説明が不十分だったりして、後になってから不正受給とされるケースが多々あるらしい。

厚労省は生活保護の不正受給件数を「年4万3千余」と発表しているが、その中にはこうしたケースが相当数含まれていると思われる。
親孝行な子供の心が「不正受給」としてカウントされているのだ。
実数がどれくらいあるのかは、調査がされていないのでまったくわからない。
厚労省自体が問題だと思っていないのだ。

恵まれてぬくぬくと育ったやつが「不正受給」が多いことを理由に生活保護受給者へのバッシングをやっているが、実態を知ってから言葉を発するべきだ。

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