Lambareneでガンバルネ!

ガボン共和国ランバレネ市からのブログです!

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事務所の自分の部屋の横でテラピアを飼い始めました。
現在、体調8cmほどのテラピアが5匹、バケツの中で生活しています。
 
今年の始めくらいから、業務終了後などに時々「釣り」をするようになったんです。「釣り」と言っても、日本のように立派な釣り具が簡単に手に入る訳ではないので、「釣り針」と「テグス」、木を削って自作した「浮き」とおもり代わりの「釘」で「仕掛け」を作って「手釣り」する訳です。ちなみにエサは小麦粉を水で練ったものを使っています。あと、魚を傷つけないように針の「かえし」はヤスリで削ってあります。
 
ターゲットは「テラピア」です。でも、「成魚」ではなくてどちらかというと「稚魚」狙いです。理由はランバレネで行われている養殖用の「種苗(養殖に使われる稚魚の事を専門用語ではこう呼びます)」を調達するためです。現在ランバレネで行われている養殖事業では「種苗」を一般の養殖家から購入しています。実際にいくらで購入しているかは知りませんが川で釣れば「タダ」です。養殖に関しては「初期投資が必要で回収までのある程度時間が掛かる(つまり、魚が成長して売れて始めて回収できる)」という点が事業を始めるに当たっての最大のネックとなるのですが、そう言う意味からも種苗は買うより川で取った方が良い訳です。
 
しかし、思惑とは裏腹に当初「テラピア」は全く釣れませんでした。釣れるのは地元で「グジョン」と呼ばれているナマズの一種だけで、地元の人曰く「テラピアは針には掛からない」らしく、周りの子供達も殆どがこの「グジョン」か、これもナマズの一種である「マシュワロン」や「シリュール」を釣っていました。ちなみに地元の子供が使っているエサは「ミミズ」です。私の見た感じでは、やはり「動物性」のエサの方が良く釣れるみたいでした。
 
地元の人の意見を聞いたりして「テラピア」は半ば諦めていたのですが、雨季も終わりに近づいてきた5月半ばのある日、いつものようにセンターの脇で釣りをしていると、何と「テラピア」が掛かったのです。これまで幾度となくチャレンジしたにも関わらず、一度も釣れたことのなかったテラピアが、この日に限っては5匹も釣れました。
 
ランバレネ地域では雨季が終わり乾季に入ると川の水位が下がると同時に流速も遅くなり、漁がし易くなって漁獲量が増える傾向があるのですが、もしかしたらこれまでテラピアが釣れなかったのも水深とか流速の影響があったからなのかも知れません。その後、釣りはやっていませんが、もしそうだとすると今後も乾季の間はテラピアが釣れる可能性がある訳です。
 
とりあえず、毎日の「水の交換」と「エサやり」を続けて行って、成長の状況を観察してみようと思っています。

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最近何かと話題になっている「業務仕分け」ですが、独立行政法人を主な対象としていた今回のフェーズでは、当然のことながら青年海外協力隊事業を管理・運営している国際協力機構JICAに対しても予算削減のお達しがあったようなことをネットのニュースでちらっとみました。
 
まぁ、政府開発援助ODAに関しては、関わっている人、関わっていない人、それぞれの見方があって、一概に必要とか、不必要とか言うことはできませんが、「(予算的に)削減できる部分は少なからずあるんじゃないか」というのが、この2年間協力隊員として活動してきた私の率直な感想です。あくまで個人的な意見ですが...。
 
さて、この「仕分け」。ネットのトピックス的な記事で読んだ限りでは、JICAに対しては「一部の事業について見直しを指示」というようなことが書いてあったと記憶しているのですが、どうやら私たち隊員の日常業務にも既に少なからず影響してきているみたいなんです。
 
この5月にガボンのJICA事務所が移転しました。これまでは「事務所」と隊員が上京時に宿泊する施設「隊員連絡所」は同じ一つの建物で、備品などは殆どが共用で、公共料金も全面的に事務所負担という形でした。インターネットのプロバイダ契約も事務所が行っていて、月額使用料もその他の公共料金と同様に事務所負担でした。
 
で、今回事務所の移転に伴いインターネットの契約も新事務所に移転し、これまでの「隊員連絡所」のプロバイダ契約は解約するという話になっているようなんです。
 
インターネットに関するインフラがまだまだ十分でないガボンでは、地方に行くと「ネットカフェ」も無く、高い接続料(通話料)を払って携帯電話会社の接続サービスを利用せざるを得ない隊員も多く居て、時間を気にせず自由にネットができることは「隊員連絡所」に滞在する際の重要なポイントでした。私も普段は携帯電話でネットに接続していますが、「ウィルスソフトのアップデート」や「ちょっと重い添付ファイルのダウンロード」は携帯電話では厳しいので「隊員連絡所」でやるようにしていたということもあり、解約されてしまうのは非常に残念です。

現在、「隊員連絡所」を管理する隊員の代表者が何とか契約を維持してもらうように事務所と交渉しているそうですが、その代表者から交渉の経過を聞いた所、今後事務所側が費用を負担できない理由として、先に登場した「仕分け」が出てきているのだそうです。
 
「『仕分け』の影響でJICA内でも経費削減が急務であり、世間の目が厳しくなっている昨今、不必要な支出は減らさなければならない。従って、隊員連絡所のプロバイダ契約に関しては事務所側は費用を負担できない。」
 
まぁ、大体こんなようなことを言っている見たいです。
 
確かに「仕分け」に関する具体的な対応について理解している訳ではありませんが、既に決まっているはずの今年度予算についても削減の対象なんですかね。それにネットの記事には「在外事務所の運営経費」までもが削減対象になるなんて書いてあったかな?
 
連絡所のプロバイダ契約を解約する代わりに、「平日の業務時間内であれば新事務所にPCを持ち込んでネットに接続しても良い」という代替案が提示されているそうですが、「事務所移転にかかる経費」や「年度末に必ず更新される事務機器」「毎年購入している新車の4駆」に関しては「仕分け」の対象とならずに月々1万円程度のプロバイダ契約料がその対象となってしまのは、どうも納得がいかない気がします。
 
東京の本部からどのような指示が出ているのか知りませんが、「仕分け」が単なる「言い訳」に使われていないことを願う限りです。
 
 
 

 

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手伝ってやるよ!

去年の8月から活動先である「ランバレネ零細漁民センター」の水揚げ場の清掃を行っています。毎日の掃除としては掃き掃除を行い、月一回月末にはデッキブラシで洗浄します。
 
センターの水揚げ場は年間で約5mも変動するオグーエ川の水位に対応するためにフローティング(浮遊)式のプラットフォームになっています。内部の構造までは解りませんが、プラットフォーム自体は恐らく鉄製で表面は鉄板に滑り止め加工を施したようなものです。大きさは幅が4m、長さが約60mです。内部が中空になっていて、浮力を得ているんだと思います。
 
で、表面の鉄板の部分は日中かなり高温になります。現地の漁民は素足で歩いていたりしますが、手で触れると思わず「熱いっ!」と手を除けてしまうくらい熱いんです。もちろん、長時間その上にいるだけでも相当暑いです。
 
そんな水揚げ場を掃除する訳ですから、これはまた結構な重労働です。手順としては「①まず川からバケツで水をくみ、プラットフォームを濡らす」「②粉末の石けんを撒いてブラシで擦る」「③川から水をくんでプラットフォームをを洗い流す」といった感じになります。
 
プラットフォームの表面は水面よりも大体50cmくらい上にあるので、①では体を水面に乗り出して腕をいっぱいに伸ばしながら下の方にある川面から水をすくわなくてはならず、これは結構腰に来ます。更に暑くなったプラットフォームの表面は水を掛けてもすぐに乾いてしまうので、ある程度表面の温度が下がるまで水をかけ続けなければならないし、プラットフォーム上は蒸発した水で湿度が上がりまるでサウナのようになります。
 
②ではプラットフォームの表面に滑り止め加工がなされていて、ブラシで擦るにもかなりの抵抗があって、これまたかなり腰に来ます。そして、表面の凹凸の間に入り込んだ汚れをキレイに落とすには、一度擦っただけではダメなので、キレイになるまで何度も同じ場所を擦らなくてはなりません。
 
③は①と同じように水をくむのが大変だし、②で浮き上がらせた汚れをすぐに流さないとプラットフォームが乾いてしまって折角浮き上がらせた汚れがまたこびりついてしまいます。また、石けん分が表面に残っていると利用者が滑って転んでしまう可能性があるので、十分に洗い流すためには何度も水を流さなくてはなりません。
 
実際に清掃を行うときはある程度広さのあるプラットフォームを何区画かに区切って行う訳ですが、一連の作業(①②③)は連続してやらなくてはならないので、結構大変なんです。
 
と、ここまでは「水揚げ場の清掃がどれだけ大変か」を長々と述べてきましたが、現在はこの清掃作業をセンターのスタッフ1名と私の合計2名で行っています。普段は1区画終わる毎に小休止をしているので、全部終わるまで2時間くらいの作業になります。
 
先日、プラットフォームの洗浄をしていたときの事です。
いつものように2人で作業をしていると、センターで魚を売っている仲買人の一人が私の所にやって来ました。
 
仲買人「お前はいつも水揚げ場を掃除してくれているなぁ。ありがとう。」
私「あぁ、まぁ仕事だし。水揚げ場はみんなが使うところだからキレイでなくちゃね。」
仲買人「そうだな。よし、今日はオレも手伝ってやるよ!」
 
と言って彼はデッキブラシを手に取り、プラットフォームの掃除を手伝ってくれました。結局、彼は最後まで一緒に作業をしてくれて、その日はいつもより早く掃除を終えることができました。
 
これまでも私が水揚げ場の掃除をしていると、いろんな人がいろんな事を言ってきました。

「頑張っているな」とか「いつも、ありがとう」とか、励ましてくれる人もいれば、「オレにやらせろ!○○フランくれたらやってやるよ!」とか「お前達外国人が俺たちの仕事を奪っているんだ!」とか、ウンザリするような事を言う人もいました。
 
でも、今回の仲買人の彼の行動のお陰で、今までイヤな思いをさせられたこととかも、もうどうでも良くなりました。それくらい、嬉しかったと言うことです。
 
あと、1か月足らずで任地を後にしますが、最後に良い思い出が出来て良かったです。

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トウモロコシ収穫

2月の下旬に自宅の庭に植えたトウモロコシが、やっと収穫できるようになりました。
 
丈はもう2mを越えていて、実も数週間前から付き始めていたのですが、肝心な実がなかなか大きくならないのでしばらく様子を見ていたんです。でも、どうやらこれ以上大きくならないみたいなのでとりあえず1つだけ収穫してみました。
 
こっちのトウモロコシが、元々品種的にそういう物なのかも知れませんが、収穫したものは中身が白くて粒も日本の物と比べると小さめでした。長さで大体15cmくらいです。
 
そう言えば、トウモロコシを植えた話を同期の隊員にしたとき「こっちのトウモロコシは日本と全然違う。味もあんまり...だよ。」と言われたような気がします。
 
まぁ、でもとりあえず収穫したので「焼きトウモロコシ」にして食べてみました。
日本から送ってもらった「焼き網」でトウモロコシを焼きます。味付けはもちろん「しょうゆ」です。時折、したたれ落ちたしょうゆが「ジュッ」という音を立てて、その都度香ばしい匂いが立ちこめます。焦げたしょうゆの匂いが否応なしに期待をふくらませてくれます。
 
10分程で全体がこんがり焼けてイイ感じになってきました。熱々のトウモロコシを取り上げ、その場でかじりつきます。
 
味は「まぁ、トウモロコシだなぁ。」という感じで、日本の物のように「甘み」はあまりなく全体的に薄いです。つぶつぶはちょっと固くて、皮が歯に詰まります。でも、「まぁコレはコレでアリかなぁ」という感じで、不味くはないし普通に食べられます。
 
庭のトウモロコシはザッと見て20本近くは成っているので、今の家を引き払うまであと1か月もありませんが、「焼きトウモロコシ」を食べつつ最後の時間を過ごそうと思います。
 
 
 
 

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ジビエ

フランス語で「ジビエ(gibier)」は狩猟鳥獣の肉という意味ですが、肉といえば「牛」「豚」「鶏」がメインの日本ではまだあまり馴染みが無い言葉だと思います。日本の上品なフレンチ・レストランでは、その季節になると「ジビエ」を出しているところもあるようですが、「鳩」とか「うさぎ」とか、あっても「シカ」「イノシシ」くらいまでが良いところじ
ゃないでしょうか。
 
一方、ガボンでは「ジビエ」といえばいわばご馳走で、「特別な日のディナーといえばジビエ」と考えている人も多いようです。中部アフリカ地域では環境的な問題で牛が飼育できなかったり、宗教上の理由で豚があまり手に入らなかったりするので、鶏肉や魚以外のタンパク源として、いろいろな「動物」(というか「生物」)が食用とされている訳です。
 
では、どんな「ジビエ」が食べられているのか例を挙げてみると大体何処のレストランでも食べられるのが「イノシシ(sanglier)」「カモシカ(gazelle)」「レイヨウ(antilope)」「ヤマアラシ(porc-epic)」「ワニ(crocodile、caiman)」「ニシキヘビ(serpent)」、ちょっとレアなものだと「サル(singe)」「ゾウ(elephant)」「カバ(hippopotame)」「ゴリラ(gorille)」「マナティ(lamantin)」「センザンコウ(pangolin)」なんていうのもあります。私が知っているのはこのくらいですが、他にもいろんな種類の動物が食べられているのかもしれません。ちなみにこれらのうちの一部は「保
護種」としてガボンでも商取引は禁止されていますが、実際には流通しているようです。
 
また以前に読んだ、ランバレネで活躍した医師アルベルト・シュバイツァー博士の著書「水と原生林の間で」には、「村で『人が行方不明になった』ということは『食べられた』と同じこと」というようなことが書いてありました。赴任当初、「○○村周辺の○○族は今でもヒトを喰うんだぞ、気をつけろよ!」と教えられたので、今でもその「文化」は残っているようです。
 
ガボンに住んでいる以上、私たち日本人もレストランに行けばこういった「ジビエ料理(流石に「ヒト」はないですが)」に遭遇することがあります。ガボン人の同僚と食事に行ったりすれば、彼らはご馳走の「ジビエ」を注文しますし、自分が注文していなくても「美味いから食べてみろ」と同僚に勧められたりします。
 
もちろん、そう言った中で実際に「ジビエ」を食している日本人も沢山いるのも事実です。でも、私に限って言えば「ジビエは食べない!」と赴任以来ずっと決めていて、実際ずっと食べませんでした。隊員に限って言えば「ジビエ」を食べないのはむしろ少数派で、恐らく今ガボンで活動している隊員の中で「ジビエ」を食べたことがないのは私だけなんじゃないかと思います。「何故?」と聞かれても特に説明できるような理由もなくて、「なんとなく
、ちょっと...」という感じで、ただ食べませんでした。
 
が、しかし。
 
今回とある会食の席で食べました、「ジビエ」を。食べたのは「ワニ」です。その会食はビュッフェ・スタイルだったのですが、用意されていた料理の殆どが「ジビエ」で、それ以外食べるものが無かったんです。流石に米やイモ、バナナなどの炭水化物だけを自分の皿にとる訳にはいかず、ジビエの中でも比較的ビギナー向け(と思われる)「ワニ」の出来るだけ小さい切り身を選んで皿に載せました。
 
以前から「ワニは鶏肉みたい」という話は聞いていて、「やむを得ず、どうしても何かジビエを食べなければならない状況になったら『ワニ』かな?」と思っていたこともあり、とりあえずその小さな切り身を更にナイフで1cm角程度に切り刻んで口に運びました。
 
食べてみた感想は「鶏肉と身の締まった白身魚の中間」という感じで、率直に言って「美味しかった」です。身が「はがれる」感じも魚っぽいし、「ワニ」と言われないで出されたら恐らくそれと解らないで普通に食べてしまうんじゃないかと思います。流石に「おかわり」はしませんでしたが、また機会があったら食べても良いかなと思えました。
 
ということで、帰国を間近に控えて突然に訪れた、選択の余地の無かったが為に訪れた初めてのジビエ体験は意外にも結構美味しかったというお話でした。
 

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