あるバリュー投資家の株ブログ

目指せ年率20% ・・・投資判断は自己責任でお願いしますね。

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さてドル安ですね

とうとうドル安が主題になってきましたね。
以前より一番の基本概念はドル安だと考えていましたので、まあその通りといえばその通り。
ただ、それをどう儲けにするかはちょっと違う話なので、買いしかやらない私にとってはちょっと残念です。
 
全く先が分からない人のためにためになる海図をご用意しましょう。
外れても知りませんが。
 
基本はドル安。
不動産バブルを作った国はエンジンを失います。健全な成長が総統しばらくできなくなります。
その説明としては、今までアメリカは経済成長を年4%くらいでしてきました。
いいかえると所得、名目上の給料が増えます。
その人たちが豊かになるにつれ、家を買います。
その家を投資として準備するならそれでよいわけです。
さらにサブプライムローンとして有名になりましたが、さらに本来家を買えない人の分まで家を作りました。
すでにこの時点で家を作りすぎって分かりますね。
さらに、ここからがみそですが、今までは年4%で成長していたから、しばらく経てばその家を買えない人がいつか家を買えるように所得が上がったので、さばけたかもしれません。
しかし、現状は先進国は寡占化した利益を新興国に奪われる立場ですので、先進国は低成長だと考えると、その人たちは、家を買えるように豊かになりません。
ついでに、また移民で人口が増え、・・・貧しい人が増えます。
さらにいえば、家を維持できていた層も下の層に転落する可能性を考えると、相当家があまります。
ここでいいたいのは家が多いということではなくて、住宅設備は内需のかなめです。住宅内需がある意味儲けのない日本の経済状態は、外需頼みであくまで強くないのが実感できると思いますが、その状況に陥ると考えられます。
勢いのある経済は、外需と内需、両輪が回ってこそです。
アメリカ経済はしばらく停滞すると考えます。
 
これだけではドル安の理由になっていません。
この状況で以前の通貨供給量の成長率からすると爆発的にリーマンショック後金融緩和がされました。
これが問題なんですね。
 
で、ヨーロッパは?というとはっきりいってアメリカにはめられたって感じです。
アメリカの不動産バブルのつけを半分くらい背負わされているという感覚です。
なぜでしょう・・・。思い出してみましょう。サブプライムショックでどんどん当初倒れていったのは、ヨーロッパ系のヘッジファンドでしたね。
これは何を表現しているかといいますと・・・
アメリカはあくまでサブプライムローンの製造卸売です。
で、購入者は(特に後乗りの)ヨーロッパの投資家です。
ヨーロッパは変なものをトリプルAとして買わされて、結果的に苦しくなりました。
アメリカは、変なもの大量に作って売っていたら、買い手がいなくなった途端その在庫で吹っ飛んだわけです。
リーマンブラザーズ・ベアスターンズはまさにその最たるものだと思えば分かりやすいですね。
 
ということで、ヨーロッパも苦しいですね。
ちなみに日本は不動産バブルの経験があったので、自己資本に影響を及ぼすような投資を控えていた(できなかったというほうがあたりかもしれませんが、公的資金注入後なので)あまりその直接的影響を受けませんでしたね。
 
そのドル安と対極にいるのが、新興国です。
よくよく考えるとドルの大量放出はごく最近の出来事ではありませんがなぜ今なのかがみそです。
 
新興国の経済はあくまで成長しています。
先進国の寡占の利益をどんどんなし崩しています。ので実体経済が伸びています。
これ自体は正しいと考えています。(で、富を生むのは小手先の金融ではなくあくまで実体経済です。)
新興国が伸びると何が起きるかというと、世界中で今までの経済活動よりより大きな経済活動となります。
例えば新興国を含めた経済成長が年5%なら、ドルの決済は5%以上増えます。
決済自体で使うもの、決済の予備のもの、価値保蔵のもの、と考えるだけで3倍近くになるのかもしれません。
(私はこのこと自体は正確に資料やら理屈を研究したことはありませんが。)
ということは何が言えるかというと、ドルの大量供給は、新興国が伸びている限りではある程度受け皿になり消化できる訳です。
 
ただし、お金は巡りますのでその悪影響は当然出ますね。
ある意味新興国の実需に対して投入されたドルは健全だと思えますが、そうでないルートに流れる資金もあります。金融ですね。
金融制度が整っていて、上がる余地があると思われる商品(コモディティに限らず)、金やら貴金属、原油、作物株、債券、通貨なんでも高くなります。
ここしばらく値が上がっていたものは全部そんなものだと考えれば簡単です。
インフレは、中学・高校レベルで習った感覚だと物価高になり・・・とどちらかというと実体経済のインフレを説明しますが、ここでは金融経済は全部インフレになったという感じでしょうか。
 
で、実体経済のインフレは当然起こります。
インフレのいやらしいところは、金持ちが影響を受けるのは最後です。金融経済がインフレになる時は、お金持ちは基本的には名目的数値が上昇しますので。
ということで貧しい国で政府が転覆したのは、あくまでドル安のせいだと思えるわけです。
 
そうなってくると、新興国はインフレに苦しむようになります。
見方を単純化すると、実体経済に必要なドルが増える分までは、新興国も耐えられるけど、その器以上にドルが供給されると、いくら経済成長著しい国々でもインフレに苦しむわけです。
どうでしょうか、ここ半年くらい前からその傾向がみられ、中国、インド、ブラジルなどは経済成長というよりはインフレ阻止的な政策のほうに軸足を置くようになってきましたね。
特に新興国ではまだまだ貧しい人は多いためインフレで影響を受ける頭数が多い。
上段で転覆した国々と根本的には同じ構造です。
ただ、その国と違うのは豊かな人も増えているし、豊かになるのが実感できている人も多いはずなので、今のところ破裂しないってところです。打つ手もいろいろまだありますし。
インフレは、国家の根幹を揺るがすほどのことなので、その対策を打つわけです。
 
こんな傾向が強くなり、そういった国の株が下がってきたらどうなったかというと、先進国の株が上がったわけです。新興国の減速リスクを感じ取り引き揚げたものの、どうせ行き先もないので株を買う。アメリカの株が上がっていたのは全くもってこんな構図だと思っていますし、地震がなければもっと日本の株も上がったと思っています。
 
こういった経済の流れでいまいますが、この状況と変わったことが最近はあります。
上記の金融のインフレ的値上がりが止まって、株式などと同様に商品なども下がった。
これは、あくまで金融が吊り上げていた相場だったので、ネタが無くなれば何もないので下がったってことでしょう。
確かに原油やら鉄鉱石やらは新興国が伸びれば実需は伸びますが、それ以上の価格になる実体的な理由は金融インフレを抜きにすればないわけですね。
所詮そんなに高くなくていいものを、干ばつだとか、乾季だとか、裏作だとか、言ってネタを作ったところで根本的な値動きではないということです。
最後に、ラストリゾートとして、ゴールドと日本円とスイスフランが逃避先として選ばれている状況です。
 
こう見るとお先真っ暗ですね。
しかし!ここまで分析できればさらに先の想像はできます。
あくまで富を生むのは実体経済です。さー、実体経済が伸びるのは・・・新興国だってさっきから言っているわけです。
でも新興国も景気減速だって言ってるし・・ と言ってしまうと先がありませんがそう考えません。
新興国は伸びるんです。でもインフレ傾向で減速せざるを得ないわけです。
しかし、単なる金融インフレ傾向もネタの新興国の成長を現状失って収まりつつあります。
ということは・・・次は何が起きるかというと・・・新興国のインフレ傾向が緩和されるかもしれないわけですね。
 
ここにこそチャンスがあると思っています。
結局次の上がり始めるのはそれを感じ取った瞬間から新興国の株だと思っています。
おそらく先進国にいて情報を得ていると、景気が一巡したと感じられるのは相当後になると思われます。
直感的に普通に感じるときはすでに新興国が再度ある程度回り始めてからでしょう。
所詮先進国は新興国に物を売ることでしかもはや儲けは出ませんので、新興国がよく買うようになってから先進国は儲けを実感できる訳ですから。
そして、今が安い!
そこを買うのです。
 
もうひとつ加えておくと、あえてアメリカが手を打ってくると、例えば金融緩和をさらにやると、新興国がせっかく押さえているインフレのさらに難しくなるのできっと怒りますので、簡単にはできません。
それでもそれをやると、中国あたりはその見返りに違う見返りを欲するかも知れません。
やらないかもしれませんし、やるかもしれません。
まあドルは安くても投資しにくいですね。
 
たゴールドやら、スイスフランやら、日本円が妙に高いのも逆の側面から見てみると、ちょっとやりすぎじゃないかなってくらい高いですよね。そう思えば逆にいる安いものも似たような度合いで安いのかも知れません。
 
 
という理屈でした。
 
 
 
長くなったので疲れてきました。さようなら。

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