地味に暮らすパリ

フランスについて地味に淡々と。

終宴

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欧州の他国に居を移すこととなった。
わずか2年余りのパリ滞在ではあったが、非常に貴重な経験であった。
と同時にまだまだパリをよく知りたい、という気持ちが強い。

パリ育ちのフランス人が言っていた。
「確かにパリは美しいし、様々な観光名所や美術館、オペラもある。
でも金がなければ何も楽しめない。」
それでもやはりパリが好きなのだ。
確かに、パリで地味に暮らしてみて感じたのは、
「パリは金がなくても期限付きであれば楽しめる。金があれば更に長く楽しめる。」
これには反論もあろうが、これが私の正直な感想だ。
その意味では今パリを離れることはよいタイミングであったかもしれない。
なにはともあれ、パリは非常に魅力的な街だ。

さようなら、また会う日まで。

ニッポン補足

日本滞在中にとても感心したことがあったので加えておきたい。

ホームで追い越し待ちをしている電車に乗ろうとしている盲人がいた。
私は少し離れていたのでどうしようかと思っている内に、
同じホームの反対側に停車した電車から女性が降りてきて
さっと彼に歩み寄り、電車の扉まで誘導した後、走って元の電車に
戻っていった。

思いのほか簡単にできることではないと思う。
私も迷っている暇があったら行動に移せば良かったと後悔すると同時に、
日本もまだまだ捨てたものではないと嬉しくなった。

日仏比較

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先日日本に一時帰国する機会があった。
その際に感じた日仏の違いについてとりとめもなく書いてみる。

-やっぱり平和な国ニッポン
電車に乗って座りふと前を見ると7人中6人が居眠り。
残りの一人の若者はヴィトンの大きな財布を手に持ったまま。

-お客様は神様の国ニッポン
店で商品を購入してお礼を言うのは店員であって客ではない。
大企業のカスタマーサービスは全てフリーダイヤル。
(フランスでは通常より高い料金を取られる)
カードの解約をしても「ありがとうございました」と言ってもらえる。

-バリアフリーの国ニッポン
JRを除いては駅等でのバリアフリー化が進んでいる。
「フランスではバリアフリーはほとんど皆無だが誰かしら助けてくれる。
日本ではバリアフリーが多くなったが誰も助けてくれない」とは
日仏双方で子育て経験のある母の話。
助けたい気持ちはあるがシャイな日本人の性格故と信じたい。

-老人に厳しいニッポン
シルバーシートで狸寝入りする若者達。
これだけは許せない。

-他人との壁が高いニッポン
日本滞在中赤の他人と話す機会はゼロ。
成田空港からパリの自宅に戻るまでの間に話した通りすがりのフランス人の数3人。

フランスも意外に住みやすくまだまだ住んでみたい国であるが、
海外に住むようになってより日本に愛着が湧いてきたのも事実である。

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