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鼻水が止まらない

アレルギー性鼻炎用点鼻剤の特徴と使い分け
(日経メディカルより)


 アレルギー性鼻炎は、IgE抗体によるI型アレルギー疾患で、発作性反復性のくしゃみ、
水性鼻漏(鼻水)、鼻閉(鼻づまり)を3主徴とします。季節性のものと、通年性のものが
ありますが、前者はほとんどが花粉症で、後者は室内塵(ダニなど)によるものが多くを
占めます。
 1998年に実施された耳鼻科医およびその家族の調査では、通年性アレルギー18.7%、
スギ花粉症16.2%、スギ以外の花粉症10.9%で、アレルギー性鼻炎全体では29.8%の
人が罹患していたことが報告されています。
■ステロイド点鼻剤
 効果は強力で、作用発現も早い(1〜2日)のが特徴です。作用は2〜4週でピークに
達します。3つの症状すべてに有効で、長期連用した方が改善率は上がります。現在の
ステロイド点鼻剤は、長期連用でもほとんど全身性副作用がないとされています。
 『鼻アレルギー診療ガイドライン2009』での推奨の強さは「A(行うことを強く推奨
する)」になっています。このガイドラインでは、中等症以上の患者には、抗ヒスタミン薬
や抗ロイコトリエン薬と併せて、鼻噴霧用ステロイド薬を使用することが推奨されて
います。しかし、日本医科大学の大久保公裕教授の報告によれば、昨シーズンの調査で
約4割の患者が点鼻薬の処方がなされていなかったそうです。
 以下では、各製剤の特徴などを紹介します。
◎ベクロメタゾンプロピオン酸エステル(アルデシンAQネーザル)
 かつては、喘息用のアルデシンの器具を取り替えて、鼻用に使っていました。しかし、
アルデシンはフロンガスで噴霧されるため、鼻粘膜への刺激が強く、フロンガスの使用も
問題となったため、その後、点鼻液が開発されました。小児への適応もあります。
◎フルチカゾンプロピオン酸エステル(フルナーゼほか)
 2008年から1日1回投与タイプの鼻用ステロイド剤が発売され、現在では3種類が販売
されていますが、本剤は、後発品が存在していますし、成人でも1日2回の使用で済む
こと、小児への適応のある製品があることから、現在でも多く使用されています。患者に
よって、先発品のにおいを好む場合とにおいのない後発品を好む場合があります。
◎フルチカゾンフランカルボン酸エステル(アラミスト)
 1日1回投与の製剤です。臨床試験では、フルチカゾンプロピオン酸エステルとの比較
で引けを取らないことが証明されています。また作用発現は、フルチカゾンプロピオン酸
エステルが2日間であるのに対し、こちらは1日目から効果が見られたと報告されて
います。噴霧は横押しタイプになっています。
◎モメタゾンフランカルボン酸エステル(ナゾネックス)
 1日1回投与の製剤です。全身吸収性が極めて低いのが特徴です。鼻出血や鼻を傷つけ
ることを避けるために、鼻の内側でなく外側に向けて噴霧する必要があります。
◎デキサメタゾンシペシル酸エステル(エリザス)
 1日1回投与の製剤です。噴霧に用いるツインライザーは非常に工夫されていて、
鼻腔の奥まで届くようになっています。両鼻同時に噴霧できるのが特徴です。粉末製剤
なので、鼻への刺激が少ないという特徴があります。
■抗アレルギー薬(点鼻剤)
◎抗ヒスタミン薬
 抗ヒスタミン薬は、くしゃみや鼻汁に効果がありますが、鼻詰まりは抗ヒスタミン薬に
抵抗性の場合があります。このような場合でも、ステロイド剤は効果を示すことがあり
ます。比較的即効性が期待できますが、ケトチフェンフマル酸塩(ザジテン)では、
点鼻剤であっても眠気が起きます。レボカバスチン塩酸塩(リボスチン)は眠気が少ない
とされています。
◎ケミカルメディエーター遊離抑制薬
 クロモグリク酸ナトリウム(インタール)などがあります。作用発現までに約1週間
かかります。
■血管収縮薬(点鼻剤)
 血管収縮薬の点鼻剤も、『鼻アレルギー診療ガイドライン2009』では推奨の強さが「A
(行うことを強く推奨する)」になっています。 ただし乳幼児では、呼吸抑制、けいれん、
心停止が起きるリスクがあるため、2歳未満への投与は禁忌となっています。それ以上の
小児でも、連用により高度に鼻粘膜を腫脹させ、逆に薬剤性鼻炎を起こすため、使用量は
最低限にします。このことは、小児ほどではありませんが、成人にも言えることですので、
当社の薬剤師には、使い過ぎはかえって鼻詰まりを悪化させることを、理由を添えて説明
するように指導しています。
 また、血管収縮作用による血圧上昇があるため、MAO阻害薬との併用は禁忌です。
 ステロイドとの合剤であるコールタイジンスプレーは、耳鼻科医の中には、噴霧でなく
点鼻するように指導していることがあります。点鼻する際に、ボトルの横を押すと過量に
液が出てしまうため、ボトルの底を軽く叩くようにして点鼻するように指導します。
 リウマチ・アレルギー情報センターの『鼻アレルギーガイドライン』には、「局所ステロ
イドが鼻粘膜全体に十分散布されるように、局所ステロイドの使用10〜30分前に1日
1〜2回使用し、1〜2週間をめどに局所ステロイドの効果発現とともに休薬する」との記載
があります。
■抗コリン薬
 水性鼻漏には効果がありますが、くしゃみや鼻づまりには効果がありません。
 かつてはアトロベント、フルブロンなどの製剤がありましたが、フルブロンは販売が
中止され、アトロベントも、現在は点鼻用の製品は販売されていません。古い資料には
記載がありますし、まだ覚えている患者も幾ばくかはいると思いますので、一応、触れておきました。








花粉症シーズン真っただ中です。私も花粉症で苦しんでいます。上記の記事はアレルギー

性鼻炎でも、特に点鼻薬についての説明です。私が使っているのはステロイドと血管収縮

薬の点鼻薬を併用しています。確かに速効性はありますが、持続性に問題があり、鼻水が

止まって凄い効いた!と思ってもしばらくするとまた鼻水が出てきます。

内服薬については後日報告します。くしゃん!

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