梢のぶつぶつ

最近は高い木が少なくなったけれど、それでもこうしてとまっていると遠くのものも見えてくる。

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この記事は注目度が高いようだけど、すぐに埋もれて忘れ去られてしまうだろうし、記事自体時間が経てば消去される恐れがあるので、バックアップしておく。

白人がもたらした死の伝染病はしか
生き延びたアマゾン先住民の新たな戦い

【AFP=時事】アマゾンの熱帯雨林で狩りをしている最中に初めて白人男性に遭遇した日のことを、ズァクー・ワイアピ(Tzako Waiapi)氏は今も鮮明に覚えている。それから数か月以内に、知り合いのほぼ全員が謎の病気で死んでいった。

 2つの世界は突然出会った。一方に住むのは、先住民ワイアピ(Waiapi)。もう一方に属しているのは、鉱山を採掘、森林を伐採し、アマゾンの天然資源を搾取しようとするブラジルの開拓者たち。双方とも互いが存在することさえ、まったく知らなかった。

 「白人たちは拳銃を引き抜いた。われわれは矢を持っていて、やはり構えた。全員がにらみ合った」。アマゾン奥深くにある集落マニーリャ(Manilha)の長老、ズァクー・ワイアピ氏は記憶をたどる。

 森林に分け入って金鉱を探す者たちとの出会いは戦いに至らずに終わったが、彼らはワイアピの民たちに拳銃よりもはるかに致命的な武器を放っていった。麻疹(はしか)とインフルエンザだ。

 はしかやインフルエンザといった病気は、先進諸国ではずいぶん前から抑制されてきた。だが、こうした病気への自然免疫力を持たない先住民に対して、ウイルスは爆弾のような威力を持っていた。「ワイアピはそういう病気に慣れていなかったから、皆あっという間に死んでいった」「インフルエンザは治った。だから、はしかにかかったときも治ると思った。でも、はしかの方は強力で、死ぬまでに1日とかからなかった」と、ズァクー氏は語った。

 ズァクー氏は自分の年齢を正確に知らない。たぶん80代だと言う。だが、若い頃の恐怖の記憶は痛々しいほど鮮明で、「遺体を埋葬する人さえいなくなってしまった。親族もいなくなり、放置された遺体を動物たちが食べていた」という。

 近しい人々は何人亡くなったのかと聞くと、ズァクー氏は一人ずつ名前を挙げながら、妻、父、義母、義兄、子どもたち、とそこでやめ、多過ぎて数えられないというふうに手を振り、「彼らはワイアピの子孫を奪ったのだ」と話した。

森の開拓を迫る政府と産業界
 人口調査によると、2000人程度いたとされるワイアピの人々は、1973年にはわずか151人となってしまった。

 村人たちによると、ブラジルとフランス領ギアナの間にも昔から暮らしているワイアピの集団がいるが、彼らは地理的に隔離されていたため、伝染病からは逃れたという。

 こうして生き残ったワイアピの人口はその後、ブラジル政府のワクチン接種プログラムによって約1200人まで回復した。1970年代の伝染病流行で死亡した世代、つまり高齢の人々にはどこの村に行っても会わないが、子どもたちはあちこちにいる。

 ワイアピの人々が今、恐れているのは病気ではなく、採鉱と伐採のために森の開拓を迫るブラジル政府と産業界からの圧力だ。ズァクー氏は言う。「同じことが二度と起きないよう、われわれは闘っている。私は子どもや孫、村人たちにそう言い聞かせている。戦いの用意はできている。われわれは決して退かない覚悟だ」【翻訳編集】 AFPBB News


白人西欧文明の論理で強引に物事を進めようとする古臭い「暴力」が、まだここでも牙をむいている。
白人文明だけが文明ではない。
ワイアピの文明を「未開の劣った文明」と勝手に断じ、白人文明が優れた文明である・・・という19世紀のような意識から抜け出られない者たちがまだまだ大勢いる。
それが間違った愚かな文明であったことは、地球環境問題を直視すれば明らかなことだ

人類が生き延びられる「新しい文明」を探すために、ワイアピ文明のような「自然と共生している文明」から多くを学ぼうとする姿勢こそが、今、必要なことだ。
それは、世界中に(片隅に追いやられながらも)生き残っている。

白人西欧文明の中にいる人々がそれをやらないなら、人類の人口は数十年で半減・・・いや、ヘタをすればそれ以上に減るだろう。



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