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スタッフ・山代です。 (上記・写真の花です) 私が、初めてこの花に出会ったのは、娘が北海道の大学に入学した春でした。 オオバナエンレイソウ。 その可憐で凛とした美しさに見とれて、その場に釘ずけになったのを覚えています。 お花は大好きですから、それまでもいろいろな高山植物なども見てきましたが、 この花は、生まれて初めて目にしたものでした。 それもそのはず、「エンレイソウ」は北国にしか咲かない花でした。 真っ白の大きな花がたくさん咲いている様は、まるで季節外れの雪が降ったようで、 その辺りだけ、別世界のようでした。 「大花延齢草」とうユリ科の花だと知りました。 そしてこの花は、種が落ち芽が出てから花が咲くまでに、 10年余りの歳月がかかる花だということも知って感動し、愛おしく、 ますます大好きになりました。 エンレイソウは発芽すると、笹の葉のような葉を1枚だけつけて、その状態で5年間。 そこから、葉を3枚に増やし、更に5年間を過ごし、漸く花をつけるまでになるそうです。 最初の5年間はひたすら辛抱の5年間。 色々な知識を身につけ、技術を磨き一人前になるまでに更に5年間。 そして漸く望みをかなえて大輪の花を咲かせることが出来るのです。 10年の間には、何度も深い雪に埋もれ、夏の暑い日差しや、強い風を受けることもあるでしょう。 そんな年月を経て、初めて咲かせることのできる大輪の真白な花だからこそ、 こんなに美しいのだと思いました。 今年の春、年にわずか10日程の開花時期に丁度訪ねることができました。 写真はその時のものです。 皆さんも、春に北海道を訪れる機会があったら、是非、この花を探してみて下さい。 木漏れ日のあたる林の草むらにこの花を見つけることが出来るかも知れません。 因みにこの花は北海道の有名なお菓子屋さんである六花亭の包装紙にある 六花の一つとして、坂本直行の絵になっています。 ブログ記事 山代 久美子
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2009年07月26日
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