文花座

歌舞伎、宝塚歌劇団、劇団四季・・・大好きな舞台の感想をつらつらと♪

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《 映 画 》 1本

4/4(月) 『八日目の蝉』 主演:井上真央、永作博美

【ひとこと!】
「愛された記憶」というのは、それがたとえ意識的な記憶に残っていなかったとしても、身のうちに確実に残り、存在しているんだと。
無意識下で、本能下で、それは確実に存在しているんだと。
ラストシーン、その偉大さを感じました。

【映画Review】なかみはまたあと!

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《 Book 》 7冊

『てげてげ。「良い加減」なガンとの付き合い方』 愛華みれ/著

【YAHOO!ブックス】http://books.yahoo.co.jp/book_detail/AAZ77286/

【ひとこと!】
頑張ってきた人って、そうし続けて生きてきた年月のなかで「頑張り」のバランス感覚が奇妙に歪んじゃって、生きていく上で大切な、素直さとか、自分自身に対する正直さとかを、不当に犯してしまいがちだったり、する。
闘病記なんですけれども、それと同時に(むしろそれよりも)、その心の変化――素直になること、自分に正直になること、力を抜いて自然に生きることは、負けじゃない。逃げじゃない。それを自分に許すことを認める、ということ――がものすごい浸透度の高さで心に入ってきました。
鋼鉄の強さじゃない、生身のしなやかな強さを、彼女は手に入れたんだなって。

【Book Review】なかみはまたあと!

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『赤毛のなっちゅん 宝塚を愛し、舞台に生きた妹・大浦みずきに』 内藤啓子/著

【YAHOO!ブックス】http://books.yahoo.co.jp/book_detail/ABA34406/

【ひとこと!】
著者・内藤啓子さんの文章がすごくいい。変に美化したり象徴化したりと言葉を飾ることがないのが本当に素晴らしく、「大浦みずきさん」が多分実物大そのままに、ご本の中にすっぽりと納まっている、そんな印象です。
愛されて余りある、女優・大浦みずきさん。人間・阪田なつめさん。
彼女のダンスを、その男役を、一度でいい、観てみたかったです。

【Book Review】中身はまたあと!

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『小僧の神様・城の崎にて』 志賀直哉/著

【YAHOO!ブックス】http://books.yahoo.co.jp/book_detail/AAQ01137/

【ひとこと!】
この人の文章はおそらく、主張やテーマを「表出」させるための職人的手段ではなくて、心に波紋を感じる出来事や思いをそのまま綴るための素朴な道具なんだと思う。つまり作為を感じないのです。感情が、誇張されたり濃縮されたりすることなく、ごく自然な、かそけき香りのようにスイと鼻先を通り抜けていく。
うっすらした愛しみも哀しさも、心を「動かされる」んじゃなくて、「動いた」という自発的な、委ねられた印象の中でうかんでくる。そんな印象でした。

【Book Review】なかみはまたあと!

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『たすけ鍼』 山本一力/著

【YAHOO!ブックス】http://books.yahoo.co.jp/book_detail/ABA24670/

【ひとこと!】
染谷に関わると人が変わる。彼が「変える」んじゃなくて相手が変わる。
医療を媒介にした人間模様、登場人物それぞれに親近感が沸きます。娯楽小説的な安定感もあって読みやすい。シリーズ物かな?彼らが江戸の町に生きるなら、続きも読んでみたいです。

【Book Review】中身はまたあと!

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『回天の門』 藤沢周平/著

【YAHOO!ブックス】http://books.yahoo.co.jp/book_detail/AAC40111/

【ひとこと!】
「清川八郎」という名を聞いたときぱっと浮かぶ印象は、決していいものじゃない。ヤマ師、詭弁家。
歴史の俯瞰者となれる権利を振りかざしてみるなら、その人生そのものを感覚的な好悪で判断することになんの痛痒も持たないけれど・・・命がけでその時代を生きた「人間」としてのその人を知ると、なんというか、その懸命と葛藤、真摯、そして死してなお「未来」を知る人の訳知り顔にさらされて、何の言い訳もなく無言であることに哀しささえ覚えます。
藤沢周平さんは耐えられなかったんだろうなぁ。何の言い訳もせず無言で、固い、冷たい死に顔をあお向けている男に、せめてもの言い訳をしてやりたかったんだろう、その人生に報いてやりたかったんだろう。そう思いました。

【Book Review】なかみはまたあと!

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『菊と葵のものがたり』 高松宮妃喜久子/著

【YAHOO!ブックス】http://books.yahoo.co.jp/book_detail/AAM71999/

【ひとこと!】
とてもとても面白いご本です!
「妃殿下にしておくには惜しい」(!!)喜久子妃の朗らかで精神的に自由闊達なお人柄と、よく見える目を以って目撃した昭和皇室の景色というものが生き生きと描き出されて興味深い。
人生に、時代の大きな歴史が絡みつき、足元に波がひた寄せるような、それでいて傍観者であり、当事者である立場。まさに唯一無二の方が筆をとってくださった!という感じ。
妃殿下同士の対談記事なども含まれますが、その言葉遣い、思考回路の大らかなロイヤリティ(というのか?)、行動に対する責任と義務を身に受け止めて堂々とした態度、そして皇室・宮さま方に対する尊敬の念というのが、皇室云々というのじゃなく、古きよき時代の、引き締まった美しい輪郭としてそこに在ります。

【Book Review】中身はまたあと!

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『新千年紀古事記伝YAMATO』 鯨統一郎/著

【YAHOO!ブックス】http://books.yahoo.co.jp/book_detail/AAM56005/

【ひとこと!】
古い、古い時代の物語って、不思議な安定感と明るさと、朗らかさと、そこはかとない怖さと、奇妙な説得力がありますよねぇ。
何を求めるというのじゃなく「あぁそうなんだ」と納得しながら腹の中に納めていく、その上で、神話に翼が生えて飛び立つのを、大空に目をめぐらせて必然のように見送った。そんな感じの読書でした。

【Book Review】なかみはまたあと!

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