問題はありません!(安倍晋三)
あの地震より数年前の国会で、共産党議員の指摘に対して断言した答弁
AFP=時事 3/10(金) 15:38配信 を、以下にバックアップのため転載しておきます。
「放射能がうつる」「福島に帰れば」 原発避難者が耐えるいじめ
【AFP=時事】関根颯姫(Satsuki Sekine)さん(15)の家は、2011年の東日本大震災の津波に破壊され、続く原発事故のパニックの中で家族は避難した。しかし関根さんにとって震災以上に残酷だったのは、避難した先の地域で受けたいじめだった。
関根さんの新しい同級生たちは同情を示すどころか、言葉の暴力を浴びせた。弱者や周りと違う人がのけ者にされやすい日本でよくみられる差別の一種だ。「『福島の子だから』とか『放射能がうつるから』とか」──事故を起こした福島第1原子力発電所から遠く離れた避難先で、関根さんはこうした言葉でいじめられ、それに耐えた。
自宅が地震で半壊して津波に流された上に「原発事故まであって、精神的にもきていて。親戚の人も津浪に流されて死んでしまって」と関根さんはAFPに語った。さらに新しい学校でいじめに遭い、「こんなんだったら死んだほうがましだろうなと思うくらい」精神的にきつかったと、彼女は言う。
関根さんは現在、自宅があった場所の近くに戻って暮らしている。津波によって福島第1原発がメルトダウンに陥り、16万人以上が家を追われたその地域では今、ゆっくりと復興が進んでいる。
避難先でひどい目に遭っているのは関根さんだけではない。多くの子どもたち、そして大人までもが、安住を求めた街で罵られ、のけ者にされ、暴力まで振るわれているのだ。
■「帰ればいいじゃん」
日本は秩序だった社会と行儀の良さで有名な国だ。しかしそれはうわべで、その後ろには窒息するような集団意識があり、そこからはみ出る者へのいじめにつながる。子どもも大人も自殺率が高いのは、いじめが一因だと非難されている。
死者・行方不明者が1万8500人に上った震災直後、この戦後最大の危機を乗り越えようという連帯感が日本全国に広がり、多くの自治体が避難者を受け入れた。団結してまとまろうとする合言葉が「がんばろう、日本」だった。だが、現場レベルでの避難者への対応は往々にして冷たかった。
青山麗(Urara Aoyama)さん(16)は新しい学校の同級生らに、自分が福島原発周辺の町から避難してきたことを知られないよう必死だったという。だが「中学校に入ってから…それがばれちゃったというか、広まってしまって」と青山さん。彼女は現在、福島県に戻り、関根さんと一緒に広野町の高校に通っている。2人とも元は広野町の近くに暮らしていたが、その地区は今も立ち入り禁止区域のままだ。
青山さんもまた、同級生らに「放射能がうつる」などとからかわれ、福島に「帰ればいいじゃん」と言われたという。「陰でぐちぐち言われていて、たまにわざと聞こえるように言われた」
■「全体主義」
いじめの問題に詳しい明治大学(Meiji University)の内藤朝雄(Asao Naito)准教授は、日本の教育システムは個性を抑えつけるために、周りと違う子どもがいじめの対象になりやすいと指摘する。 「そういう日本教育のあり方の全体(主義)の中に、たまたま今回の福島から逃げてきた人のいじめも入っている」と、内藤氏は言う。
最近、横浜市に避難していた少年が、同級生から「賠償金」をもらっているだろうと言われて非難され、総額約150万円をゆすり取られていた問題が明らかになり、激しい怒りを呼んだ。少年はまた、たたかれたり乱暴を振るわれたりしていたという。彼は何年間も苦痛に耐えながら、いじめっ子たちに渡すために家から現金をひそかに持ち出していた。
少年の代理人を務める飛田桂(Kei Hida)弁護士によれば、少年が家族に打ち明けられなかった理由は、母親も近所でいじめに遭っていることを知っていたからだ。「お母さんがゴミを投げつけられたり、怪文書みたいに出て行けと書かれたものが入っていたりした」と、飛田氏は言う。
弁護士の黒澤知弘(Tomohiro Kurosawa)氏は、こうした問題の一因は、原発事故の責任が追及されないために、日本人の多くが福島から避難してきた人々を「被害者」とみなしていないことだと指摘する。
事故以来、逮捕された人物は一人もおらず、東京電力(TEPCO)救済のために公金が投入され、安倍晋三(Shinzo Abe)首相率いる政権は原発の再稼働に積極的だ。
「被害者が何かを言うと、逆にこの国の中では不利益な立場というか、要するに国に批判的に受け取られてしまう」と、黒澤氏は言う。「被害者であるようで、被害者であるかがはっきりしないという位置付けのあいまいさが、周囲の無理解とか批判をより呼び込みやすくしてしまっている」
第2次世界大戦中の広島、長崎に落とされた原爆の被害者らの代理人を務めてきた黒澤弁護士は、福島の被災者に着せられる汚名は、生き残った被爆者に対する苛酷な仕打ちの歴史の繰り返しだと言う。被爆者らは原子力時代の最初の犠牲者であり、その苦しみにもかかわらず、被爆に対する偏見のために、特に結婚相手としては多くが敬遠された。
関根さんと青山さんが福島に戻って通い始めた学校は、原発事故による汚染地区からの生徒を主に受け入れるために設立された学校だ。彼女たちはここで、自分たちの地域の試練を描いた劇を、他の生徒たちと一緒に演じている。
「仲間同士、そういう中で少しずつ傷が癒されていくというんですか」と、彼女たちの教師の小林俊一(Shunichi Kobayashi)氏は語る。 「いろんな目に遭って戻ってきた子が多いので、逆に連帯感が非常に強いんですよね」。トラウマを感情に出して演じることは、その痛みの克服を助けると同氏は言う。
そして関根さんは、もう死にたいとは思わなくなったと語る。「まだ福島は生きているから、自分が逃げたらおしまいだなって」【翻訳編集】 AFPBB News
原発避難の人々を傷つけるのは「悪意」ばかりではない。
こんなおバカな「善意」もある。
福島民友新聞 3/10(金) 16:03配信(一部の抜粋)
哀れみの目が人を傷つけることもある。前田は、ある医学生から印象的な話を聞いた。医学生は数年前の夏、NPOが九州に福島の子どもたちを招いて実施したキャンプに参加した。子どもたちはキャンプを楽しんでいたが、雰囲気を一変させる出来事が起きた。
地元の男性が子どもたちに飲み物を差し出し、こう言った。「君たち福島から来たんだね。かわいそうに。これを飲めば、放射性物質は全部外に流れていくから」。これを聞いて泣きだす女の子がいた。
子どもたちの体にすぐに外に出さなければならない放射性物質などは存在せず、子どもたちにもそんな認識はない。「善意からの行動かもしれないが、どんなに子どもたちを戸惑わせるか、想像できなかったのだろう」と前田は考える。
スリッパで頭を叩いてやりたいくらいの「善人」だな。。
「自分が善人である」ことを信じて疑わず、そのシワのない脳みそは何も考えたことがないのだろう。
放射性物質は福島県境でピタリと止まったわけじゃない。
その後の調査で判明した汚染地図は福島県内よりも汚染された地域が数多くあることを明確に示している。
今現在、福島県産の米以上に安全な米はないと言ってもいいくらいだ。
検出限界値3〜4ベクレルという測定でNDなのだ。
農家は必死で対策をとり、測定をしている。
むしろ「汚染された意識」のないところの方が、対策もとっていないし測定すらしていない。
国は根拠の薄い「安全基準」を歌うだけで、ついに正確な情報を提供することも議論することも拒み続けた。
曖昧な「風評被害」という言葉も、こうした状況に拍車をかけた。
もう一度思い出せ!
警告を聞かず、放射性物質をまき散らしたのは誰だ?
正確な情報を隠したのは誰だ?
何事もなかったふりをして「風化」を待っているのは誰だ?
そういう姿勢が
国民の多くの中に
事実に基づかない幼稚なイメージだけを残しているんだ!