梢のぶつぶつ

最近は高い木が少なくなったけれど、それでもこうしてとまっていると遠くのものも見えてくる。

全体表示

[ リスト ]

国連の実状

川内有緒さんは元国連職員。

彼女が一職員として内部から見た国連を語っている。

以下は、某新聞に掲載された川内さんのインタビューから抜粋。
(文字の着色等はブログ管理人)

 国連って、70年前に設計された旧式の大型船みたいです。世界中の人々が夢や理想を持って一緒に乗り込んでいる。でも船が古い上、内部で小競り合いも起きていて実際にこいでいる乗組員が少ないから、なかなか前に進めない。
  (途中略)
 ユネスコ本部に勤めて、最初に驚いたのが予算の貧しさでした。日本の国際協力事業なら通常は億のお金が動くのに、国連では数百万円をめぐっての争いです。世界遺産センターの入るビルなんて当時は衝撃を受けるほどのボロさで、世界遺産より先にここを修繕した方がいいんじゃないかと思いました。
 かといって無駄がないかというと、いっぱいあるんです。例えば、政策提言の論文冊子を作っている職員の部屋に入ったら、過去の冊子が森のように積み上がっていました。尋ねると「発送する予算がないから送れない」と。それでも冊子を毎年作り続けているんです。
民間企業にいた身からは信じられないくらい、何をするにも時間がかかるし効率が悪い。
  (途中略)
 とはいえ、やはり国連は必要だと思います。1カ国が1票を持って大国に対抗し、世界の潮流を少しだけでも変えることができる。専門機関の中には替えの利かない活動をやっているところも多いし、システムこそ旧型ですが、世界中の人々が平等に働けるよう配慮された職場でもあるんです。
 あと国連機関で働いてみて、日本って孤立している国だな感じました。中南米はある程度一体化しているし、アフリカやアラブ諸国もまとまる時はまとまるから、数の力で世界の政治を動かせる。日本には、仲間や属する場がないんです。
 それでも日本という国は多くの国から好かれています。なぜなら国際協力を現地に寄り添ってしっかりやってきたから。日本人が比較的安全に世界を旅できるのもそのおかげです。米国の言うことは聞きたくないが日本の言うことなら聞く、という国も意外に多い。そうした積み重ねを国際政治に活用すればいいのに。現状はもったいないと思います。
 

今、日本はこんな状態だから、
川内さんの「肌感覚」に耳を傾けてみようよ。。
 

閉じる コメント(0)

コメント投稿

顔アイコン

顔アイコン・表示画像の選択

名前パスワードブログ
絵文字
×
  • オリジナル
  • SoftBank1
  • SoftBank2
  • SoftBank3
  • SoftBank4
  • docomo1
  • docomo2
  • au1
  • au2
  • au3
  • au4
投稿

開く トラックバック(0)


.


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事