Lambareneでガンバルネ!

ガボン共和国ランバレネ市からのブログです!

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今日(4月22日)、私の活動先である「ランバレネ零細漁民センター(以下、センター)」に某国(日本ではない)からの視察団がやってきました。その国の「水産大臣ご一行様」ということで、その為の特別な対応が取られる事になりました。
 
対応に関しては、前日のミーティングでセンター長から具体的な指示があって、
・当日はいつもより早く出勤して、全員でセンターの掃除をする。
・着る物に気をつける。
という内容で、それ自体はどうということは無いものです。
 
むしろこういう時の掃除は皆とても熱心にやるので、掃除の後はセンターがとてもキレイになって働いている自分も良い気分になるくらいです。もっとも、普段からちゃんと掃除をしていればこういう時に慌てて「早朝出勤」したりしないで済むというふうに考えてくれれば尚良いのですが、こういう考え方を要求するのはまだ難しいかもしれません。
 
で、前日のミーティングでセンター長がちょっと愚痴のようなものを漏らしていたのですが、その内容は以下のようなものでした。
 
「明日は○○国の水産大臣がきて、センターを視察した後、△△(レストランの名前)で食事をするらしい。(ガボンの)水産省の上層部の人間も数名来るようだ。あぁ、そうだ飲み物も出さなくちゃ行けないから、買っておいてくれ。そうだな、水とコーヒーで良いかな。砂糖も忘れないように。本当に頭が痛いよ。全く、彼らのガソリン代やレストランの代金は誰が払うんだよ。きっと鮮魚も持って帰るって言うだろうから、その分も払わなくちゃならないな。センターは赤字だよ。」
 
2009年の1月からセンターの収支データをExcelの表にまとめる作業を手伝っていて、その中で「水産省」とか「視察団」という項目の領収書を度々見ていたのですが、どうやら水産省の人やその他の視察団(これは日本からのものも含みます)が来たときのいわゆる「接待費」を全額センターが負担しているようなんです。以前からうすうす気づいてはいたのですが、今回センター長の口から直に聞いて、どうやらそれは間違いないと言うことが解りました。
 
本来、こういった水産省のイベントに係る経費は水産省が負担するべきで、毎回水産省の人間が領収書を切って本庁で精算するのが普通だと思うのですが、現在はそう言うふうに処理していないみたいです。
 
ただ「水産省の人間が出張する際には日当と経費が支給される」と、ある専門家から聞いたことがあるので、そう考えるとちょっとおかしい気もします。「まさか!」とは思いますが「経費の二重取り」が行われている可能性もなきにしもあらず...。
 
「センターの経営が苦しいから機材を日本から援助して欲しい」などという話を良く聞きますが、経営難の原因が何処にあるのかをまず見極める必要があるのではないかと思います。
 
視察団としてセンターを訪れる人達(これは日本の方々も含みます)は、その度に決して少なくない経費が発生していて、センターの経営を圧迫しているという事実をよく認識していただきたいと思います。

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ラー油ブーム

Yahoo!のニュースを見ていたら、どうやら日本では「ラー油ブーム」というのが起こっているらしいです。
 
記事によると「どんな料理にでもラー油をかける」らしいのですが、どういうキッカケでブームになったのかという点までは触れられていませんでした。
 
恐らく「ダイエット」かそういった類の何かに関連しているのではないかと思うのですが、何故「七味」とかじゃなくて「ラー油」なのか、理解に苦しみます。
 
ところで、ガボンでは食事の時に「ピーマン」という日本で言うところの「唐辛子」みたいな調味料(香辛料?)が出てきます。日本で言う「ピーマン」とはちょっと違って、フランス語で「ピリッと辛い」という意味の形容詞が「Pimente(最後のeにアクサンテギュ)」というくらいですから、フランス語圏では「ピーマン」というのは辛い物という意味らしいです。ちなみに日本でいう「ピーマン」はフランス語では「poivron(ポワブロン)」です。でも、実際の「ポワブロン」は「ピーマン」というより「パプリカ」みたいな感じです。
 
こっちの人にとっては、どんな料理にもこの「ピーマン」が欠かせません。時々レストランで「早くピーマン持ってこい!」と怒鳴っているお客さんを見かけるくらい、彼らにとってピーマンは大切なものらしいです。
 
ガボンではこの「ピーマン」を刻んで(または潰して)、サラダオイルに浸した状態で使います。特に熱をかけたりする訳じゃないのですが、ピーマンを浸けたサラダオイルにも辛み成分が抽出されていて、オイルだけでもかなり辛いです。
 
そこでふと思ったのですが、コレって実は「ラー油」と同じような物何じゃないかという事です。「ラー油」は熱した油に唐辛子を入れて辛み成分を抽出するという点が「ピーマン」とは違いますが、基本的には同じような物だと思います。
 
「ピーマン」=「ラー油」と考えると、どんな料理にも「ラー油」をかけるという今の日本の流行は、もしかしたら「アフリカ人」かもしくは「アフリカ地域から日本に戻った日本人(もしかして、隊員?)」がキッカケを作ったのではないかと思ったりする訳です。
 
兎に角、アフリカに約2年間住んで、どんな料理にもピーマンをかける事に慣れた自分にとっては、日本に返ってから「ラー油ブーム」にもすんなり適用出来そうです。

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帰国日決定

3月末に19年度4次隊を送り出した時点で、自分達20年度1次隊が現在ガボンで活動する協力隊の最古参となった訳ですが、とうとう自分達の帰国日も間近に迫ってきました。
 
先日、ボランティア調整員さんから「20年度1次隊の帰国日は6月20日(日)になった」との連絡がありました。これはガボンを出国する日で、実際に日本に到着するのは22日(火)の朝と言うことになります。
 
協力隊の活動期間は通常2年間と決まっていて、契約書にもちゃんと日付が入っています。自分達の場合は2008年6月23日に日本を出国したので(出国日は派遣国によって多少前後します)、2010年6月22日に帰国するとキッカリ2年間と言うことになります。国に寄ってはフライトの都合で1〜2日早まるケースもあるらしいですが、遅くなるケースはまず無いそうです。なので、改めてボランティア調整員さんから帰国日を知らされなくても、帰国日の大体の目星は付いていた訳です。
 
思い返せば2年前リーブルビルの空港に降り立ったときは4人だったのに、いろいろあって帰国は2人だけになってしまいます。ちょっと寂しい気もしますが、隊員にはそれぞれいろいろな事情があるので、こういう事もある訳ですね。
 
「帰国はまだまだ先だな」と思っていた頃は特に日本について考えたりしなかったけど、「もう少しで帰国かぁ」と思うと「日本に帰ったらアレをしよう、コレをしよう」と色々考えてしまいます。よくよく考えるとまだ帰国まであと2カ月以上もあるのに、ガボンにいる間「やりたくても出来なかった事」「欲しくても手に入れられなかった物」とかが、日本に帰れば何でもできるし買えるんだと思うと、なんだか妙にソワソワしてしまいます。
 
帰国後3日間は、とりあえずJICAの帰国研修を受けなくてはならないのですが、それが終われば協力隊としての活動はとりあえず終了となります。出来れば帰国後は少しのんびりして温泉に行ったりしたいのですが、自分の場合は「現職参加」なのですぐに「復職」ということになり、あまりのんびりはしていられません。とりあえず1カ月くらいで何とか体を日本の生活にならして、お盆休みにゆっくり休みたいと思います。
 
 

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回復

8日の木曜日に入院し、その翌日に退院して自宅療養していましたが、今日(13日)の時点でほぼ全快といって良いくらいに回復しました。
 
熱自体は10日の土曜日の時点でほぼ平熱に下がりました。退院時に3日分の飲み薬をもらって、指定通り12日まで飲み続けました。
 
昨日は大分体調も回復していたので、とりあえず職場に挨拶に行ってきました。流石に強い日射しの下では若干フラフラしましたが何とか職場にたどり着き、一通りスタッフにも挨拶して帰ってきました。
 
食欲もほぼ回復し、少しずつですが毎食食べるようにしています。しばらくぶりにちゃんと自炊しているので、調理自体も結構楽しんでやっています。療養中ということもあり、まぁ兎に角ヒマだし。庭で栽培している「オクラ」も順調に出来てきているので、不足しがちな野菜を摂れて重宝しています。
 
でも、昨日くらいまでちょっと心配事がありました。実は「耳が良く聞こえなかった」んです。普段から熱が出ると、ちょうど気圧の変動が大きいところに行ったときに耳が「キーン」となるような状態になって、聞こえづらくなることがあるのですが、今回は熱が下がっているのにも関わらずその状態がなかなか解消されませんでした。前に「高熱がでると聴覚に障害が出ることがある」と聞いていたので、「もしや!」と一瞬焦りましたが今日になってや
っと普通に聞こえるようになりました。ホッ。
 
しかし、帰国を間近に控えたこの時期に、まさか「マラリア」にかかるとは思ってもいませんでした。一人任地で病気をすると、本当にツライということが良くわかりました。翌朝調整員さんが駆けつけてくれなかったら、本当に今頃どうなっていたことかと思うとちょっとゾッとします。
 
ちなみに「マラリア」には潜伏期間というのがあって、通常マラリアを媒介する「ハマダラ蚊」という蚊に刺されてから2週間くらいで発病するそうです。そう考えて逆算すると、ちょうど旅行していた時期に重なるので、今回の自分の「マラリア」は「フランスビル」か「ロペ」から持ってきたんじゃないかと思われます。
 
今後、「フランスビル」「ロペ」に行かれる方はマラリア対策は十分にして行かれることをお勧めします。
 
さて、今日から我慢していたビールを飲むぞー!

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マラリアで入院

帰国を3カ月後に控え、このまま怪我や病気も無く無事に帰国できるようにと注意していたにも関わらず、マラリアで入院という事態に陥ってしまいました。
 
8日の明け方、暑さに目を覚ますと妙に体がだるく、熱を測ると38度ありました。とりあえずそのまま寝て、朝もう一度熱を測ったら37度前半まで下がっていたので、配属先に電話して「今日は休む」旨を連絡し、自宅で静養することにしました。
 
しばらくウトウトして、昼前になんだか体が熱く感じたのでもう一度熱を測ると今度は39度まで上がっていました。流石にコレはマズイと思い調整員さんに電話で連絡し、指示に従って最寄りの「シュバイツァー病院」に検査に行くことにしました。
 
昼過ぎの一日で最も暑い時間帯に高熱の体で病院まで行くのはかなり辛かったですが、何とか病院にたどり着き、受付に行くと「緊急(Urgence)に行け」と言われてそちらに向かいました。
 
Urgenceに行くと、携帯電話で通話しながら看護婦が出てきて、部屋の中に入るように手招きしました。通話が終わるまでしばらく待たされて、症状を説明すると「結果次第では入院だけど、それでも検査する?」と、どう解釈して良いのか解らない質問をされ、「兎に角、マラリアに感染しているかどうか知りたいので検査して欲しい」とお願いして検査してもらいました。
 
解熱剤を飲まされて1時間ほどベッドに横たわったままで待っていると、別の看護婦が現れて「入院よ!」と言いました。「じゃあ、陽性なんですか?」と聞くと「そうよ。家族に連絡して、身の回りのものを用意してもらいなさい」と言われました。
 
とりあえず、調整員さんに電話して状況を説明し、調整員さんが医者と話をしたいというので医者に電話を替わってもらいました。その横で医者と調整員さんの会話を聞いていたのですが、医者が言うには「結果は『陰性』だったが、39度の熱があるしマラリアの疑いがあるので、念のため入院させた方が良い」ということでした。
 
と言うことで、入院になりました。所持品はペットボトルの水一本と身分証明書、電子辞書、手帳、文庫本一冊、手ぬぐい一枚だけで、着替えも何も無い状態で入院することになりました。病棟には「車いす」で連れて行かれ、シーツを敷いただけのベッドに寝かされました。
 
夜、解熱剤と交換用の点滴を持ってきた看護婦に「掛けシーツありませんか?」と聞くと「無い」と言われ「寒いんですけど」というと「私にどうしろっていうのよ!」と怒鳴られました。仕方がないのでシーツを剥がして体に掛けて寝ました。
 
翌朝、点滴を持ってきた看護婦に「食事はないの?」と聞くと「○×※■、ここは食事はないのよ」と言われ、最初の部分がよく聞こえなかったので聞き返す「Hopital Canadien(同じ市内に最近開設したばかりの新しい病院)は出るけど、ここは食事はないの!」とまたもや怒鳴るように言われました。結局、病気で弱っているにも関わらず、全日の昼から何も食べられず、持参したペットボトルの水だけで過ごすハメになりました。
 
朝の回診に来た医者の問診を受けた後、医者が何も言わずに立ち去ろうとしたので、「あの、退院できませんか?」と聞くと「退院したいの?」と聞かれ「はい」というと「退院していいよ」と言ってくれました。
 
昼前に首都から調整員さんが来てくれて、差し入れにと持ってきてくれた「カロリーメイト」を兎に角食べました。会計と薬局の手続きを全部調整員さんにやってもらって、結局病室を出てから2時間くらいして帰宅することができました。
 
手続きの間、調整員さんに病院の対応やトイレの不潔さなどを愚痴っていると「ここはまだマシな方で、西アフリカ地域の病院はもっとヒドイ」と言われました。コレよりヒドイってどういう事なのか、正直想像も出来ません。
 
で、今はとりあえず自宅で静養中です。昨夜はちょっと熱がありましたが、今朝はもう熱も下がり、体はちょっとだるいですが徐々に良くなっている気がします。
 
日本でも入院なんてしたことが無く、アフリカでも医者に掛かったのは初めてでしたが、患者の扱いから病院のサービス、設備の状態まで「悲惨」というしか表現する言葉が見当たらないアフリカ医療の現状にただただ唖然とするばかりで、もう二度と入院なんてしたくないと思いました。
 

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