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『貞操花鳥羽恋塚(=みさおのはなとばのこいづか)』 ――初めての方はその1からお読みください―― その1【祇園社境内の場】→http://blogs.yahoo.co.jp/hana_yukiyanagi/19007081.html その2【三井寺の場】→当記事 その3【源三位頼政館の場】→http://blogs.yahoo.co.jp/hana_yukiyanagi/19007794.html その4【(続き)源三位頼政館の場】→http://blogs.yahoo.co.jp/hana_yukiyanagi/19008023.html その5【讃州松山屏風ヶ浦の場】→http://blogs.yahoo.co.jp/hana_yukiyanagi/19008294.html その6【讃州松山屏風ヶ浦 崇徳院御在所の場】→http://blogs.yahoo.co.jp/hana_yukiyanagi/19008879.html その7【高尾神護寺の場】→今しばらくお待ちくださいm(__)m 【三井寺の場】 三井寺住職・頼豪阿闍梨は世に並びなき高僧。 そんな彼の積年の願いは、朝廷から戒壇(=僧になる資格「戒律」を授けることを公式に認められた寺)を許されることでした。 しかし、朝廷は権力の後ろ盾を持たない頼豪阿闍梨にそれを認めようとしなかったのです。 ある時、朝廷内に熾烈な権力闘争が勃発し、ある女性に男児の出生が望まれる事態となりました。 しかし、神託では腹の子は女児だという――― そこで、朝廷は頼豪阿闍梨に縋りました。 産まれてくる子を男児と変えることが出来たなら、望みを叶えてやろうと持ちかけたのです。 朝廷の約束を信じた頼豪阿闍梨は死力を尽くして術法を施し、見事に女と決まった運命の子を男子に変えました。 しかし、朝廷はまたしても彼を裏切りました。 宗教界で絶対の権力を誇る延暦寺への遠慮から、このときもやはり戒壇は与えられなかったのです。 それ以来、頼豪阿闍梨の心を占めるのはただ朝廷への呪いの一念。 その目的を達するため、食を断ち、狂気の修行に励んでいるのでした。 頼豪阿闍梨が住職を務める三井寺に、朝廷の使者・源三位頼政が訪れました。 表向きは平家に従う源三位頼政でしたが、秘めた本心は源氏再興。 また、それは朝廷の意志でもあります。どうしても阿闍梨の力を借りたい朝廷は、新たな官位を授けることを決めて源三位頼政を遣わしたのです。 頼政が持参した綸旨(=りんじ・帝からの書状)を手渡され、一読した頼豪阿闍梨の顔が憤怒に燃え立ちます。 朝廷は今度もこのうえなく高い身分を授けはしたのですが、やはり戒壇を許すことはしなかったのです。 頼豪阿闍梨は怒りに震え、綸旨を破り捨てて護摩壇に叩き込みます。 阿闍梨の怒りを代弁するかのように、異常なまでの激しさで猛り狂う炎! 「望むのは戒壇のみ!」 その怒りに、その執念に源三位頼政も瞠目することしかできませんでした。 ――その3に続く―― その1【祇園社境内の場】→http://blogs.yahoo.co.jp/hana_yukiyanagi/19007081.html その2【三井寺の場】→当記事 その3【源三位頼政館の場】→http://blogs.yahoo.co.jp/hana_yukiyanagi/19007794.html その4【(続き)源三位頼政館の場】→http://blogs.yahoo.co.jp/hana_yukiyanagi/19008023.html その5【讃州松山屏風ヶ浦の場】→http://blogs.yahoo.co.jp/hana_yukiyanagi/19008294.html その6【讃州松山屏風ヶ浦 崇徳院御在所の場】→http://blogs.yahoo.co.jp/hana_yukiyanagi/19008879.html その7【高尾神護寺の場】→今しばらくお待ちくださいm(__)m
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