Lambareneでガンバルネ!

ガボン共和国ランバレネ市からのブログです!

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1月25日と26日の2日間にわたり、「ランバレネ零細漁民センター」で衛生に関するワークショップが行われました。

主催は「水産養殖総局」、講師は「Comission Europienne(ヨーロッパ委員会)」から来たフランス人の「Alexis Fossi」さんと言う方でした。

「Comission Europienne」では、食品衛生に関する指導を行っているそうで、今回ガボン国内にある3箇所の「漁民センター」を対象としてワークショップを開催し、「鮮魚を扱う上での注意点」や「センターの環境衛生」についてのお話を聞きました。

内容的には「魚を触る前後に手を洗いましょう」とか「魚を保管する容器はキレイに洗いましょう」とか、私たち日本人にしてみればごく当り前の内容なのですが、ガボンでの暮らしにすっかり慣れてしまった自分にとっては「言われてみれば、そうだよなぁ」と改めて感じる点が多かったように思います。

例えば、センターの主な収入源である氷に関して、講師の方から「氷の保管庫には土足で入ってはダメ。氷を取る時に使うスコップやバケツも定期的に洗浄すること!」という指摘がありました。ここでの氷の用途としては「魚の保存(鮮度維持)」がメインで、氷は魚に直接触れるものな訳ですから、その氷が不衛生だと最終的に消費者の口に入る魚の衛生管理上も良くないのは当然です。

よくよく考えれば「その通り」なんですが、自分はこれまで「氷はこうやって保管庫に入って取ってるんだなぁ」という位にしか見ていませんでした。当然、氷の用途は解っていたはずなのに、ここでのやり方に何の疑問も持たずに見ていたことが、今となっては情けなく感じるばかりです。

この他にも、日本では飲食店のトイレなどでよく見かける「掃除点検表」とか、「手洗い慣行」の掲示物とか、日本人なら誰でも知っていると言って良いような「衛生に関する取組み」についての話を聞き、「こういう活動はもっと早くできたはずだよなぁ」と反省しました。ただ、反省ばかりしていても仕方がないので、今回のワークショップで学んだことを今日からでも実践していきたいと思います。

一方で良かった点としては、これまでとても苦手にしていた「フランス人とフランス語で話す」という事については、今回かなり克服できたんじゃないかと思います。講師の方は私が日本から来たボランティアであると知ると、講義の最中に何度も「日本は衛生面で進んでいる国だ」とか「日本の飲食店では除菌ジェルを使うんだよね?」という感じで私に話しかけてくれて、それに答えているうちに次第に抵抗なく話せるようになっていました。講師の方が私の拙いフランス語を一所懸命聞き取ろうとしてくれたことが良かったんだと思いますが、これでちょっと自信が付いた感じです。

ということで、なかなか良いワークショップに参加できて良かったです。

1月9日から18日まで、カメルーンからガボンに一人の隊員が「研修」に訪れました。

日本が西アフリカ及び中央アフリカの途上国に対して行っている開発援助の大きな柱の一つとして「水産開発」があり、協力隊に関してもこの分野で活動している隊員が沢山います。

もちろんガボンも例外ではなく、私を含め現在9名の隊員が水産分野で活動しています。このブログを読んでいただいている方は既にご存じかと思いますが、私の活動先である「ランバレネ零細漁民センター」も日本の無償資金協力で建設された施設です。

ただ、ガボンも今でこそ9名の水産隊員が派遣されていて、「水産部会」という小グループ活動も行われるようになっていますが、過去にはそれこそ一人とか、二人しかいないような時期もあって、その頃の隊員の方々は活動について気軽に相談する相手もなく相当苦労したのではないかと思います。

で、今回カメルーンから研修に来た隊員は、やはり「水産分野」の隊員で「クリビ」というところにある、こちらもやはり日本の無償資金協力で建設された「クリビ水産センター」というところで活動している方です。

カメルーンでは現在水産分野に配属されている隊員はその方一人だけということで、国内に水産分野における活動の参考にしたり、アドバイスを受けたりできるような対象が無く、「他国の水産分野の隊員の活動から自らの活動に活かせる何かを学びたい」という理由から今回の「研修」が実現したそうです。

「研修」の内容としては、「水産庁」への活動報告に参加してもらったり、「水産部会」の会合に参加してもらったり、ポール・ジョンティとランバレネにある水産センターを視察してもらったりと、短期間の割にはかなり密度の濃いものだったのではないかと思います。

日程調整に関しては私の方からもいくつか提案させてもらったのですが、最終的に「ポール・ジョンティ−ランバレネ間の船移動」というガボン隊員でも敬遠するような過酷な移動行程を組み込むことになってしまい、今になって思えば提案した手前ちょっと申し訳なかったなぁと反省しています。

帰り際、カメルーンの隊員さんは「いろいろ参考になった」と言ってくれましたが、今回のガボンでの研修で見たり聞いたりしたことが、少しでも今後の活動に役だってくれれば良いなぁと思います。

LA TROPICALE Amissa Bongo 2010

1月19日から24日の日程で、ガボン国内において自転車のロードレースが開催されています。

確か、去年もこの時期にロードレースが開催されていて「Tour de Gabon」という名称だったと記憶しているのですが、今年は「LA TROPICALE Amissa Bongo 2010」という名称に変ったみたいです。

聞いたところによると「Amissa Bongo」というのは、昨年8月に亡くなったOmar Bongo前大統領の娘の名前だそうです。同時にAli Bongo現大統領の妹でもある訳ですが、Amissaさんは既に他界しているとのことです。

去年の大会では、私の住むランバレネはコースに含まれておらず、ロードレースの迫力ある車列を間近で見ることができなかったのですが、今年は22日のゴールと23日のスタート地点がランバレネに設定さているので、是非見に行きたいと思っています。

特に22日の行程は「ンジョレ」という街をスタートする133kmの行程なのですが、道中はあまり大きな起伏も無く大逃げも打ちにくいコース設定なので、ゴール前の集団スプリントの期待も高まります。

事前の情報が少なく、どんなチームが出場しているか解りませんが、ガボンに来て最初で最後のロードレース観戦なので今から楽しみです。

Point Denis

1月8日と9日、首都Librevilleから船で約30分の所にあるPoint Denis(「ポアン・デニ」と読みます)というリゾート地に行ってきました。

Librevilleは海に面した街なのですが、沖の方に南側から張り出している岬が見えて、言ってみれば湾の内側にあるような感じです。で、今回行ったPoint Denisはその張り出した岬の先端付近にあります。日本に例えるなら、方角は違いますが横須賀と木更津の位置関係といった感じでしょうか(詳しくはネットの地図などをご参照ください)。

今回の目的は、実は「遊び」じゃないんです。年2回行われている「隊員総会」を、今回はこのPoint Denisのリゾートホテルで執り行うため、隊員と事務所スタッフ全員で行ってきました。1月7日に着任したばかりの21年度3次隊の新隊員も、もちろん一緒です。彼らにとっては「着任の翌日に、いきなりリゾート体験」という何ともうらやましいスタートとなった訳です。

8日の朝に事務所を出発し、宿泊施設の船でピストン輸送してもらって10時過ぎに全員がホテルに到着しました。それから、途中に昼食を挟んで夕方17時まで「隊員総会」を行いました。

隊員総会終了後はみんな思い思いにビーチで遊んだり、海を見ながらビールを飲んだりして過ごしました。

夕食後は現地のガイドに依頼して「ウミガメツアー」に行きました。真っ暗な砂浜を懐中電灯片手に1時間くらい歩いて「ウミガメ遭遇ポイント」まで行き、そこで2匹のウミガメに出会いました。甲羅の大きさが直径1mくらいでしたが、ガイド曰く「まだ小さい方」だそうでガイドが今までに見た最も大きなウミガメは甲羅の直径で2mくらいあったそうです。

その日はそれあとホテルに戻って軽く一杯飲んで寝ました。砂浜を2時間以上も歩いた疲れとお酒の酔いのお陰でその日はぐっすり眠ることができました。

翌9日は朝食後にビーチバレーボール大会が開催されました。私たち「20年度1次隊チーム」は惜しくも2位(4チーム中)でしたが、チームワークに関しては間違いなく1位だったんじゃないかと思います。

その後は砂浜に落ちていた流木をバットにして野球大会をやったり、海に入ったりして昼食までの時間を過ごし、昼食後にみんなで記念撮影をして帰路につきました。

今回の旅行は「隊員総会」というのが主な目的でしたが、残りの半分は「慰安旅行」というか「合宿」というか、そんな感じでとても楽しい時間が過ごせました。

ベナン<生活編>

前々回に引き続き、研修で訪れたベナンについてです。
今回は研修以外のことについてちょっと書きます。

まず、ベナンについて驚かされたのは「ゼミジャン」と呼ばれるバイク・タクシーがものすごく沢山いることでした。ガボンにはバイク・タクシーどころか、バイク自体を見ることもほとんど無いのでかなり驚かされました。まるで、東南アジアの国に来たみたいでした。ただし、隊員はこの「ゼミジャン」には乗れません。安全上の問題から「禁止」となっているそうです。

食費は、滞在が殆ど経済首都のコトヌだったということもあり「ガボンより2〜3割安いくらいかな」という印象でした。ただ、地方に行けばもっと物価が安いらしいです。例えば地方に行くと食事も一食300Fcfaくらいとのことでした。ガボンでは、まずムリですね。ただし、値段が安いからといって食事のクオリティも低いのかというと全然そんなことはなくて、隊員連絡所周辺のレストランは何処も美味しかったです。また、地元の人が食べるようなところでも全然問題なく食べられました。

ホテルの宿泊費もガボンの首都リーブルビルでは、大体シングルで20,000〜30,000Fcfaであるのに対してコトヌでは9,000Fcfaくらいと格安です。「エアコン無し」「水シャワー」でしたが、特に問題は無かったです。

空港の近くには「エルバン」というスーパーがあって、ここでは何でも揃っている感じでした。ガボンで言うところの「ンボロ」ですね。まだ比較的出来て間もないそうですが、既に「日本人御用達」で、帰国する日の午前中に買い物に行ったら土曜日と言うこともあって事務所のスタッフと専門家の方々全員にお会いしてしまいました。

わずか2週間の滞在で、しかもコトヌだけしか見ていないので、これだけでベナンを評価する訳には行きませんが、自分としては「ガボンよりは将来性がありそうな国」という印象を受けました。幹線道路は片側2車線で舗装の状態も良かったし、結構立派な建物も沢山ありました。また、何よりベナン人はガボン人に比べるとみんな働き者に見えました。ホテルやレストランの従業員の接客態度もガボンに比べると格段に良かったし、道ばたで物を売る商人の数がものすごく多くて、兎に角一所懸命に働いているという感じでした。

これまで「西アフリカの国は、ガボンとあまり変らないだろう」と思っていましたが、実際に行ってみると「結構違う」ということが解り良い勉強になりました。今回の研修に参加していたニジェールやブルキナの隊員の話も面白かったので、機会があったら他の地域のアフリカの国にも行ってみたいです。

ということで、以上が「ベナン<生活編>」でした。

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