どうだみたか!といわんばかりに上がりました、SFCG。

悪い会社なんてことは、みんな知ってるんです。本業をほぼ撤退するつもりなのも知ってるんです。それを肴に安い時にそれ自体をいちいち議論している馬鹿どもにはあきれる限りで、結局こうなるわけです。今に置き換えると、いちいちビッグスリーの行く末をわざわざ心配して投資をする人もまた同じくセンスが疑われてしまいますね。
さらに投資家としての根本的に必要なことはとにかく有利な状況に常に自分を持っていけるかどうかで、ギャンブラー的発想でもいいし、孫子や諸葛孔明的に、絶対勝てるだろうと思える状態になったときに勝負すべきであって、半々の時に頑張ったってなるようにしかなりませんので、やる意味がありません。あくまで勝負師というのは、勝負すべき時に勝負をする人のことであって、やたらと賭ける人ではありません。この感覚を持てないと永遠に普通の庶民です。
振り返って解説してみましょう。
ストップ安連発の時に買い下がった根性がまず導入部分で重要だったのは言うまでもありません。つぶれないという判断をしたのです。細かい数字の詰めは全くわかりませんでしたが、総合判断でつぶれないと判断したわけです。
これだけでは勝負は勝てません。安く買って、たいして高くないときに売っていてはあまりもうかりませんので、儲からないことをうまくやっても、うまくできたことにはなりません。ゲームが楽しかっただけです。
これを意味あるものにしたのは、そのままほっといたことです。544円から、1800円台まで上がって、1000円くらいまで下がりました。がそのまま保有していました。別に売ろうとも何とも思っていませんでした。ここがポイントです。安く買っているのだから、1000円だって別に損するわけではありませんし、さらに下がっても損しません。いつもくどくど言っていたことですが、その状態は、次の上がりに対してただで賭けをできる状態だったわけです。これを1500円くらいで売って、1100円ほどで買いなおせばいいと思う人は、何も知らない人か超天才かどっちかですが、そういうことをしなくてもいいのです。700円台の持ち値でほっといて、1000円から上がるのを、タダで賭けて待ってるだけなんです。
いいたいことがなかなか伝わりにくいのですが、経済・市場は理屈というよりゲーム理論的であって、相手が動いた時の自分の動きまで考えなくてはいけません。あくまで自分がどう考えるのではなくて、相手の状況に対しての自分の動きです。ただし、相手の動きがどうだろうと自分の動きを固定できれば、こんな簡単な勝負はないわけです。その時点で負けても、本当に負けにならなければとにかく楽です。
この状態を作るには、一番簡単な方法はとにかく安く買うことを心がけるだけです。
それができなくても、ほかにもいくつか場面場面でそういったことはあり得ますが、またそんな時は実例をあげて考えてみることにします。
いつも引き合いに出す、ウォーレンバフェットもよくよく考えれば、究極には常にそういった状態を作っているだけです。小さい金額を多少大きくするのはそれほど難しいとは思いませんが、バフェットのように大きい金額を大きくさせるには、分析の強さも必要ですし、それをどれだけ信じられるかも必要です。そういったチャンスを逃さないように鍛錬するだけです。
先週から私がチャンスが来ると考えていたのはオリックスなのですが、注文を出すのが仕事で気がつかずに一日遅れて買えませんでしたが、そういったチャンスをじーーーとみていられるかが重要です。今の相場は安い株が多い可能性が高いわけですから、悪い話ほど興味を持つべきでしょう。
まあいいたいことは、知っていることと儲かることも同じではないってことですね。
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