文花座

歌舞伎、宝塚歌劇団、劇団四季・・・大好きな舞台の感想をつらつらと♪

幕間の歌舞伎語り♪

[ リスト | 詳細 ]

記事検索
検索

大盛り上がりヾ(@^∇^@)ノが報じられる中村勘三郎襲名披露の様子を聞いて。
映画やTV・ドラマでゾッコン惚れ込んじゃった役者さんが実は歌舞伎役者だったりして。
「なんとなーく、気にはなるんだけど」な興味はあったりして。

けど、何を観ていいかよく分からないし¬(  ̄ー ̄)┌
どこで観られるかよく分からないし¬(  ̄ー ̄)┌
第一、歌舞伎なんて解るわけない!¬(  ̄ー ̄)┌
・・・・って今一歩踏み込めない方、結構多いのではないかしら?

そんなアナタ!!

8月の歌舞伎座公演、実は歌舞伎デビューにうってつけなんです!

通常の歌舞伎公演は一日二部制(昼の部・夜の部)。
一部に3〜4演目がたっぷりと揃う豪華なラインナップで観客を出迎えてくれます。
まさに一日がかりの大娯楽(^^)
たっぷりみっちり歌舞伎に浸れて嬉しいのはやまやまなんですが、実はチョットきつい部分も(笑)
この「一部」を観るだけでも、実に5時間に及ぶ長丁場!(休憩時間含む)
それに、代金もお安くない(T^T)
(16800円・14700円・10500円・4200円・2520円)
歌舞伎に興味があっても、チョット尻込みしちゃう気持ち、よく分かります。

そんな悩みを吹き飛ばす真夏の台風(!?)が『八月納涼歌舞伎』なんです!!

歌舞伎の聖地・歌舞伎座。
今でこそ一年中すべての月に歌舞伎がかかっていますが、かつては盛夏の8月のみは歌舞伎興行がお休みだったそうなのです。
豪華なお衣装、大人数を使っての大暴れ、外の猛暑に熱気と興奮のヒートアップが重なったら、冷房代が馬鹿にならない(笑)・・・なんてのがホントか知りませんが(^^>
お江戸の昔から、看板俳優さん達はこの時期にお休みを取るのが通例だったのですって。

そんな慣例をぶち破ったのが我らが中村屋。
「歌舞伎座で歌舞伎が観られない月なんてあってたまるかよ、べらぼうめ!」とエドッコ中村屋が言った・・・かは知りませんが(^^>、真夏にも楽しんでもらえる工夫を凝らした歌舞伎公演を立ち上げ、それが新たな「通例」になったのだそうです。

まず第一に公演形態。

八月だけの三部制(公演時間は休憩を含む3時間超程度)。
もちろんその分だけ料金もお安く、ぐっとお手ごろ(^^)
(12600円・11550円・8400円・3150円・1680円)
最安席なんて、映画より安い!いいの!?

第二に、出演者。

普段至芸で魅了してくれる大幹部の国宝級役者さんたち(・・・ぶっちゃけご高齢)に変わって、納涼歌舞伎の主力は中堅・若手俳優陣(^^)
歌舞伎以外のメディアでも大活躍の市川染五郎丈・中村獅童丈・中村勘太郎&七之助兄弟はじめとする若手組も、討ち揃ってご出演!

中堅どころの実力派・坂東三津五郎丈、中村福助丈、中村橋之助丈、片岡孝太郎丈(=『白い巨塔』の佃助教授♪・・・歌舞伎では、そりゃぁ可愛らしい女形さんですけど(^^>)
働き盛り&男盛り(&女盛り(笑))がずらりと〜!

そしてそして、襲名披露の熱気も覚めやらぬ中村勘三郎丈がご出演!というのがビックリするじゃありませんか(^^)
襲名披露公演、空前のチケ難で涙を呑んだかたも多かったはず。
その勇姿、拝まぬテはございますまい♪

第三に、趣向。

納涼と銘打つからは、涼しさ漂う演目がずらりと並びます。
眼に涼しい夏の風物がちりばめられた舞台、内側からぞーっと涼しくなる怪談もの。
今回はラインナップされていませんが、本物の水を使った趣向で演じられるお芝居も納涼の楽しみです(^^)

演目も、古典の大作から趣向の面白そうな舞踊、そしてコクーン歌舞伎が歌舞伎座初上陸!と楽しみすぎるラインナップ。
せっかくの夏休み、ごろごろする一日にはっぱをかけて、ちょっくら歌舞伎座ヘ繰り出しませぬか?

+歌舞伎の面白さに目覚めちゃった方も、ゾッコンディープなファンの方も!

選べる3タイプ(笑)ねぇねぇ、どれ観にいきましょうか〜♪

※管理人・雪柳のお庭がお江戸付近なものですから、情報はその地域限定です。
全国では、もっともっとたくさんの公演がかかっていますよ(^^)

では、初心者カブキズキ・雪柳が楽しみにしているポイント等も交え、ちょこっと(←ちょこっと!?)ご紹介いたします♪

【8月の歌舞伎公演】(東京近郊限定)

●八月納涼歌舞伎 第一部
『祇園祭礼信仰記 金閣寺/橋弁慶/雨乞狐 野狐の五変化』
(銀座:歌舞伎座)

紹介記事はこちら→少々お待ちくださいm(__)m

●八月納涼歌舞伎 第二部
『伊勢音頭恋寝刃 油屋 奥庭/蝶の道行/京人形』
(銀座:歌舞伎座)

紹介記事はこちら→少々お待ちくださいm(__)m

●八月納涼歌舞伎 第三部
『串田劇場 法界坊』
(銀座:歌舞伎座)

紹介記事はこちら→少々お待ちくださいm(__)m

―――初めての方は、まずはこちらをご覧下さい―――
http://blogs.yahoo.co.jp/hana_yukiyanagi/6377446.html

【公演情報】
公演名:歌舞伎鑑賞教室『義経千本桜 河連法眼館の場』
会場:国立劇場(東京・三宅坂)
公演日程:7月3日(日)〜24日(日)
公演詳細情報サイト:『日本芸術文化振興会』HP↓
http://www.ntj.jac.go.jp/performance/3.html

「初心者にお勧めの演目はありますか?」と聞かれても、実はなんとも答えづらいもの。
歌舞伎のどこに面白味を感じるのだろうと思えば人それぞれだろうし、理解度だって違うだろうし・・・第一お勧めなどと言ったって、その芝居が「歌舞伎を観ようかな」という今のタイミングで上演されていなきゃ意味ないもの。
・・・・それに、質問を受けている私自身が、見る演目すべて「初体験(きゃ♪)」なへなちょこ初心者というていたらくですからね(^^>(←ここがもっとも頼りない(笑))

でも、これだけは100%の自信をもって「お勧め!」と明言できる作品があります。

『義経千本桜 河連法眼館の場』

誰もが「歌舞伎」と聞けばイメージが膨らむであろう絢爛豪華な舞台面。
女より美しい女形・絵から抜け出してきたような立役(=男役)、人形のように美しく装った役者。
「動かない」「分からない」――――という歌舞伎のマイナスイメージをことごとく粉砕するかのようなエネルギッシュさ!
「観客を楽しませることに徹しきった」趣向・見せ所の数々には、普段の生活の中にない「芸」を目の当たりにする喜びに圧倒されること必至です(^^)
それでいながら、作品は時代物の重厚な古典作品。
客に媚びることも阿ることもない正統派の舞台で表現されるのは、理屈抜きで伝わるものがある珠玉の「愛」の物語です。
傑作と名高いこの作品を、スペクタクル満載の『澤潟屋(=おもだかや)』型で見せるこの舞台。
「歌舞伎デビューにお勧めは?」と聞かれれば、今度のこの公演は間違いなく超お勧めです!

しかもこの公演は、国立劇場が用意してくれた「歌舞伎教室」。
教室の名の通り、知的好奇心をくすぐる歌舞伎レクチャー+実演(お芝居一幕)を組み合わせた楽しい授業(^^)
そのうえテキストは無料配布!
役者さんのインタビューや演目のあらすじが記載されたミニプログラムがついてきます。

そして、なんたって嬉しいのは、お値段!!
「学生さんは金がない」(←リアルな言い草・・・)ことを良くご存知の教授陣。
めちゃめちゃリーズナブルに歌舞伎を見せてくれるのですよ!

一等席3800円!!
↑歌舞伎座なら14700円ですよぉ!?
かぶりつき(最前列)だって3800円!!
とちり席(7.8.9列の一番観やすいとされる席)だって3800円!!
役者さんの体が起こす風を感じられる花道脇だって3800円!!←若干しつこい(笑)

二等席にいたっては、たったの1500円!!
学生さんなら更にお値引き、1300円!!
映画より安いじゃないかΣ(゜□゜*)!!
しかも国立劇場(大劇場)は、二等席でも花道がほぼ見える親切設計。
最低ランクの二等席でも、歌舞伎座でいうならば10500円の二等席並みの観易さです。

歌舞伎デビューを阻む「歌舞伎は高い(゜ーÅ)」のハードル、今回ばっかりはらくらくクリア♪

公演形態は以下のとおり。

まずは、役者さんによる「歌舞伎のみかた」というミニレクチャー。
学生さんや歌舞伎初心者の興味をゲットするため、また、好きな人も歌舞伎をより楽しむための「トリビア」心をくすぐる趣向で楽しませてくれます♪
小中学生だって社会科見学に来るぐらいですから、分かりやすさは抜群。
しかも、今回の先生は市川笑三郎丈、市川春猿丈!
笑三郎丈って、最高の芸人(失礼!?)なんですよねぇ(^^)もう大好き〜!!
春猿丈は、最近ご出演なさったさんまさんのトーク番組での素晴らしすぎるキャラが記憶に新しゅうございます(笑)
もう、どれだけ楽しいレクチャーになるか想像しただけで怖い!!皆で無駄に腹筋を鍛えましょう(笑)

そして、次に分かりやすく面白い演目の一幕を上演するという趣向です。
今回の『義経千本桜 河連法眼館の場』は、前半でもとっぷり語りましたが素晴らしいですよ!
私は去年、歌舞伎座での同演目を観劇した時、「歌舞伎ってこれほど人を楽しませてくれるのか!」と眼からウロコがぼろぼろ落ちました。
なんというか・・・一流サーカスの至芸を見ているような興奮に、自分は何にもしていないのになぜか汗だく(笑)
その上に、温かい芝居の感動が乗っかるのですからこりゃぁたまりませぬわいなぁ(^^)

今回は「市川右近宙乗り狐六方相勤め申し候」とのキャプション付き。エンディングで、あの有名な「宙乗り」が見られますよ!

先月の歌舞伎座「勘三郎襲名披露」で上演された同演目とは、同じ作品ですが演出方法が違います。
それぞれに味わいの違う「音羽屋型」と「澤潟屋型」を見比べて見るのもまた一興ではないでしょうか♪

―――初めての方は、まずはこちらをご覧下さい―――
http://blogs.yahoo.co.jp/hana_yukiyanagi/6377446.html

●七月大歌舞伎『NINAGAWA十二夜』

「歌舞伎にだけは手を出すまいと思っていた」世界のNINAGAWAを、一人の若者が歌舞伎座のど真ん中へ引っ張り出した。
尾上菊之助丈。
その情熱に、蜷川氏をして「若武者を助けるために、爺が駆けつける」と言わしめた、歌舞伎界の若きプリンス(プリンセス、でもある(笑))を主演に据えた、この夏一番の話題作の幕が開きました!

銀座:歌舞伎座
七月大歌舞伎『NINAGAWA十二夜』

シェイクスピアのキッチュなラブ・コメディーを原作に、絢爛豪華で愉快な「新歌舞伎」が初御目見得です♪

蜷川氏の創る舞台って、かぎりなく美しく鮮烈な舞台美術もさることながら、筋立てのシンプルさ・力強さが素晴らしいと思うんです。
なんというか、物語の芯の部分が太い。
小手先の驚きや楽しさというよりも「本質」そのものをものすごく大切にしていて、そこのところにものすごい説得力があるという気がします。
(もちろん、あくまで私見ですけれども(^^>)

・・・ごちゃごちゃ言いましたが、要するに蜷川演出は「分かりやすい」!
とっつきにくく思える「シェイクスピア」も、この人の手にかかればワクワクドキドキの「人間ドラマ」として目の前に立ち上がるんですよね。
そして、とっつきにくさイメージではシェイクスピアといい勝負(笑)の歌舞伎をも、そう観せて下さるのじゃないかしら(^^)

歌舞伎や舞台が大好きな人はもちろんのこと、「舞台」という娯楽が自分の中にない人にこそ最適なんじゃないでしょうか。
一気に「歌舞伎デビュー」「舞台デビュー」で、新しいゴラクの世界にいらっしゃいませな〜(^^)

稀代の名演出家が引き出す「歌舞伎らしさ」って、どういうものだろ?
心底ワクワクいたします〜!!

そして、シェイクスピア作品といえば流麗な台詞劇。
言葉の洪水に溺れかかりそうになって、あっぷあっぷになりながら、いつのまにか・・・・
気持ちよくなってくるんですよね(笑)
「言葉の魔術」ってセンテンスが、実にぴたり!
西洋の「魔術」を手に入れた、東洋の歌舞伎役者たち―――
新しい歌舞伎は、黙阿弥の七五調のような新たな「気持ちよさ」を下さるものかしら。
後の世のスタンダードが誕生するかもしれませんね(^^)

歌舞伎好きにとっても、演劇好きにとっても、そしてシェイクスピア翁にとっても(笑)
この出会いが、最高に幸せなものとなりますように!

ご紹介などと生意気を言いつつ、自分の「ワクワク」をぶつけただけの体たらくになってます(笑)
でも、紹介しようったって、この作品を知っているのは初日(7月7日)に駆けつけた幸せな数千人だけなんだもの。
たくさんのメディアで紹介されたこの作品の「におい」を胸に吸い込んで、気分を盛り上げていくしかありますまい!
たくさんの情報をあつめてみました。
歌舞伎座の座席に座るその日までは、これで凌いでください(笑)

まずは製作発表記者会見記事を!
行間から滲む「ついに、ふわふわした夢を掌に握り締めた」感慨と、三人三様の「熱」。
状況をイメージするなら「全国大会を狙う高校運動部の部室」ってところでしょうか〜。
冷静で頭脳派の監督(=その過去には何が・・・?)
いざという時凄みを見せる主将(=普段はちょっとお茶目キャラ♪)
未知のパワーを内に秘めた新人ルーキー(=実は結構美少年(^^))
・・・スポ根マンガみたいなキャラ設定が嵌るなぁ(笑)
チームワークは絶品でしょ、目指せ全国制覇!(←あれっなんか間違ってる!?)
『松竹』公式HPより
「七月大歌舞伎「十二夜」製作発表&公開情報」はこちら↓
http://www.kabuki-za.co.jp/info/news/05/0428/

同会見レポをもう一つ♪
『シアターガイド』公式HPより「7月大歌舞伎『NINAGAWA 十二夜』製作発表」はこちら↓
http://www.theaterguide.co.jp/pressnews/2005/05/09.html

Cuteなチラシ画像+配役+あらすじ&見どころ等、嬉しい情報盛りだくさんです(^^)
公演情報の詳細もこちらから!
『松竹』公式HPより「NINAGAWA十二夜」紹介ページはこちら↓
http://www.shochiku.co.jp/play/

『MSN―Mainichi INTERACTIVE 歌舞伎』より
「歌舞伎:「NINAGAWA 十二夜」で初の演出、蜷川幸雄さんに聞く」はこちら↓
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/gakugei/kabuki/

『YOMIURI ONLINE』より
「シェークスピア+歌舞伎 「NINAGAWA十二夜」 菊之助「継続したい挑戦」」はこちら↓
http://www.yomiuri.co.jp/entertainment/stage/trad/20050620et02.htm

お写真付き・・・綺麗過ぎて怖い(笑)
『ASAHI com』より
「美の融合 挑む菊之助 「NINAGAWA 十二夜」はこちら↓
http://www.asahi.com/culture/theater/TKY200506300249.html

大盛り上がりヾ(@^∇^@)ノが報じられる中村勘三郎襲名披露の様子を聞いて。
映画やTV・ドラマでゾッコン惚れ込んじゃった役者さんが実は歌舞伎役者だったりして。
「なんとなーく、気にはなるんだけど」な興味はあったりして。

けど、何を観ていいかよく分からないし¬(  ̄ー ̄)┌
どこで観られるかよく分からないし¬(  ̄ー ̄)┌
第一、歌舞伎なんて解るわけない!(学生時代の鑑賞会、寝ちゃったし(爆))¬(  ̄ー ̄)┌
・・・・って今一歩踏み込めない方、結構多いのではないかしら?

そんなアナタ!!

7月のお江戸(=東京近郊)は、歌舞伎デビューにうってつけなんです!

「歌舞伎座」では、期待の新作♪
演劇界騒然(笑)の大事件!
世界のニナガワ演出の、歌舞伎版ロマンティック・コメディーが満を持しての初上演です!!

「国立劇場」では、ディープな古典♪
‘歌舞伎`イメージを絵に書いたような豪華絢爛な舞台で繰り広げられる、シルクドソレイユもビックリの一大アクロバティック!
‘動かない`‘わからない`‘つまらない`・・・そんな‘歌舞伎`の概念ががらがらと崩れ落ちていきますよ。

+歌舞伎の面白さに目覚めちゃった方も、ゾッコンディープなファンの方も!

ねぇねぇ、どれ観にいきましょうか〜♪

※管理人・雪柳のお庭がお江戸付近なものですから、情報はその地域限定です。
全国では、もっともっとたくさんの公演がかかっていますよ(^^)

では、初心者カブキズキ・雪柳が楽しみにしているポイント等も交え、ちょこっと(←ちょこっと!?)ご紹介いたします♪

【7月の歌舞伎公演】(東京近郊限定)

●七月大歌舞伎
『NINAGAWA 十二夜』
(銀座:歌舞伎座)

紹介記事はこちら→ http://blogs.yahoo.co.jp/hana_yukiyanagi/6429821.html

●国立劇場歌舞伎鑑賞教室『義経千本桜 市川右近宙乗り狐六法相勤め申し候』
(三宅坂:国立劇場)

紹介記事はこちら→http://blogs.yahoo.co.jp/hana_yukiyanagi/6579231.html

―初めての方は、まずはこちらをご覧下さい―
http://blogs.yahoo.co.jp/hana_yukiyanagi/3684749.html

●同 夜の部
『通し狂言 盟三五大切』『良寛と子守』『教草吉原雀』
(銀座:歌舞伎座)

一幕目は『通し狂言 盟三五大切』

作品ジャンルとしては『世話物』です。
(Q.世話物って?→A.http://blogs.yahoo.co.jp/hana_yukiyanagi/403178.html

アタマにくっついている「通し狂言」って言葉。これが今回の嬉しポイントヾ(@^∇^@)ノ
「通し狂言ってなんぞや?」といいますと・・・・

歌舞伎作品というのは、長大なストーリーを持っているものが多いそうです。
作品によっては、実に10時間以上に及ぶ大作もあるらしい(××)
・・・そりゃあ役者も観客も辛かろうよ、ってことで、通常の上演形態としては、見どころや見せ場の多い一部分だけを切り取って、それだけを上演するわけです。
観客はそこまでのストーリーや人物設定・エピソードなんかは承知の上、という前提で物語がはじまっちゃう。

もちろん、人気の高い洗練された場面ですから、それはそれで面白いし完成しています。
けれど、やっぱり「訳分からない」部分や「理解できない」部分がどうしても残る。

それに対して「通し狂言」というのは、全幕(=もしくはほぼ全幕)をストーリーの流れのとおりに上演する形態です。
やはりこれだと、ドラマとしてとってもわかりやすいし、流れが自然。
作家の真意が伝わるし、人物が人間らしく息づくようで心に寄り添いやすいのです。

・・・という訳。
ですから、この機会はとっても貴重だし嬉しいっヾ(@^∇^@)ノ

さて、肝心の物語は。

物語の背中をドンと押すのは、様々な思惑にまみれた「百両の金」。
物言わぬ小判の束が、動きもせず笑いもせずに―――
回りの人間達を躍らせ、惑わせ、そして凄惨な血の匂いが漂う悪鬼を生み出していきます。

『忠臣蔵』の大波に一家もろとも飲み込まれ、息の出来ない水底へ引きずり込まれてもがく、男。
父が、自分が、胸を張って生きるためにどうしても必要な「百両」―――

愛する三五郎のために、自分に惚れた薩摩源五兵衛の懐の「百両」を狙う、女。

武士の忠義を担保に借りた「百両」、同時に、惚れた女の身を助ける代償も「百両」―――
愛と忠義の狭間で身を裂かれる、男。

思いはもつれ、絡み合い、裂けた心から鮮血を噴出させながらのたうちまわる三人。
しかし、最後に知れた真実とは・・・

大の大人が、大きな掌の上で滑稽に遊ばされていたような。
泣きながら狂ったように笑い、笑いながら血の涙を流すような。
凄惨でグロテスクな、そして鮮烈な魅力を放つ鶴屋南北作品がお目見えです。

三五郎に片岡仁左衛門丈。
小万に中村時蔵丈。
薩摩源五兵衛に中村吉右衛門丈。

役者が見事ー!!嬉しすぎて・・・涙が・・・(T^T)

関連記事をどうぞ♪

『MSN−Mainichi INTERACTIVE 歌舞伎』より
「「盟三五大切」 吉右衛門と仁左衛門、両雄がっぷり−−6月、東京・歌舞伎座 ◇殺しの源五兵衛×小悪党 三五郎」
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/gakugei/kabuki/

『東京新聞 名流』より
「忠義のむなしさ描く 仁左衛門、三たび三五郎役 2日から歌舞伎座『盟三五大切』」
http://www.tokyo-np.co.jp/meiryu/20050528m3.html

二幕目は『良寛と子守』。

一幕目でささくれ立った心を、おだやかな良寛様と可愛い子供達に癒していただきましょう(笑)

子守として一生懸命働くおよしちゃん。けれど、本人だってまだ子供。
地蔵堂の境内で、里の子と戯れて遊んでいます。
そこへ、子供が大好きな優しい良寛様が通りかかり・・・
ほのぼのとした、優しく温かい舞踊劇なのだそう(^^)

ここでのお祝い事は、渡邊愛子ちゃんの初御目見得!
渡邊愛子ちゃん、まだまだ赤ちゃんの1歳。
中村富十郎丈(75歳)のお孫さん・・・じゃないんですよっ!「お嬢さん」!!
お兄さん・大くん(6歳)と一緒に、パパの舞台を可愛く盛り立てます(^^)

・・・どおりで富十郎丈、お若いはずだよ。アッパレじゃ!!(by奥方萩の江)

関連記事をどうぞ♪

『東京新聞 名流』より「歌舞伎座6月 富十郎、愛児2人と ゆかりの地、新潟で成功祈願」
http://www.tokyo-np.co.jp/meiryu/20050514m2.html

今回の舞台に対する記事じゃないですけれども、富十郎丈の楽屋に鎮座まします〇〇〇に思わず笑顔(^^)
『東京新聞 名流』より「’03 熟年組突っ走る 90歳には長男に富十郎襲名を… 」
http://www.tokyo-np.co.jp/meiryu/20031227m1.html

三幕目は『教草吉原雀』。

捕らえられた生き物を放しその命を助けるという善行「放生会」が行われるその日。
江戸の吉原に現れた鳥売りの男女が「放生会」の由来を語り、廓の賑わいを織り交ぜた軽妙な舞で人々を楽しませています。
そこへ、鳥刺し(=とりもちをつけた棒で、小鳥を捕まえる人)の男が現れると、男女の態度が一変。
この男女、実は・・・

踊りの面白さが注目の作品なのですって(^^)

中村梅玉丈の生真面目な風が漂う端正な踊り、大好き!
中村魁春丈の踊りって、着物の下のしなる体が見えるよう。いやらしい意味じゃなくて。
この方の首振り、首筋から着物の中に消えていく胸のあたりまでがものすごい大きさで動くんですよね。
不思議な・・・でも、不潔な感じのない色気。
誰にも似ていない女形さんだと思います。


よしもとブログランキング

もっと見る

[PR]お得情報

ふるさと納税サイト≪さとふる≫
実質2000円で好きなお礼品を選べる
毎日人気ランキング更新中!
数量限定!イオンおまとめ企画
「無料お試しクーポン」か
「値引きクーポン」が必ず当たる!

その他のキャンペーン


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事