梢のぶつぶつ

最近は高い木が少なくなったけれど、それでもこうしてとまっていると遠くのものも見えてくる。

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この漫画は子育て漫画です

と、作者は言う。

血がドバドバ飛び散り、ハリウッド映画ばりのアクションと命のやり取りと襲い来る敵! 冒頭からの殺人シーン。。。
これのどこが?
・・・・・子育て漫画?

主人公はバッドエンドしか書けない小説家。
しかし、その悲惨な結末がなぜかウケて今や豪邸に住む売れっ子作家だ。
だが、本人は「バッドエンドしか書けないオレは、やがてすぐ飽きられ、忘れ去られ、惨めなボロクズのようになって人生を終えるのだ・・・」という悲惨な未来しか思い描くことができず、不安の中で悩み続けている。
「今度はハッピーエンドの小説を書いてくださいよ♪」という編集者の言葉は、さらに彼の頭上にプレッシャーとしてのしかかってくる。
ハッピーエンドを・・・・・ハッピーエンドの物語を考え出さなくては・・・!

そんな主人公は、ある殺人現場に居合わせてしまったことから「神様の双六」に強制的に巻き込まれることになる。
「双六」の上がりはひどく牧歌的なもので、
一人の小さな女の子と、とある島でクッキーを食べる
というだけのこと。

だが、この「双六」には世界の破滅がかかっており、
上がれなければ世界は破滅するというのだ。
しかも、双六には競争者がいて、この女の子を奪いにくる。
なぜなら、競争に負けて上がれなかったヤツは死ぬ。
つまり、自分の命がかかっているからだ。

襲い来る敵に対して、主人公は武術も体力も運動神経も持っていない。
あるのはただ「バッドエンドしか思いつかない」という特異な才能のみだ。

そして主人公は、その才能のみで敵と戦う。
敵の最悪の結末を想像し、
小説家らしく、そこに至る緻密なプロットを考え、
そして、自分のわずかな言葉や行動で伏線を張る。

敵(登場人物)は、見事にその伏線の罠にはまり、小説家の描いたプロットどおりに最悪の結末へと導かれる。
というツーカイな戦い方だ。

しかし、物語はどんどん悪い状況へと進んで行く。

もう・・・バッドエンドしか考えられない・・・・・

読者すらそんな風に思い始めた頃、この物語はクライマックスをむかえる。

バッドエンドしか思いつかない小説家が
少女を守るために
精一杯描いたハッピーエンドとは・・・


オトナってなんだろう?

ブランド物に身を包んで颯爽と歩いてるヤツだろうか。

夢を諦め、「現実」と折り合いをつけることを学んだヤツだろうか。

いいや、違う。

オトナってなぁ、
子どもを幸せにできるヤツのことだ。
持てる力の全てを使って、子どもを幸せにするヤツのことだ。

カッコいいオトナってなぁ
こういうのを言うんだ。

これが、この漫画のテーマだろう。


全8巻


閉じる コメント(4)

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なかなか面白そうですねー
漫画といえば、何十年ぶりだろ、萩尾望都のポーの一族のエドガーの表紙に惹かれて、おもわず月刊誌を買ってしまった。
大ファンだったので、絵が懐かしかった。

2016/5/31(火) 午後 8:23 都環 咲耶子(とわさくやこ) 返信する

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咲耶子さん、コメントありがとうです。

おすすめ!
泣けますよ。。

2016/5/31(火) 午後 8:26 [ MM21s ] 返信する

この本は知りませんでした。

ちょっと捜してみます。

ありがとうございます。

2016/5/31(火) 午後 8:42 電脳写真工房 返信する

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爺っちゃさん、コメントありがとうです。

へっへっへー。。
子育て漫画ですよお〜。
下敷きになった設定は「レオン」かな。
「殺し屋」が「小説家」に変わっただけ、って感じもあるかも。。

2016/5/31(火) 午後 11:20 [ MM21s ] 返信する

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