文花座

歌舞伎、宝塚歌劇団、劇団四季・・・大好きな舞台の感想をつらつらと♪

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★この記事は『投票 Q. 歌舞伎で観たいシェイクスピア作品は? 』関連記事です★

はじめての方は、まずはこちらをご覧下さい ↓
http://blogs.yahoo.co.jp/hana_yukiyanagi/9198303.html

『ハムレット』

【あらすじ】

デンマークの王子・ハムレットは、悲しみと怒りに打ち震えていました。
敬愛する父王が急死し、王位を継いだ父の弟(ハムレットの叔父)・クローディアスは喪が明けるのも待たずに母・ガートルードと再婚したのです。
あまりに唐突で不自然な父の死。
貞淑を忘れたかのような、あまりに心弱い母の再婚。
そして、尊敬には遠く及ばない叔父を父と呼ばねばならぬとは・・・
そんな折、奇妙な噂が聞こえてきました。父が亡霊となり、毎夜城を徘徊するというのです。
親友・ホレイショーの助けを得て亡霊に対峙したハムレットは、衝撃の事実を告げられます。
父は叔父に、命と最愛の妻を奪われたというのです!
怒りに燃えたハムレットは、固く復讐を誓います。

狂気を装い、自らの殻に閉じこもったハムレット。
復讐を胸に誓いながらも、激しい葛藤と憂悶に苦しみます。
美しい恋人・オフィーリアは変わり果てた彼の姿を嘆き悲しみますが、その暗く閉ざされた心の前になすすべを知りません。
―――そして、事件が。
ハムレットの行動が暴発し、間違いの殺人を犯すのです。
殺してしまったのは宰相・ポローニアス。恋人・オフィーリアの父!

恋人の無残な変貌、最愛の父の命までもを奪われたオフィーリアは発狂し、終には自らの命を絶ってしまいます。

そして、ついに復讐の時が。
ハムレットを陥れようとするクローディアスの謀略は、誤って母・ガートルードの命を奪ってしまいます。
父を殺し、母を殺し、この世の美しいものすべてを奪い去ったクローディアスにハムレットは怒りの刃を振るい、ついにその命を奪いました。
そして、ハムレット自身も毒刃に倒れ、息絶えるのでした。

・・・これ、あらすじだけじゃよく分かりませんでしょう?(^^>
詳細なストーリーをまとめてみました。
と、いいますか、あらすじを書こうと思って書き始めたのですが、あまりの面白さに我を忘れ(笑)ぜんぜん「あら」くない筋になっちゃいまして(^^>
文字数が余りに膨大なので、別リンクにいたします。
ご興味がおありでしたらどうぞ♪

『ハムレット』ストーリー詳細 その1 ↓
http://blogs.yahoo.co.jp/hana_yukiyanagi/9199502.html
『ハムレット』ストーリー詳細 その2 ↓
http://blogs.yahoo.co.jp/hana_yukiyanagi/9200134.html

【勝手空想による(笑)見どころポイント!】

●「尼寺へ行け!」ハムレットの腹芸
女の、そして人間の弱さに絶望したハムレットが、愛しい人の純潔を守ってやりたいばかりに叫ぶ名台詞。
自分の言葉が恋人をどれだけ苦しめるのか知りながら(いや、あまりに内向的な心ゆえ気付きもしなかったのか)叫ばずにいられないハムレットの倒錯した心理を、大仰な台詞廻しと大胆なスケールで、かつ繊細に表現して欲しいっ。
心と口が切り離された芝居って、歌舞伎演目に鍛えられた役者さんにはお手の物でしょ?
狂気に事寄せて思いをぶちまけるハムレット、足元で泣き崩れるオフィーリア・・・
黒い廊下に綾錦の着物が広がる姿、大変に綺麗な絵面じゃぁございません?

●美しきオフィーリアの狂い
美しい乙女が絶望に狂う。
華の容姿を赤姫の華麗な衣装でつつみ、不似合いにさばいた髪を乱して―――
白塗りのお顔に、紅い唇がひらめき毒を含んだ言葉を吐き散らす。
女形だからこその不気味な迫力が、最高の効果を産むのじゃないかと思います。
この自虐的な美しさを、三味線の糸にのせて華麗に舞う女形芸でたっぷりみせていただきたいっ(^^)

【雪柳的★理想配役】

《大歌舞伎なら・・・》(敬称略)

ハムレット:中村信二郎 
★ポイントはお声!
男性的な凛々しさもありながら耳に綺麗な澄んだ声音、唄うように流麗な台詞廻しがポイントになるシェイクスピア劇にはすっごくポイント高いと思うんです(^^)
『NINAGAWA〜』@大篠左大臣、声に篭った繊細な感情表現がとても魅力的でしたし、容姿の端正さも文句なし!
若々しいけど子供っぽくはない男らしさのある方だから、若い容姿に、ある種老成した精神を宿したハムレットにはぴったりな気がします♪

ただ、空想配役のなかでは、周りを固める共演陣がものすごく濃密な存在感で迫ってくると思うのですよね(↓他配役は下記。もう勝手だなぁ(笑)やりたいほうだい!)
心配なのは、少々線が細くていらっしゃるかなぁ・・・というところ。周りに飲み込まれてしまいそうな気がします。
唯一無二の注文は、「歌舞伎一座のセンターに立つ、ふてぶてしいまでの存在感が欲しい」ということ!
「うわっ、信二郎丈、化けたな!」って思わせてくれるくらいのインパクトでお願いしますっ。

6月の国立劇場で、端正な二枚目役がお馴染みだった信二郎丈のビックリ配役・粂寺弾正(@毛抜)の好演を観て以来、すごく気になる存在なのですよね。
この方にたーっぷり苦悩していただきたいっ!

オフィーリア:中村福助
★雪柳的配役で一番最初に決まった(←勝手にね(笑))のがオフィーリア@福助丈!
ちょっぴりおきゃんな可愛さ、恋に憧れ恋を夢見る少女ぶりから、愛する人の狂気に怯える姿・・・そして眼目(←かってに決めた!)の狂乱では、清らかさと同時に娼婦性みたいなものも滲ませて、女の深さを存分に表現してくださりそう。
それほどの姿を見せていながら、記憶に残るのはオフィーリアの清らかな美しさだけだという「芯」のところのインパクトの強さを、この人なら見せてくださると思うのですよねっ!

ホレイショー:中村橋之助
★朗らかで頼りがいのある男らしさ、友情に篤そうなところ・・・ハムレット第一の親友・ホレイショーはこの人で!
もちろんハムレット役もお似合いだと思うんですけれど、橋之助丈は「主人に仕える武士」の忠誠ぶりというか、一身を惚れた男に預けたような潔さがものすごく似合う気がするんですよね。ただ単に家来というだけじゃなくて、生き様の感じられる家来ぶり。
で、今回はホレイショー!で、どうでしょ?

ガートルード:中村雀右衛門
★賢い大人の女性であることを知りながら、その儚いまでの美しさ・清純さに思わず寄り添いたくなる頼りなさもあったりして。
「女の弱さ」を宿した、美しき悲劇の王妃。絶対にこの方でしょう!

クローディアス:松本幸四郎
★クローディアスは悪ですが・・・その実、とても悲しい男だと思います。幸四郎丈の持っている独特の闇が、この役にすごく似合うと思うのですよね。

父王(亡霊):中村吉右衛門 ←ここらへんが異常に豪華(笑)

《若手歌舞伎なら・・・》(敬称略)

ハムレット:中村勘太郎
★純粋さ、真っ直ぐさ、優しさ・・・苦悩する若者イメージにぴったり♪
一直線な情熱で演じていただきたいっ!

オフィーリア:中村芝のぶ
★汚したくないハムレットの憧れ・オフィーリア。
あの可愛らしさは、絶対に汚したくないって思いますもの!

ガートルード:片岡孝太郎
★孝太郎丈の女形は、芯の強さを感じます。
芯が強く賢い女性だからこそ、一途に愛した男の死に我を忘れ、別の男に縋ってしまった女の哀れさ、深い苦悩を鮮烈に演じてくださりそうな気がします。
ハムレットに貞淑の意味を諭されるシーン、絶対ものすごいものになる気がする!

クローディアス:市川男女蔵
★若手+悪、といえば男女蔵丈でしょう(笑)
あの低く伸びやかなお声が語る台詞が聞きたい!

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知らなかった世界を知ることが出来ました。
有難うございます。知識が増えました。

2009/12/22(火) 午後 4:44 [ シルバーヘアー ]

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シルバーヘアー様、初めまして!ご挨拶が遅れに遅れて恐縮です〜〜〜!!!ちょっと洒落たニュースに時事考察、興味深く拝見させていただきました(^▽^)シルバーヘアー様のアンテナに引っかかる事件、これからも楽しみにしています♪

2010/2/14(日) 午後 8:57 [ 雪柳 ]


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